近況愚写録 

今シーズンの最高気温(たぶん)。
( 2013年8月19日 )


hanabiratake

ハナビラタケ
(D800/AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR)



6時前に、オンネトー着。
曇っているけど、なんとなく、気温が高い。
レインウエアを着こむと、すぐに汗ばんでくる。

今年倒れた大きなアカエゾマツの根本に、
ハナビラタケがたくさん。
(裏側に回ると、もっと大きな株もあった)
このアカエゾマツが強風で折れた大きな要因は、
きっとハナビラタケの菌糸の侵食なんだろうなあ……。

木が倒れる。
空間が空く。
次世代が育つ。

きのこ好き的に解釈するなら、
きのこは、生物遺体を分解するだけではなく、
森を活性化させるきっかけもつくっているわけで……。

ナイス、ジョブ、きのこ。

その類まれなる力を分けてくれ!
ということで、このハナビラタケは、
採取、お持ち帰り。

あと、
ウラグロニガイグチとドクベニタケが、
なかなかいいシチュエーションだったので、
じっくり時間をかけて撮影。

うん、なかなか。


9時過ぎに阿寒湖畔に戻ったら、いいお天気。
たまった洗濯物を、えいや〜と洗濯機に。

夏の終わりになってようやく、
この時期としては奇跡的とも言える、
涼しくて過ごしやすい気温の日々と決別!

ぐんぐん、ぐんぐん、気温があがる。
ぐんぐん、ぐんぐん、やる気がさがる。

カヌーで阿寒湖へ漕ぎ出せば、
身も心も涼しくなるかというと大間違い(涙)。
燦々と輝く太陽の熱波をモロにうけ、
身につけたカラフルなライフジャケットは、

真夏にダウンジャケットかよ!

と言いたくなるほどの保温性をキープ。

おまけに、カヌーを漕ぐという行為は、
ほぼ全身を使う長時間継続有酸素運動なので、
暑いのなんの……。


でも、今日一番の「汗だらだら」は、
ラーメンを食べたことかな(笑)。

しかも、2杯。

阿寒湖から車で走ること40分。
日本一辺鄙な場所にあると言っても過言ではない、
釧路市の奥地の奥地にある「真澄」のラーメンは、
そりゃあ、きれいなのさ。

おいしいラーメンは、世の中にたくさんあるけど、
きれいなラーメンは、貴重なのだ。

ごちそうさまでした。
おいしゅうございました。
いい汗かかせていただきました。

真夏にラーメンを食べるには、
タオルと着替えを忘れずに(笑)!


帰り道、気がつけば、車外温度が30度。
阿寒湖に戻るやいなや、コンビニへ。

ガリガリ君リッチチョコをかじる。
なんせ、セイコーマートでは、
あずきバーを売ってないのよ……。


masumi/shioramen

真澄 塩ラーメン(モンゴルの岩塩)


masumi/syoyuramen

真澄 醤油ラーメン


uraguronigaiguchi

ウラグロニガイグチ


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 近況愚写録 

文の最後に、お知らせがあります(笑)。
( 2013年8月21日 )


kiirosuppontake

キイロスッポンタケ


昨夜の晩餐は、
頂きものの八海山純米吟醸原酒(超美味)と、
これまた頂きものの、
あいおい道の駅の手作り豆腐(超美味)。

日本人に生まれてよかったあ(しみじみ……)。
ほんと、いつもいつも、ありがとうございます。

ちなみに、今夜のお伴は、
伊坂幸太郎の新刊『死神の浮力』。
(千葉さんのキャラ、けっこう好きです)

