近況愚写録　 旬の味覚。 （2009年4月21日） いつの間にか、街中でも山でも、 ピチピチ、というツバメの鳴き声が聞こえるようになった。 丸みを帯びたシルエットが地面すれすれを飛んでいる。 そろそろ天気も、下り坂みたいだ。 まだちょっと早いかなあ？ でも、暖冬なのでそろそろ！ と、期待に胸を膨らませて、 車を10分走らせ、みっちゃんちの山へ。 お目当ては、そう、初物の、タケノコだ！ 下草があんまりない、雑木林と竹林の間に、 顔をのぞかせたばかりの、タケノコを発見！ ざくざく掘って、すぐに家にとんで帰り、 ざくざく切って、みそ汁に。 （アク抜き不要） 朝から、旬の味覚、 しかも、採りたての、ピッチピチ。 う〜ん、贅沢だなあ。 もし、タケノコがなかったら、 シュンランを探そう、と思っていたのだけど、 シュンランは、みんな、ウサギに齧られていて、 無残なありさまでした。 ま、人間が食っても、うまいらしいもんなあ（笑）。 毎年のことながら、 みっちゃん家にはお世話になります。 持つべきは、山持ちの、友人だ（笑）。 まさに、今が旬、のツツジ。 スミレに代わって、ジュウニヒトエが咲きだした。 （撮影データ＝5枚＝GX100/JPG） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

　

近況愚写録　 屋根より高いが、山より低い。 （2009年4月24日） 微熱があるような桜の季節が終わって、 いつもの静寂を取り戻した小さな城下町を通り過ぎ、 深い山へと切り込んでいく川沿いの道をさらに進んでいく。 農業の神さまが祭られた山を正面に見る谷筋で、 爽やかな緑の風を受けてたくさんの鯉のぼりが泳いでいた。 （撮影データ＝6枚＝D70/28〜105mm/RAWからJPGに変換） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

　

近況愚写録　 桜前線に追いついた！ （2009年5月2日） 天気は思いっきり荒れているし、 （前日の青森地方は季節外れの暴風雪だった） 先の予定が詰まっていてのんびりできないし、 盛岡から先、青森方面へ行くかどうか悩んだけど、 結局、いつも通り、北上することにした（笑）。 通勤ラッシュの前に弘前市内を通り抜けるつもりで、 温湯温泉の常宿！を朝早く出発したのだけど、 「この時間なら、あの弘前城も空いているはず！」 と、思い立って、 するり、と岩木川沿いの無料駐車場へ。 車は余裕で停めることができたのだけど、 ゴールデンウイーク期間中、全国一の人出を誇るだけあって、 弘前城には、すでに、想像を超えるたくさんの人がいた。 それも、そのはず。 桜が、ほぼ、満開！！ いつもなら迷うことなく避けていた人ごみに、 耐えに耐えた甲斐もあって、短時間ながらも、 北国の桜を十分に堪能させていただきました。 つづく。 「きゃあ〜」 時折、桜には似合わない若い娘さんの叫び声が響く。 しかし、まあ、何と言うか、 相当ヨコシマな考えでもなければ（笑）、 お化け屋敷なんかに入れない歳になってしまったな〜。 「花より団子」を、地で行くような、 もう、本気で焼きイカを食べていたおばちゃん。 本当に、うまそうだったなあ（笑）。 寒さも、雨も、何のその。 散り際の桜を見ずして、お花見を語るべからず！ お財布片手に、ちょっと気だるそうに歩く、 すごくかっちょいいおねえさん。 目指すは、やっぱり、焼きイカ屋（笑）？ （撮影データ＝9枚＝GX100/JPG） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

　

