近 況 愚 写 録 

========== 2014年8月4日 ==========

〜19時55分更新〜

tugasarunokoshikake

ツガサルノコシカケ。

水滴をつけていることが多いのは、
木の養分と一緒に吸収した水分が、
きのこ内で飽和して漏れだす(抽出している?)ためらしい。

きのこの水滴ひとつひとつに、森がある……。
マルチユニバースならぬ、マルチフォレスト(笑)。

それにしても、
倒木が邪魔してうまくフレーミングできなかった。
ま、仕方ない……。

(E-M1)



お知らせ

2014年8月7日に、とよ田キノ子さんの著書、
『きのこ旅』(グラフィック社)が発売されます。

きのこ旅

ぼくは、阿寒湖周辺のきのこガイド記事執筆、
表4(裏表紙)、ポストカード用写真の提供など、
お手伝いさせていただきました。

ぜひ、ご覧ください。

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========== 2014年8月5日 ==========

〜22時45分更新〜

tugasarunokoshikake

水のきのこ。
ツガサルノコシカケ。

(E-M1)



〜18時15分更新〜

hanahoukitake

ハナホウキタケ。
ややオレンジ色っぽい個体。

(E-M1)


hanahoukitake

ハナホウキタケ。
こちらは、やや赤っぽい個体。

(E-M1)


hirohidatake

ヒロヒダタケ。
ちょっと、開きすぎてしまった。

(E-M1)


朝からずっと雨降りの阿寒湖周辺。
雨の日は、森がしっとりしているし、
吸血昆虫の来襲も少ないし、
条件的には悪くない。

森の中なので、木々の葉が傘代わりに。
でも、当然、カメラはびしょ濡れ。

持っていったカメラは、D800とE-M1なので、経験上、
相当雨が降ったとしても、それが原因で故障する確率は、
ほとんどない、と言ってもいい。

と、いうことで、
赤い、きれいな、ホウキタケ、
ハナホウキタケと、初対面。

雨も、また、よし。



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========== 2014年8月6日 ==========

〜21時50分更新〜

koganetengutake

コガネテングタケの幼菌。
金色のだるまさん。
かわゆい。

(E-M1)


usukitengutake

おそらく、ウスキテングタケ。
すっきりとしたシェイプ。
きれい。

(E-M1)



〜18時30分更新〜

kusahatsu

クサハツがいたるところに。
ゴゼンタチバナの実が赤くなりはじめた。

(E-M1)


shakujyousou

シャクジョウソウ。
光合成をせず、生きる栄養を、
キシメジ属のきのこにもらっている、菌従属栄養植物。

(E-M1)



〜15時45分更新〜

nikawahoukitake

ニカワホウキタケの幼菌。
雨上がりの朝、アカエゾマツの森へ。
コケについた水滴がすごくきれい。

ライブビューで水滴を拡大し、
ちゃんときのこが写っているかチェックしてから、
シャッターを切った。

こういう撮影は、本当に楽しい。

(D800)


tugasarunokoshikake

オチバタケ。

地衣類がびっしり覆った倒木を、
じっくりなめまわすように見ていたら、
一列に並んだ地衣類の間に、オチバタケを発見。

ハナゴケ(後ろ)やコアカミゴケ(赤)など、
地衣類の皆さんと一緒に記念撮影(笑)。

(D800)



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========== 2014年8月7日 ==========

〜20時00分更新〜

haiirotameashitake

ハイイロナメアシタケ。
雨の日の森は、まるで、水の中のよう……。

(E-M1)


kurokotamagotengutake

クロコタマゴテングタケ。
一瞬だけ、雲が薄くなったけど、
日が射すほどではなかった……(笑)。

(E-M1)



〜17時00分更新〜

umasugigoke

ウマスギゴケと、フジノマンネングサ。

雨降り阿寒湖、気温は20度に届かず。
コケコケの森は、しっとり鮮やか。

(E-M1)



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========== 2014年8月8日 ==========

〜19時30分更新〜

kinoko

コケの水滴に閉じ込められたきのこ。
雨は雨なりに楽しい。

(D800)


rokushougusarekin

ロクショウグサレキン。
とても小さいけど、きれいな青。
右上に、冬虫夏草っぽいものが写っているのに、
さっき写真をチェックしていて気づいた(笑)。

(E-M1)


kinoko

苔むした倒木の枝の先から、きのこが。
名前を調べるのが面倒くさい(笑)。

(E-M1)



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========== 2014年8月9日 ==========