雨の後、急激の気温が下がり、
温泉に入って帰ってくれば、気温は13度。
あまりに寒いので湯豆腐にしようかとも思ったけど、
面倒くさいので、冷奴でいただく(笑)。

するすると5合飲んでしまったけど、
いつもどおり、4時半にスッキリ起床。

晴れ。
雲が多少多いけど、霧もなし。
阿寒湖畔の事務所前の温度計では、なんと、10度。
Tシャツ短パン姿では寒いわけだ。

5時に阿寒川沿いの森に入るも、
対岸の小高い丘に邪魔されて太陽の光が届かず、
ちょっと、薄暗い!というか、
まあ、サングラスもかけてるしねえ(笑)。

サーチライトで照らすように、
森の底に斜めの光が射し込んできたそのタイミングで、
二つ並んだタマゴタケ発見。

暗い森、射しこむ光、そして、きのこ。
なかなか手ごわい、もろもろの明暗差に、
内蔵とワイヤレスの両フラッシュ攻撃。
レフ板も併用してみる。
う〜む、イマイチ。

同じようなシチュエーションで、
クリカワヤシャイグチを発見。
同じ攻撃をしかけるから、結果も同じ。
う〜む……。

ツバヒラタケの群生に、
孤高のキイロスッポンタケ。
何だかんだで、今朝も、役者が揃っていた。

ちょっと早めに、7時半退散。
8時半から、カヌーガイド。

夕方から、またまた、土砂降り、雷。
満月&きのこ撮影は諦めます……。


ちょっと、お知らせ。

先日、急に、突然、前触れもなく、
自称・人見知りの社長からオファーをいただき、
ここ阿寒湖温泉で、9月1日から10月31日まで、
写真展を開催させていただくことになりました。
なんと、2カ月の超ロングラン!

じゅ、じゅ、準備が……。
釧路のキタムラか、いや、北見の方が近い……。
でも、やるからには、いい展示にしたいと思います。
詳しくは、追ってまた。
どたばた。

乞うご期待。

奏楽の森カフェ


tamagotake

タマゴタケ


nakaguromorinokasa

ナカグロモリノカサ


tamaurabenitake

丸いのも、傘があるのも、タマウラベニタケ。
(左の小さなきのこはヒナノヒガサ)


tsubahiratake

ツバヒラタケ


river

森を流れる川に朝陽が射しこむ。


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 近況愚写録 

写真展準備の準備。
( 2013年8月22日 )


misoramen

北見市 はる吉 みそらーめん大盛り 煮玉子


今日は、完全休養日。
で、ゆっくりラーメン屋でもハシゴを、
と思ったのだけど、写真展の準備が……。

いや、まだ、準備の準備だ。

とりあえず、北見へ。
ホーマックや、ニトリや、カメラのキタムラをハシゴ。

いやあ、それよりも、
北見のホーマックにはペット売り場があり、
当然と言えば当然だけど、柴犬がいるのね!
きゃあああ〜。

柴犬を見つめ、ニヤニヤしている私。
頬が緩みっぱなし。
ああ、群馬の酷暑に耐えているだろう、
はなさんは元気かなあ……。

ま、思いがけず「柴犬補給」ができて、
よかった、よかった(笑)。

ところが!

写真データを入れていたUSBメモリーを紛失!!
ホーマックに聞いても、ニトリに聞いても、
届出なし!

あ〜あ……。

でも、生柴犬を見たし、
はる吉のラーメンも食べたし、
気持ちのリセット、リセット。

さあ、しょっぱなから、大トラブル!
写真展の前途はいかに……。

今回の写真展のメインビジュアル決定。
写真を準備。

あ、写真展のタイトルをまだ決めてないぞ(笑)!

ポスター、リーフレットも、
同時に超特急で進行中です。


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 近況愚写録 

写真展の準備、本格始動。
( 2013年8月23日 )


hikawahoukitake

ニカワホウキタケ
(D300/AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR)



6時に、雄阿寒岳南東部のコケコケの森へ。
ここは、あまり早く行き過ぎると、
林床が暗いうえに、くまさんの雰囲気がびんびんするので、
いつも、明るくなってから行くことにしているわけで。

ほぼ毎日のように、夕方降る雨によって、
コケも瑞々しく、きのこもそこそこ。
ニカワホウキタケ、ベニカノアシタケ、
名前がよくわからない、地味な色で小さなきのこ多数。

主な目的は、もちろん、コウバイタケ。
でも、いつものことながら、実に構図が難しい。
マクロでありきたりに狙っただけではない、
何か斬新なポーズをしていいただきたい、
と思っても、いいアイディアがなかなか……。
ぐぬぬ。

それでも、天気予報がはずれて、
太陽の光が射し込んできた一面コケの森は、
心を落ち着かせるには、十分さ。
そう、写真展の準備が……。


ということで、
写真展の準備の準備から、
ようやく、準備段階に!