近況愚写録　 稲含山登山と、神楽見物。 （2009年5月4日） 半分仕事で、西上州は稲含山へ登ってきた。 今シーズン、初登山。 半分仕事、とはどういうことかというと、 ええと、つまり、ま、そういうことで（笑）、 詳しくは、まあ、いずれわかるはず……。 春らしい、と言えば、実に春らしいのだけど、 もやっとした、やや雲が多い天気だったので、 標高1370ｍの頂上からの眺望は、今ひとつ。 八ケ岳も、荒船山も、浅間山も、妙義山も、 うっすらとしか見えなかった。 だけど、今が盛りの、ヤシオツツジや、ヤマブキ、 各種スミレ類、エンゴサク、エンレイソウなど、 花々を楽しむには、問題ない。 山麓には、この辺りには珍しく、ブナの樹もあり、 芽吹きはじめた若い緑色の葉っぱが美しい。 ま、足慣らしにぴったりの、 楽しい2時間でありました。 甘楽町側登山道入口付近にある稲含神社では、 毎年5月3日に神楽が奉納されるので、 10時の開演？を待つことにする。 この神楽は、 安政年間に、稲含神社の領有をめぐり、 隣の下仁田町栗山と争ったのだが、 現甘楽町秋畑が勝ったことを祝って、 奉納したのが始まりなのだとか。 そうそう、稲含山の頂上直下にある、 下仁田の稲含神社も同じ5月3日が例大祭。 下山のとき、各種装備？を背負った関係者と多数すれ違った。 （ライバル意識が多少見え隠れしてたような……） 神楽が奉納される甘楽町の稲含山神社までは、 最寄りの集落から、狭い林道を走ること10キロあまり。 最初は、演者が気の毒になるほどの観客だったけど、 （ぼくを含めてたった3人！） 時間が経つにしたがって、地元の人たちが集まってきた。 やってきた車の3台に2台は軽トラだ（笑）！ ま、当然ですな。 しばらく超特等席で見させていただいたが、 早起きして山に登ったのでおなかがぺこぺこ。 花より団子、神楽よりそば！ と、いうことで、 林道入口にあるそば屋を目指し、 神社を後にしたのだった。 コンパクトカメラは、 シャッターを押したときのタイムラグがあるので、 なかなか思ったタイミングで写真が撮れないんだよなあ。 あれ？それって、腕の問題？ それにしても、ぼくは、なぜか、条件反射的に、 センスをパッと広げるしぐさを見ると、 ついつい、カタカケフウチョウの求愛ダンスを思い出して、 ぷっ、と吹き出してしまうのだった。 カタカケフウチョウを知らない人はこちらをご覧あれ（笑） ええと、さてさて、出番はまだか、と。 後ろで、おっさんが顔をのぞかせる（笑）。 おねえちゃんたちは、じっくり見てたけど、 もっと小さい男の子は、すぐに飽きてしまい、 棒切れを振り回しながら、裏手に消えていった（笑）。 本殿では、小学生くらいの女の子が、舞ってました。 （なぜか、隣の神楽と、同時並行進行） 凛とした立ち居振る舞い、実に、お見事でした。 土日祝日のみ営業の、そば屋。 地元のばあさんたちが中心になって営業している。 味は、いいよ。 天ぷらは、きのこ、季節の山菜、ごぼうのかき揚げ、など。 ちなみに、お茶うけには、フキ、かんぴょうの煮付け、 ワラビのお浸し、キュウリの漬け物が出る。 近くの果樹園では、 最盛期は過ぎてしまったけど、 リンゴの花が可憐に咲いていた。 （撮影データ＝11枚＝GX100/JPG） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

　