〜21時15分更新〜

usuhiratake

ウスヒラタケがたくさん。
太陽がちらっと射し込んできたので、
ちょっと遊んで撮影。

(E-M1)


gibellulatake

そして、そして、久々のご対面。
虫ではないけどクモから発生した冬虫夏草、
その名もギベルラタケ。

このクモの大きさは、1cm弱。
アカエゾマツの枝の上に移動したところで、
ギベルラタケにトドメを刺され、命を終えたと……。
きのこ、恐るべし。

こんなに小さくて地味なきのこを見つけられるのも、
日頃の「きのこ目」の鍛錬の賜物でございます(笑)。

では、ちょっとだけ、
クモの本体部分をクローズアップ!
ちょっとグロいかもしれないので、
虫が嫌いな方はご注意のほどを……。











gibellulatake

毛深い足が確認できるけど、
顔は見えませんな。
胞子がびっしり!

すごいなあ……。

(D800=ギベルラタケ2枚)



〜18時30分更新〜


雌阿寒岳山麓の森へ。
雨が数日降り続いたので、
きのこにょきにょき。

tamagotake

あちこちに、タマゴタケが。
かわいい。

(E-M1)


americaurabeniirogawari

アメリカウラベニイロガワリ。
こんな色をしていて、食用きのこなのだ。

(E-M1)


hanaochibatake

ハナオチバタケ。
例年よりもかなり早いお目見え。
ぴちぴち。

(E-M1)



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 近 況 愚 写 録 

========== 2014年8月10日 ==========

〜18時45分更新〜


kinoko

倒木から生えていたきのこ。
傘の裏をみたらすごくきれいだった。

(E-M1)


hiratake

ヒラタケ。
間を置いて、同じ木から、
今シーズン3回めの発生。

後から思うに、持ち帰って、
インスタントラーメンの具にするんだった(笑)!

(E-M1)


chishiotake

ちょっと古くなった、チシオタケ。
見つけたときにはもう虫たちの餌食に……。

(E-M1)



〜15時10分更新〜


dokutsurutake

ドクツルタケ。
例年より半月以上も早く、今年初お目見え。

(E-M1)


nikawahoukitake

ニカワホウキタケ。
小さなきのこだけど、派手な色なので、目立つ。

(E-M1)


kusahatsu

クサハツも、大発生。
森のあちこちに。

(E-M1)



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========== 2014年8月11日 ==========

〜18時45分更新〜

nennkin

少なくても、3種の粘菌が同居の倒木。
同じ木の反対側には、古くなったタモギタケがびっしり。

(E-M1)


tamogitake

その、古くなったタモギタケが、これだ。

(E-M1)


oodaiashibeniiguchi

立派な赤いきのこと、
白い貧相なきのこ(笑)。
赤いのが、オオダイアシベニイグチで、
白いのが、シロコナカブリ。

(E-M1)



〜16時00分更新〜


土砂降り、強風で、
ガイド仕事は開店休業。
写真仕事は、お盆明け早々の締め切りがふたつ。

時間に余裕があるわけではないけど、
ラーメンモードになってしまったので、
昼食は、車を走らせ、約40km離れている、
日本有数の辺鄙な場所にあるお店・真澄へ。

お盆休みの時期なので、
思いっきり混んでいるか、ガラガラか、
どちらかだと思ったら、後者だった……。

お店で、ドーナツ屋件タクシー屋の社長とばったり。
客は、他に、地元のおっさんがひとり。

真澄のおばちゃんとカウンターでラーメンをすする常連客3人で、
あれや、これやと、ヨモヤマ話(笑)。

ラーメンは、相変わらず、うまい。


masumi

定番のしょうゆラーメン。

(RX100)


masumi

今日はお客さんと会うこともないので、
ガーリック味噌ラーメン。

(RX100)



〜9時45分更新〜


土砂降り、強風なので、森へは行かず。
昨日、阿寒川上流部で撮影した写真。


nikawahoukitake

ニカワホウキタケ。
川沿いの朽木から発生。

(E-M1)


dokubenitake

ファンタジック、ドクベニタケ(笑)。
ちょっと遊んで撮影してみた。

(D800)



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========== 2014年8月12日 ==========

〜18時50分更新〜

ashinagatake

倒木のコケの間から、
ヒロヒダタケが、にょっきり、ひらり。

(E-M1)


kusahatsu

倒木のコケの間から、
タモギタケが、にょきにょき、びっしり。

(E-M1)