リーフレット、ポスター関係の、
メインビジュアル写真やコピーの準備。
もろもろの、印刷手配。
データをインターネットで送れる利便性を、
ひしひしと感じてます。

それから、そう、今回、初めて、
ポストカードをつくってみた!
写真展会場で販売するつもりだけど、
日程的に、9月1日の初日には間に合わない感じ……。
ま、急なハナシだったので、仕方ないか。
絵柄は、完成してからのお楽しみ。
欲しい!という方には通販を考えます。


夕方、2件まとめて打ち合わせ。
新井がお手伝いさせていただく、
きのこ・粘菌部分は、重なる部分が多々ある、
とのことで、別々の企画だけど、一緒に(笑)。

若い人たちが、阿寒の自然と真摯に向き合い、
本気で取り組んでいる企画なので頑張ってほしい。
二つとも、きっといい番組になるはず。


kinoko

名称不明。調べればわかるかもしれないけど、
今は、その時間が惜しい……(笑)。


kinoko

これまた、名称不明。
ヒナアンズタケ系?違う気がする……。


hokoritake

ホコリタケ


oniiguchi

オニイグチがたくさん生えていた。


koubaitake

永遠のスター、コウバイタケ。



そして、今夜は、また、嬉しいおすそ分けが!
じゃじゃ〜んと、新潟の茶豆!

軽く洗ったあと塩をすり込んでフライパンに投入。
枝豆が半分浸るまで水を入れ、蓋をして加熱。
水分が蒸発したら、皮の大部分に焦げ目がつくまで炒める。

これで、超ド級、人生が変わるほどの、 激うま枝豆の完成。
全国数千万人の枝豆ファンの方は、ぜひ、お試しを。

そして、八海山がまだ半分残っている幸せ……。
皆さま、いつも、ごちそうさまでございます。


misoramen

じゃじゃ〜ん。炒ると香りがとにかくすごいのよ。
茶豆に、八海山純米吟醸原酒。
なんと素晴らしい組み合わせでしょう……。



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 近況愚写録 

泣きっ面に蜂。
( 2013年8月24日 )


dokutsurutake

ドクツルタケ(D800)


晴れ。気温14度。
雌阿寒岳山麓のアカエゾマツの森へ。

思ったよりも、きのこの発生が少ない。
森では、エゾトリカブトが本格的に咲き始め、
ゴゼンタチバナが真っ赤な実をつけて、
重そうに頭を垂れている。

それでも、歩いていれば、
あちこちにきのこはある。
アマタケに、クサハツに、クサイロハツなどなど。

今が盛りの真っ赤なゴゼンタチバナの実と、
ツーショットで撮影できるきのこはないかと、
懸命に探すも、なかなかなし。

歩き始めてしばらくして、D300に付けていた、
16〜35mmズームレンズのフードが無いことに気づく。
落としてしまったら、見つけるのは、ほぼ不可能!
く〜(涙)。

内蔵フラッシュを使うとき、
フードが邪魔になるので外したり付けたりの繰り返し。
外したとき、どこかに置き忘れたのか、
はたまた、付け方に不備があって、知らずに外れたか。

反省……。

でも、まあ、
絶好のポジションにあったニカワホウキタケや、
今季初お目見えのドクツルタケなんぞを撮ることができた。

戻る途中、じっくり足下を見たけど、
レンズフードはやはり見つからず。
それよりも、突然雨が降ってきて、びしょ濡れ。
昔の人は、こう言った。

「泣きっ面に蜂」

ぐぬぬ。

とはいえ、森では常にレインウエアを着ているので、
あまり問題はないのだけど(笑)。


事務所にもどって、いの一番、
アマゾンに、レンズフードを注文。
レンズフードとか、けっこう高いんだよなあ……。

くさくさするときは、ゆっくり温泉に入って、
きゅ〜っ、ごくごく、と、ビールを飲むに限りますな。
レンズフードを無くしたことも、
ダサいものを目の当たりにしたのも、
その一瞬だけは、忘れられる……(笑)。

さて、ずっと積んであった、
綿矢りさの『大地のゲーム』を読み始めるとしますか。
八海山はもうないので、今日のお伴は、竹鶴12年。


tsugasarunokoshikake

ツガサルノコシカケ


kinoko

ゴゼンタチバナの実に目が行きがちだけど、
いちばん上に、きのこさんが君臨しているわけで(笑)。


hanabiratake

ハナビラタケ。
枯れ木だけど幹の上の方に生えているのを見たのは初めて。


amatake

アマタケ。
仲良き事は美しき哉。


nikawahoukitake

写真撮影的には、絶好のポジションにある、
ニカワホウキタケ。


uraguronigaiguchi

ウラグロニガイグチ


kifushisusuhokori

この粘菌くんは、おそらく、キフシススホコリ。


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 近況愚写録 

久々に、粘菌大爆発!
( 2013年8月25日 )


murasakihokori

ムラサキホコリ(Nikon D800)
これぞ、粘菌ネットワーク!