近況愚写録　 温泉、温泉、移動、温泉。 （2009年5月6日） 今回の東北遠征は、 とにかく、時間が限られていたために、 移動、移動、また、移動、の連続。 最大1000円！の休日割引、および、 料金半額の朝夕の通勤割引などなど、 ETC使用の高速道路割引料金システムをフル活用した結果、 我がスーパージムニーシェラ2号くんは、 5日間で、1800キロ以上走行したのだった。 （写真は撮ってないけど、他にも、多数の温泉に入浴した） さんざん利用しておいて言うのもなんだど、 今回の「値下げ」は高速道路料金が1000円になったのではなく、 高速道路屋に、税金で差額を補填しているわけでしょ？ （この、露骨なまでの道路屋ヒイキって何なのよ？） つまり、同じ税金を払っていても、 ETCを装着している人以外は、恩恵に与れない、ということ。 また、ガソリン税が一般財源化された、ということは、 車に乗ってガソリンを入れている人だけが、 余計に税金を払っている、ということにもなる。 こんなにも税制の不平等感が表面化しちゃったら、 国家存亡の危機、と言えるのではないか、と思うのだけど……。 それはそれとしても、 休日の高速道路利用者が、ぐぐぐん、と増えてしまった結果、 今まで3000円かかったけど1時間で行けたところが、 1000円になったものの3時間もかかる、なんて事態になっている。 それに、車間距離をとらずにすぐブレーキを踏むヤカラや、 後ろが詰まっているのに追い越し車線を平気でたらたら走るヤカラ、 などなど、とにかく、運転の下手な奴も激増！ 混んでるし、運転下手は多いし、 これで事故が起きないわけないよなあ……。 経済は悪化に悪化を重ね、 底が見えるのか見えないのかはっきりわからないし、 本当に、大変な世の中ですな。 まあ、とにかく、頑張っていきましょう。 花巻近くにある大沢温泉は、大のお気に入り。 川沿いの露天風呂（混浴です！）に入っていると、 ついつい長湯をしてしまう。 前日降った雪が残る、八甲田の、酸ケ湯。 通称「千人風呂」は温泉のホームラン王だと思う（笑）。 八甲田の麓、黒石市にある温湯（ぬるゆ）温泉は、 全国的にはきっとマイナーだけど、 ぼくにとっては、東北遠征の核とも言える場所なのだ。 共同浴場である「鶴の名湯」は、朝4時から夜11時まで営業。 当然のことながら、お湯は、源泉かけ流しである。 海のすぐそばに、素敵な露天風呂がある。 青森県の日本海側には、 不老不死温泉の他にも、 みちのく温泉、ウェスパ椿山など、いい温泉がある。 どこへ入るかは、気分次第だ。 あ、そうそう、 もっと早く書けばよかったけど（笑）、 西成活裕氏の「渋滞学」という本に出ていた、 特に、高速道路における、 渋滞時の対処方法、早期解消方法を伝授します！ まず、渋滞を起こさないようにするには、 十分な車間距離をとること。 最低、40ｍ以上必要だとか。 各種計算（笑）や、実験によると、渋滞が1〜2キロなら、 その4〜5キロ手前から時速70キロで走れば、 到着するころには、渋滞はほぼ解消されている。 つまり、100キロで走り続ければ渋滞につかまるけど、 70キロに落として走れば、ずっと走り続けられる、と。 燃費効率は、断然良くなりますな。 車間距離が40ｍ以下に詰まって、 スピードが時速72キロ以下になると、 渋滞が始まるサイン。 そうなったら、とにかく、 車間距離をあけるように努力しよう！ 必然的に速度が遅くなるので、 前に他の車が割り込んでくるケースも多くなるけど、 そうなっても、我慢、我慢。 とにかく、ひたすら、 前の車との車間距離をあけるべく、頑張る。 長さ3キロ以内の渋滞ならば、 ドライバーの10人に1人！がこの方法を知っていれば、 効果があるのだとか！ 快適なドライブのために、あなたも、明日から、 渋滞解消仕事人（笑）になりましょう！ このハナシとは関係ないけど、ETCの裏技を、ひとつ。 高速道路の出口でETC用のレーンが混雑している場合、 有人の一般レーンを利用することもできるのだ。 清算時に、ETCからカードを抜いて、係員に渡せば、オーケー。 きちんと、ETC割引が適用される。 （エラソ〜に書いたけど、これって、常識？） さて、さて。 ハナシは、コロコロ変わります。 「相対性理論」に引き続いて、 またまた好みの日本人アーチストを発見（笑）。 すでに、オリコンなどのチャートで、 ベスト10にランクインしているから、 知ってる人も多いかもしれないけど、 その名は、 「桜高軽音部」。 テレビの深夜枠で放送している、 青春音楽萌え系アニメ（笑）「けいおん！」の、 オープニング曲「Cagayake!GIRLS」 と エンディング曲「Don't say "lazy"」 が発売されているのだけど、 これが、まあ、すごくいいのよ！ （アニメの出来も原作を凌駕するほど秀逸） ぼくは、基本的に、 ギターが前面に出ているノリがいい音楽が好きだからなあ……。 しかし、まあ、こういうとき、 iTune Storeは、本当に重宝しますな。 お店に行かずとも、 ポチ、とクリックすればいいんだから！ （ある意味、すごく怖いけど……） もう、別に、CDの円盤なんかいらないもんなあ。 （でも、バックアップは、すごく大切だ！） で、久しぶりに、テレキャスターを引っ張り出した。 桜高軽音部のギター担当の唯ちゃんが弾いているのは、 ギブソンのレスポールなのだけど、 ぼくのレスポールは、いま、長期旅行中（笑）なもので。 で、これまた、久しぶりに、 本気の本気で耳コピー！をして、2曲ともに、 バッキングのギターパートは弾けるようになったぜ（笑）。 ちなみに、このゴールデンウイーク期間中、 ヘビーローテーションで、聴きに聴きまくった、 iPod「ドライブプレイリスト」は、 The Beach Boys 「Pet Sounds」 Marvin Gaye 「What's Going On」 The Clash 「London Calling」 AC/DC 「Back in Black」 Britney Spears 「Greatest Hits - My Prerogative」 Norah Jones 「Come Away With Me」 Glenn Gould演奏の、バッハ「平均律クラヴィーア曲集　第1集」 松田聖子 「Strawberry Time」 「Seiko Smile -Seiko Matsuda 25th Anniversary Best Selection-」 そして、アルバムではないけど、 桜高軽音部 「Cagayake!GIRLS」「Don't say "lazy"」 我ながら、なんと、素晴らしい選曲（笑）！ 分裂的というか、節操がない、というか……。 あと、ちなみに、ちなみに、 漫画の「けいおん！」（2巻まで発売中）も、 もちろん、持ってます（笑）。 （撮影データ＝6枚＝GX100/JPG） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