〜12時40分更新〜

ashinagatake

よく見ると、倒木のコケの間から、
アシナガタケが、にょっきり、すらり。

(E-M1)


kusahatsu

よく見ると、倒木のコケの間から、
クサハツが、にょっきり、ずしり。

(E-M1)


kinoko

よく見ると、倒木のコケの間から、
チャワンタケの仲間が、ぴったり、ぺこり。

(E-M1)


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========== 2014年8月13日 ==========

〜11時45分更新〜

数日暑さが続き、台風がらみの大雨が降ったので、
きのこ大爆発!を期待してコケコケの森へ。
とりあえず、いちばん会いたいのは、
コウちゃんこと、コウバイタケなんだけど……。

shirokonakaburi

仲睦まじく見える、シロコナカブリ。
透明な柄がまた幽しい。

(D800)


shirokonakaburi/koubaitake

待ってました!のコウバイタケ。
たくさん発生していたわけではないけど、
あちこちにきれいな個体が。

コウバイタケとシロコナカブリとの紅白きのこコラボ。
これは、非常に、縁起がいいのではないかと(笑)。

画像ながら、本日、誰かの、何かの日を、寿ぎまする。
おめでとうございます!

(E-M1)


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========== 2014年8月14日 ==========

〜22時15分更新〜


dokubenitake

ドクベニタケ。
それにしても、このシチュエーション、
隠花帝国万歳!と叫びたくなる(笑)。

(E-M1)


umanoketake

ウマノケタケ。
なんたる、繊細さ。
(E-M1)


inusenbontake

ちょっと黄色っぽいけど、
おそらくベニウスタケではないかと……。

(E-M1)



〜13時00分更新〜


きのこ大爆発!
なのは間違いないはずだけど、
お盆休みなので混雑していると予想して、
オンネトーへは行かずに、阿寒川へ。

いつもの枯木に、
またまたイヌセンボンタケが発生。
今シーズン3回目のお目見え。

小さくて地味なきのこだけど、
ぼくは、何故か、このきのこに惹かれます。

ただ、樹の根元にアリが巣食っていて、
さっと撮影してしまわないと、三脚を立てたあたりから、
アリがうじゃうじゃ出てきて、レインウエアの中に入り込み、
体中を噛まれて、これが痛いのなんの……。

アリさん、いつもお騒がせしております。


inusenbontake

(E-M1)


inusenbontake

(E-M1)


inusenbontake

(D800)


inusenbontake

(E-M1)


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========== 2014年8月15日 ==========

〜18時30分更新〜


tamagotake

タマゴタケ

(E-M1)


tamagotake

タマゴタケ

(E-M1)


tamagotake

タマゴタケ

(E-M1)



〜15時30分更新〜


敗戦記念日。
この平和がいつまでも続きますように……。


dokitsurutake

ドクツルタケ。
ただ、ただ、美しい。

(E-M1)


tamagotake

タマゴタケ。
今年の気候がぴったりだったのか、
各所でたくさん発生。
(E-M1)


tamagotake

タマゴタケ。

(E-M1)


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========== 2014年8月16日 ==========

〜19時30分更新〜

ド・ク・ツ・ル・タ・ケ。


dokutsurutake

幼菌。
にょっきり。

(E-M1)


dokutsurutake

成菌。
どっしり。

(E-M1)


dokutsurutake

老菌。
よっこらしょ。

(E-M1)



〜15時30分更新〜


okinakusahatsu

オキナクサハツ
各種きのこが取り付いて、
倒木をどんどん分解していくわけですな……。

(E-M1)


okinakusahatsu

オキナクサハツ
ふっかふかのコケや地衣類。
なんとも気持ちよさそうな場所を、
選んで発生したものです。

(E-M1)


tamagotake

タマゴタケ
こういう幼菌は、ついつい、
ど真ん中ストレート写真を撮ってしまう……(笑)。

(E-M1)


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 近 況 愚 写 録 

========== 2014年8月17日 ==========

〜19時15分更新〜


遠く、札幌方面、十勝、知床、釧路からお集まりいただいた面々。
コケと地衣類が見たい、というリクエストにお応えして、
阿寒川源流部や、コケコケの森にご案内。

かわいくてきれいなきのこ、美しく精緻な粘菌があちこちにあるので、
菌類方面へ興味を向けてもらうべく、ついでに洗脳も試みる(笑)。
結果、きのこにも、粘菌にも、すごく興味を持っていただけたかと。

お疲れさまでした。

隠花植物、バンザイ!


hosobamizugoke/umsugigoke

ウマスギゴケ(左)と、ホソバミズゴケ(黒い粒)の、
胞子をつくる部分=草かんむりに朔という字で「さく」。

黒い粒が弾けて胞子を放出するときには、
ぱちん、と音がするのだとか。
聞いてみたいなあ。

(D800)


oosugigoke

冷風が吹き出す風穴の脇に生えていた、
う〜ん、たぶん、おそらく、フウリンゴケ……?