曇り。気温14度。
なんか、もう、秋の気配……。

5時半出発で、阿寒川沿いの森へ。
オオウバユリの実が大きく育ち、
ナナカマドの葉っぱの先っぽが紅くなり、
エゾトリカブトが咲き始める。

確かに、秋だ。

大好きなハナオチバタケがたくさん。
ランプシェードのような傘が超かわいい。
夢中になってシャッターを切る。

曇りだし、森の中だし、補助光を使うし、
レンズフードがなくても、とりあえず問題なし(笑)。
26日には届く予定。

びっくりするほど大きいドクツルタケや、
すっきりしたキツネノカラカサタケや、
ぴちぴちのシラウオタケにシロコナカブリなどなど、
きのこたくさん。

何より、今日の収穫は、粘菌。
見たのは数種類だったけど、
群落っぷりも、なかなかすごかった。

久々に粘菌大爆発で、気がつけば、9時。
どうりでおなかが減るはずだ。
10時からガイド仕事なのだった。
危ない、危ない。

今日出会った、たくさんの粘菌くん、
午後から降りだした雨のせいで、
胞子を飛ばす前にみんなやられちゃったかも……。

そう、自然は、優しくも厳しいのだ。


dokutsurutake

高さ30cmはある、でっかいドクツルタケ。


kitsunenokarakasatake

レース編みのような、キツネノカラカサタケ。


sugitakemodoki

おしくらまんじゅう、スギタケモドキ。


nukahokori

粘菌!ヌカホコリ


utsubohokori

密集粘菌!ウツボホコリ


shiroutsubohokori

団体粘菌!シロウツボホコリ


katahokori

つぶつぶ粘菌!カタホコリ


nenkin

たらたら粘菌!名前はわかりません。


tamatsunohokori

造形美粘菌!タマツノホコリ。


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 近況愚写録 

気分転換に、おいしいものを……。
( 2013年8月26日 )


hanaochibatake

ハナオチバタケ(Nikon D300)


小雨。気温14度。
5時半に、出発準備完了。

どこへ行こうか迷ったけど、
オンネトー周辺の森へ。

昨日に引き続き、
たくさんのハナオチバタケに、
ドクベニタケ、アマタケ、モリノカレバタケ。

アシベニイグチ、オオダイアシベニイグチ、
キイロイグチに、ヤマイグチなどなど。

真っ赤なとんがり帽子のトガリベニヤマタケに、
紫色で大きなムラサキフウセンタケもたくさん……。

きのこはいろいろあったけど、
イマイチ、シチュエーションが……。
よくなければよくないで、
工夫して撮ればいいかもしれないけど、
びしっと、インスピレーションが来ない。

ま、こういう日もあるわな。
頭上を密度の濃い葉っぱが覆ってくれるおかげで、
雨もそれほど気にならないけど、
早めに、8時半退散。


おいしいものを食べて英気を養おうと、
お隣・津別町のあいおい道の駅にあるそば屋へ。
(そういえば、何という名前のお店なんだろう?)


bukkakesoba

あいおい道の駅の、ぶっかけそば。



ここでいつも頼むのが、ぶっかけそば。
冷たいそばの上に天ぷらが載っていて、
そこにそばつゆをぶっかけて食べる、と。

しかし、この食べ方だと、
せっかくのそばがもったいない気がするので(笑)、
いつも、一緒についてくるお赤飯を先に食べ、
空いた容器につゆを入れ、
天ざるのようにしていただいております。

白状すると、そばは好きなんだけど、
そばそのものの味が今ひとつわからない……(涙)。
そばつゆの味の好みに左右されてしまうというか。

ちょっと気合を入れて、「まつや」とか「せきざわ」とか、
東京や長野の本格的なそば屋へ入るときには、
おそらく何かの本で読んだ(うろ覚えだけど)、
いわゆる「そば通」の食べ方を真似してみたりするのだけど、
(その方法すら、正しいかどうかは定かではない)
あまりうまくないそばが存在する、ということは、
かろうじてわかるかな(笑)。

ツウ曰く、
最初は、そばだけ、そばつゆだけを味見し、
そばをつゆに浸す割合を調整する!
もちろん、つゆを付け過ぎない。

「うどん3本、そば6本」なんぞと言うとおり、
数本ずつ箸でつまみ、さっとつゆにつけて一気にすする。

のどごしを味わうために、
口に入れたら、4回以上噛まない。

そばつゆには、ネギもワサビも入れない。
そばを食べる間に、箸でつまんで、
「口直し」的に、ちらっと食べたりするのは可。
(残ったネギとワサビはそば湯に使うのさ)