　

近況愚写録　 桜満開角館観光。 （2009年5月12日） ここのところ、珍しくちょっと忙しくて（笑）、 もたもたしているうちに、群馬の気温は軽く30度超え！！ 一気に、夏モード全開！なのだけど、 先日のゴールデンウイークに、 桜満開、人出万人（笑）の角館で撮った写真を、 ご覧にいれましょう（笑）。 桜の時期の角館は、車と人とバスの大混雑がイヤで、 いつも、あえて避けて通っていたのだけど、 先日の弘前城と同じパターンで（笑）、 たまたま、朝早く、近くを通りかかり、 （抱返溪谷へ行くつもりだった） もしや、と、様子をうかがってみたら、 武家屋敷前の駐車場にもすんなり入れたため、 15年ぶりくらいに、観光客の仲間入りしてしまったのだった。 これで、岩手県の北上市立公園「展勝地」へ行ったら、 みちのく三大桜名所を制覇できたのだけど（笑）。 右を見ても…… 左を見ても…… どこまでも…… どこまでも…… 市内を流れる桧木内川の堤防では…… 桜の並木が…… 続くのだった……。 おもちゃ屋の店先で、 はなさんにそっくりの雰囲気！をもった（笑）、 タレ耳の犬が番をしていた。 時間が経つとともに、 武家屋敷周辺は、観光客で混み合ってきた。 そろそろ、退散！ 十文字に11時に着くように、角館を出発！ そう、三角そば屋さんの、開店時間なのだ（笑）。 国道13号沿いに新しく出来た店舗へ。 このあっさりさっぱり感が、たまりまへん。 山形県河北町の名物、と言えば、肉そば。 いくつかある「いろは」の店舗のうち、 比較的すいている、平野店へ。 （いつもの通り道なんだな、これが） この写真は、冷たい肉そば。 中華そばも、実は、うんまい！ （撮影データ＝13枚＝GX100/JPG） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

　

近況愚写録　 サツキ満開新緑雨天散歩。 （2009年5月17日） 基本的に、はなさんは、 ものすごくハンドリングしやすい犬だ。 うんこやしっこが我慢限界のときや（笑）、 （はなさんは、なぜか土の上でしか用を足せない） 野良にゃこがうろうろしているときや、 同じような体型の日本犬が視界に入るときでなければ、 （大型犬に興味を示すこともあるけど、小型犬はほぼ無視） 散歩ヒモが軽くたわむくらいの距離を常に保ち、 ぼくをぐいぐい引っ張るようなこともない。 あ、でも、子どもが大好きなので、 登下校中の小中学生にしっぽフリフリして、 近寄っていくことはよくあるな。 散歩の時は、散歩ヒモの手元側の輪っかに、 人さし指をひっかけておくだけでオーケー。 その指を、くいっと、軽く、左右に振るだけで、 はなさんも、左に、右に、移動したり、 角を、左に、右に、曲がったりする。 万が一、散歩ヒモを手放してしまっても、 数秒後に自動停止するので安心（笑）。 （カラビナががらがら音を立てるからかな？） 信号とか交差点では、 「待て」と言えば、じっと止まっているし、 コンビニや銀行の前につないでおいても、 用が済むまで待っていてくれる。 ぼくが写真を撮るのに夢中になったりして、 「待て」がちょっと長めになったときには、 「やってられねえよお」って感じで、 寝そべっていたり、草を噛んだりしているけど、 （その姿が、実に、キュート！） ほぼ、その場で、待っていてくれる。 ただ、コンビニに寄るときは、 ついつい、漫画の立ち読みをしたりして、 はなさんを長く待たせることになっちゃうので、 お詫びに、パンとか、アップルパイとか、 「お土産」を買ったりしていたら、 最近では、 コンビニの前を通りかかると、 はなさんの目から「寄ろう寄ろう光線」が、 発射されるようになってしまった（笑）。 （しかも、ぐいぐいコンビニににじり寄って行くし） はなさんは、濡れるのが全然苦にならないらしく、 大雨が降っている日でも、普通に散歩へと出かける。 （家に帰って、タオルで拭くのが大変なのさ） 明日は、晴れると、いいなあ……。 ねえ、はなさん。 （撮影データ＝3枚＝GX100/JPG） Copyright (C) ukigumo club　All rights reserved.

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