(D800)


guide tour

倒木から発生した、
小さい小さい冬虫夏草と粘菌に見いる。

(RX100)


guide tour

コケコケの森で思い思いに写真を撮影。
獣道をうまく利用してローインパクトで。

(RX100)


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========== 2014年8月18日 ==========

〜22時30分更新〜

あまり大きな声では言えないのですが、
いま、岩出菌学研究所の原田博士全面協力のもと、
北海道で初めて!という、某きのこプロジェクトを進めております。
成功した暁には自慢しますが、
失敗したら、密かに泣いてなかったことにします(笑)。
乞うご期待!


と、twitter や Facebookに投稿したのが、8月11日のこと。
実は、8月3日から、この「プロジェクト」を進めていました。

もう、我慢できなくなったので、本日、発表します!

遡ること、数か月前の、3月21日。
東京は、お台場、東京カルチャーカルチャーなる場所で、
とよ田キノ子さん主催の「キノコナイト4」なるイベントが開催され、
ぼくは、登壇者のひとりとして、阿寒のきのこ写真なんぞを、
お集まりの皆さまにご披露しました。

会場では、杏仁の香りがするというきのこ、
その名もガルガルを使ったパンケーキが供され大好評!

そのガルガルの人工栽培に世界で初めて成功したのが、
三重県にある岩出菌学研究所の原田栄津子博士で、
当日、キノコナイト4の会場にお見えになっておりました。

そして、ここからが本題になるのですが、
原田博士は、もうひとつ、サプライズグッズを持参。
光るきのことして有名なヤコウタケ、
そう、正真正銘、生ヤコウタケをお持ちになられたのでした。

これが、蛍光色に光って、まあ、きれいなこと。
とてもとても、これがきのこだとは思えないほど。

イベント終了後、出演者、鑑賞者(希望者)が参加した二次会の席で、
みんなの目を楽しませたあと、ヤコウタケ争奪大じゃんけん大会を開催。
数十倍の競争率を見事勝ち抜き、手中に収めたのが、
漫画家・イラストレーターの山田雨月さんだったのでした。

原田博士いわく、そのヤコウタケも人工栽培だと!

ならば、寒さ厳しく、南国系の光るきのこなど、
到底お目にかかれるはずもない東北海道の地で、
せめて、人工栽培ものでも、鮮やかな緑色に光輝くお姿を、
ぜひ、ぜひ、ぜひ、見てみたい!
という、ぼくの強い願いを、今回、叶えていただいた、と。

そう、ぼくは、8月3日から、今日に至るまで、
ヤコウタケの人工栽培にチャレンジしていたわけなのです。

原田博士からお送りいただいたのは、ヤコウタケの種菌と腐葉土。
それを、いただいた容器にセットし、
温度20度〜30度、湿度70%くらいをキープすると、
およそ2週間くらいで子実体が発生し、成長して、光る、と。

本日8月18日が、その丁度2週間目なのでありますよ。

実は、数日前から、腐葉土に変化が。
カビのようなものがポツポツと発生。
さらに、腐葉土の下部に子実体らしきものも。

原田博士に写真を送って問い合わせると、
発生に間違いない、とのこと。

やったあ!

傘の直径が3〜4mmと極小の子実体には、
ちゃんと柄もあって、まさにきのこの形。

で、もしかしたら!!と、今夜、暗闇で観察してみると、
なんと、なんと、光っているではありませんか!

北海道初の快挙!……か?
人工栽培ヤコウタケ発生!

その、写真が、これだ!












yakoutake

菌糸と子実体の中間のようなものも、
確かに、蛍光色に光っている!