あまり噛まないで、つぎつぎに口にそばを運ぶ……。
こういう食べ方は、いかにも短気な江戸っ子が好みそう(笑)。

もちろん、ここまでそばにこだわるのだから、
注文するのは、もりそばオンリー。
天ぷらや海苔はおそばの味を損なうことこそあれ、
プラスにはしない、ということらしい。

でも、ぼくは、基本的に、
天ざるを頼んでしまうわけで……。
だって、天ぷらも、海苔もおいしいんだもん(笑)。

どうもそばツウにはなれそうもないな。
けっこう毛だらけ猫灰だらけ、さ。

でも、まあ、
そばは、飲み込んで喉を通り過ぎる瞬間に、
ふわっと香りが立つような気がする。
だから、好みとしては、真っ白な更科よりも、
殻まで挽いてある黒目の田舎そばが好き。

青森県は八甲田にある酸ヶ湯温泉のそば屋では、
そばの実の真ん中部分しか使わないとかで、
本当に、真っ白けっけのそばなんだけど、
ぼくには、味も香りもほぼわからない……(涙)。

そばの道は、厳しいなあ。
(ラーメンの麺も同じだけど)

で、この、あいおい道の駅のそばは、
月に何回も通うほど、とても気に入っております、はい。
あと、同じく、あいおい道の駅で売っている、
お豆腐は、本当に、おいしい。
買わずにはいられない。


アマゾンから、レンズフードが届いた。
大切に使うぞ(笑)!

ポストカードの校正。
一部、直しあり。

リーフレット、ポスターの校正。
………。

某社から某所の取材依頼。
日程が長いうえに差し迫っていて調整つかず。
行きたいけど泣く泣くお断り。


kitsunenokarakasatake

実は、そばと間違って買っちゃったのだけど、
知る人ぞ知る、北海道限定どん兵衛。
間違いなく、内地ものよりうまい(と思う……)。


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 近況愚写録 

腹ばいで、激写……。
( 2013年8月27日 )


ochibatake

昨日(8/26)の写真に似ているけど、
今日のきのこは、オチバタケ。
(Nikon D300)


曇り。気温13度。

午前6時に、阿寒湖南西部の森へ。
トドマツと広葉樹が混じった森。

夜半に出発したきのこ採りチームは、
マツタケを数本ゲットしたとか。
もうそういう季節なんだなあ……。

でも、ぼくは、しばらくの間はちょっと忙しくて、
じっくり森を歩ける時間は早朝のみ。
何より、写真展の準備があるし。

相変わらず、阿寒湖周辺のどの森へ行っても、
ほぼ確実にタマゴタケが見られる。
先日、今年初のきのこ観察ツアーに来たゲストも、
タマゴタケに大喜びだったなあ。

しばらくなりをひそめていた、
イヌセンボンタケがまたまた復活。
大きな木の根本に、ぶわ〜っと。
倒木に、ぶわ〜っと。

小さいけど、形がきれいなきのこなので、
マクロレンズや広角レンズを駆使し、
寝転がったり、腹ばいになったり。
激写(笑)!

小さなせせらぎのほとりには、オチバタケがたくさん。
地面から生えるニカワジョウゴタケを見ていたら、
その脇の落ち葉から、数えきれないほどの、超極小きのこ。
見渡すと、あっちにも、こっちにも、オチバタケ。

地面が湿っていたけど、
レインウエアを着ているので、迷わず腹ばいに。
カメラを地面に押し付けつつ撮影。
D800につけた16〜35mmのズームレンズには、
手ぶれ補正機能がついているので、ISOは400に。
60mmマクロレンズをつけたD300は、ISO 640で。

今日は、虫があまりいない。
ラッキー。

9時に退散。

レインウエアとカメラバッグが、
いつの間にか松脂だらけ
きっと、落ちない……(涙)。


ポストカードは、再校正で、ゴーサイン。
リーフレットとポスターは、相変わらず苦戦。

午後は、ポロンノさんへ行って、
コーヒー、紅茶を飲みながら、原稿書き2本。


tamagotake

タマゴタケ


inusenbontake

イヌセンボンタケ


usuhiratake

おお、ウスヒラタケについているオレンジ色は、
きのこを食べる粘菌、旧名・キノコナカセホコリこと、
ブドウフウセンホコリじゃありませんか!