と、いうことで、お近くの方で、
ぜひ見たい!という方は、
阿寒ネイチャーセンターへお越しあれ。

え、別に、お土産なんかいりませんよ……。
え、どうしても、持ってきてくださる?
う〜ん、その場合は仕方ないなあ……。

んもう、お気遣いなさらずに……(笑)。

さらに大きくなるのが楽しみだなあ。

(E-M1)



〜18時45分更新〜


昨日、コケコケの森をガイド中に、コウバイタケを発見。
お客さんだけ撮影して、自分だけ撮れないのは悔しいので(笑)、
カヌー仕事を終わらせたあと、午後、再び、彼の地を訪れた。

コウバイタケを目の当たりにしてしまったら、
写真を撮らずにはいられません!


koubaitake

当然かもしれないけど、昨日より、やや元気がない……。
コケも、やや、からから。

(E-M1)


koubaitake

こちらは、まあまあかな。

(D800)


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========== 2014年8月20日 ==========

〜21時50分更新〜


hanaotibatake

ハナオチバタケの季節到来。
小さいけど、大好きなきのこ。
実に絵になります。

(D800)


hirohaanzutake

おそらく、ヒロハアンズタケ。
折れた倒木の根っこ部分から生えていた。
バックはオンネトー。

(D800)


kabairotengunomoeshigai

黄色いきのこは、カバイロテングノメシガイ。
白いホウキタケ系のきのこは、う〜ん、
フサヒメホウキタケではなさそう……。
カレエダタケかなあ……?

(E-M1)



〜19時10分更新〜


yakoutake

そうそう、昨夜のやっちゃん。
光が力強くなっているような気がするぞ。

原田栄津子博士によれば、
今の阿寒湖の気候的な条件が、
ヤコウタケの発生にぴったりらしい。
菌糸が光っているのは、元気な証拠なのだとか。

18日にアップした写真とほぼ同じ構図で。
まったく同じ露出条件で撮影したのだけど、
やはりD800の方がノイズが少なく画質がきれい。
映像素子の大きさの勝利かな。

(D800)




〜17時45分更新〜


tamagotake

おそらく、今が、阿寒のタマゴタケ最盛期。
どの森へ行っても、赤い傘が目立つ、目立つ。

(E-M1)


tengutake

テングタケの団体さん。
あっちには成菌、こっちには幼菌と、
20本くらい生えていた。

(E-M1)


yamadoritake

ポルチーニ、ポルチーニ、らんらんらん。
と、見つけたら、思わず歌ってしまう、
おいしいおいしいヤマドリタケ。
夕食用に、2本採取。

(E-M1)


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========== 2014年8月21日 ==========

〜21時20分更新〜


kiibogasatake

キイボガサタケ。
つんつん具合が見事というしかない。

(E-M1)


kinoko

アマタケ?モリノカレバタケ?
まあ、どっちでもいいや(笑)。

地べたに這いつくばって撮りました。

(E-M1)



〜19時15分更新〜


hanaotibatake

ハナオチバタケ。
ファンタジック。

(E-M1)


oosenchikogane

キイボガサタケの上に乗っている、
オオセンチコガネを見つけたので激写。

事務所にもどって、拡大して見てみたら、
きらきら輝く背中に自分が写っていた(笑)。
ファインダーをのぞいているので顔はなし。

(E-M1)


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========== 2014年8月22日 ==========

〜22時45分更新〜


そして、待ちに待った、夜が、やってきた。
まさか、これほどまで光るとは!
ヤコウタケ、恐るべし!
ほんと、惚れ惚れするくらい、きれい。

昨夜に比べると、露出で4段分も明るくなっている!
本当に、びっくり。


yakoutake

ほぼ、真横から。

(D800)


yakoutake

やや、見上げ気味に。

(D800)


yakoutake

この明るさなら、数本あれば、きっと本が読める!

(D800)


yakoutake

光るきのこを見ながら飲むお酒は最高である。
今日のお相伴は、竹鶴17年。
光源はこのヤコウタケだけ!

(D800)



〜17時00分更新〜


夜まで待てない(笑)!
さきほど、箱に入れて、
暗くした状態で撮影してみました。

ヤコウタケ、一気に、成長!
もう、ちょっと暗くしただけで、
子実体が蛍光色に光るのが見ることができます。

本日いらっしゃった見学者も大満足!
第2弾、第3弾も控えてます。


yakoutake

8月19日 22時30分

(E-M1)


yakoutake

8月21日 23時

(E-M1)


yakoutake

8月22日 16時30分

(RX100)


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========== 2014年8月23日 ==========

〜21時50分更新〜


oubaitake

これが、阿寒の、ヤコウタケだ!!
星空の下で撮影してみた(笑)。

(D800)



〜19時25分更新〜


oubaitake

オウバイタケ。
きりり。

(E-M1)


himekabairotake

生え始めたばかりの、ヒメカバイロタケ。
びっしり。

(E-M1)



〜17時45分更新〜


dokubenitake

ドクベニタケ。
コケコケの森にて。

(E-M1)


koubaitake

まるで親子のようにもみえる、
仲良しコウバイタケ三人組。

(E-M1)


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