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 近況愚写録 

カヌー三昧。
( 2013年8月28日 )


akanko

ヤイタイ島から見た、阿寒湖温泉街。


昨夜から続く土砂降りの雨は5時前にあがる。

久しぶりに、仕事以外で、朝からカヌー。
一面、濃い雲に覆われているものの、
雄阿寒岳も、雌阿寒岳もほぼ全体が見えている。
多少北風が強いものの、今年初の、ヤイタイ島上陸。

ここから眺めると、
阿寒湖の周りは本当に森ばっかりで、
人間が暮らしているのは、そのほんの一角だ、
ということが、しみじみわかる。
低い雲が山をなでるように流れていく。

仕事のカヌーの時間が押し迫っているので、
長居はできず、島を一周してから、
来たルートをそのまま戻る。

トドマツが生い茂るフップシ岳の向こうは、
雲がぽっかり空いて、青空が。
十勝方面の天気は良さそう。

8時、10時と、お仕事カヌー。
午後の取材カヌーまで入れると、
久々に、朝から昼過ぎまで、カヌー、カヌー、カヌー。

それにしても、今日の天気ときたら。
ウェザーニュースのピンポイント予報は、
午前中が晴れで、午後から雨。
てんきとくらすの予報だと、
午前中が曇りで、午後から晴れ。

実際は、というと、
昼に雨が降り出し、その後は、ほぼ30分置きに、
晴れ、曇り、雨、晴れ、曇り、雨、晴れ……、
と、冗談みたいに繰り返し(笑)。
ひどい天気だった。

こういう場合、天気予報は、
当たりでもあり、外れでもあるけど、
心情的には、大外れ!と言いたい。

インターネットで調べると、阿寒湖上空に雨雲なし。
うわ、レーダーにも映らないような低い雲が、
こんなに悪さをしてるのかよ!
と思ったら、釧路のレーダーの故障だとか。

カヌーに乗っていると、
雨のカーテンが来るのが見えるのね。
午後の取材時、ぼくのカヌーの前に乗って撮影中の、
カメラマンのおねえさんに、
ほら、対岸に、白く霧みたいに見えるやつ、
ぐんぐんこっちに近づいてくるでしょ、
あれ、雨ですよ、雨、しかも、本降り。
あと、300m、5分もしないうちに降ってくるから、
すぐに全力で岸に戻りましょう!
と、言っているそばから、土砂降り!
すぐに森に駆け込んだものの、
相当濡れてしまった……。

何でも、今日は、
阿寒湖在住の有名な超雨女さんが、
会社が休みなのにどこにも行けず、
怨念の雨を降らせた、という説が……(笑)。



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 近況愚写録 

写真展準備最終段階。
( 2013年8月30日 )


akanko

北見市 はる吉 しょうゆラーメン大盛り


前線を伴った低気圧が北海道を直撃。
ということで、朝から、雨。

ガイド仕事を気にするこなく、
写真展に必要なもろもろの買い物のために北見へ。

ホーマック、カメラのキタムラ、イオン、
コーチャンフォー、ニトリで必要なものを揃える。
プリントもすべて出来上がった。

ショックだったのは、
ホーマックのペットコーナーがお掃除中で、
柴犬に会えなかったこと……(涙)。

でも、気を取り直して、「はる吉」へ行き、
ここでは初めて、しょうゆラーメンを食べる。
「真澄」がシンプルタイプのおいしいラーメンだとすれば、
こちらは、複雑な味がするタイプのおいしいラーメン。
なるほど、なるほど。


syashinten leaflet

写真展リーフレット


と、いうことで、いろいろ、紆余曲折あったけど、
ようやく写真展のリーフレットが完成。

31日の夜に設営して、9月1日から本番。
たくさんの人に見てもらえるといいなあ……。

今回初めてつくってみたポストカード(3種類)は、
一部直しをお願いしたら、行程がちょっと遅れてしまい、
9月5日納品、ということになってしまった。

ガ〜ン……。

でも、でも、
ミラーコート220kgという、
けっこういい紙を使った高精細印刷なので、
出来上がりは、なかなかいいはずさ。

写真展会場の1階・奏楽の森カフェで販売します。

何はともあれ、
阿寒湖へお出でになる方は、
ぜひ、ご覧くださいませ。


koubaitakeo

展示予定写真から、コウバイタケ。
(ニコン D300)


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