近況愚写録 

2008年阿寒の森のきのこ。
(2008年12月4日)

mannentake

(撮影データ=D300/60mm/RAWからJPGに変換)


ぼくの性格を良く知る人なら、
きっと来ると思ってたはず(笑)。

そう、お待ちかね(?)、真打ちの、きのこ写真です。

前から何回も書いているけど、
今年、2008年は、きのこ、粘菌だけでも、
1万枚くらいの写真を撮ったので、
皆さまにご覧に入れるネタには困りません。

ただ、数はあるけど、中身が……。
写真の枚数を撮れば撮るほど、奥の深さを知り、
実力の程を思い知らされます(涙)。

ただ、ギョーカイ用語でいう、
阿寒の森の、空気感、シズル感は、
感じていただけるのではないか、と(笑)。

ぼくの写真を見ることで、
特に、都会の荒波にもまれている方々、
束の間、日ごろのストレスを忘れるほどに、
想像、妄想、なんぞを膨らませていただければ幸いでございます。

人は、それを「現実逃避」と呼ぶわけですが(笑)。

いやいや、実は、ぼくも、
ここのところ、ちょっぴり焦り気味だったんですけど、
ほぼひと月かかって整理した写真をまとめて見ているうちに、
阿寒の森で過ごした時間を想い出し、
まあ、なるようになるさ、と、
開き直るきっかけができたような……(笑)。

別に、ぼくが急がなくても、
地球は時速1700kmでくるくる自転しつつ、
時速10万kmで太陽の周りを公転しているわけだし、
もっと大きな目で見れば、
太陽系は時速80万kmで銀河を公転しているわけですよ。
宇宙の末端の膨張速度なんざ、もう、ホントに、あ〜た……(笑)。

つまり、ぼくたちは、意識せずとも、
思いっきりすげえスピードに乗って生きている!

せめて、気持ちくらいは、のんびり行きましょう、
というか、のんびりする努力をしてみましょう(笑)。

何はともあれ、
阿寒の森は、本当にすごいです。

とにかく、来年見てろよ!!
もっとすげえ写真を撮ってやる!!!


まあ、ハナシがだんだん大きくなりそうなので、
そろそろ、本題へ移るとしますか(笑)。

2008年に撮影したきのこの写真を、大公開します!
(注=東北で撮影したものも数枚あります)

さあ、きのこの森へ!

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 近況愚写録 

2008年の由々しき粘菌問題。
(2008年12月1日)

mamehokori

(撮影データ=D300/60mm/RAWからJPGに変換)


しかし、今年、2008年は、
粘菌(変形菌)の写真を撮りまくったなあ。

一昨年の写真撮影テーマを10分割で振り返るなら、
風景8、きのこ2、
といった感じだったと思う。
それが、今年に至っては、
風景2、きのこ4、粘菌4……(笑)。

我ながら、こうまで粘菌に魅かれるとは、
思ってもみなかった。
かあいかったり、キモかったり、そのビミョ〜?な感じが、
たまらなかったりする訳なんだなあ、これが(笑)。

今年、北海道で撮影した写真データは、
およそ1万6000枚なので、
きのこ、粘菌写真は、1万枚を超えているはず……。

う〜む、これって、けっこうな数だよなあ。

でも、今、こうして、写真を選んで、
スライドショーにして見てみると、
構図はもとより、
露出とか、
補助光の当て方とか、
背景のぼかし方とか、
気になるやつがけっこうあるし、
ゴミがついてる、
トドマツの葉っぱがからまってる、
クモの巣が張ってる、
などの「不注意」も多い。

とにかく、
まだまだ、の写真ばかり。
ちくしょう、見てろよ〜(笑)。

来年の写真は、もっと、すごいです!
どうぞ、ご期待ください。

と、いうことだけど、それはそれ(笑)。
コアでマニアな粘菌ファンの方、お待たせいたしました。

前代未聞!

空前絶後!

浮雲倶楽部史上、最大級(笑)。

2008年に撮影した粘菌写真を、大公開します!

さあ、粘菌ワールドへ!

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 近況愚写録 

現実逃避。
(2008年11月29日)

tanchou

(撮影データ=D2X/100〜300mm/RAWからJPGに変換)


いきなり、タンチョウの写真(笑)。

何だ?何だ?と思った方、しばし、お時間、拝借。

北海道を離れて、早、ひと月。
なのに、心は、阿寒の森をさまよう毎日(笑)。
つまり、まあ、やらなければならないことを差し置いて、
現実から逃げているわけであります(笑)。

やっぱり、北海道はいいよな……。

北海道へ行きたくても行けないわけだから(涙)、
手っ取り早く、現実逃避するには、写真を眺めるのがいちばん。
お金もないので(涙、涙)、自分の写真で我慢、我慢。

と、いうことで、この際、
ちょっとまとめて見てみよう、と思い立ちました。
過去に自分で撮った写真って、
実は、見直す機会ってあんまりないんですよね。
(下手くそだって分かってるから、なおさら)

きっと多くの写真はすでにご覧頂いているはずですが、
2005年〜2007年に撮って、
RAWデータからJPGデータに変換しておいた、
冬の写真を、一挙、まとめて公開します!!

おヒマなときに、ゆっくりご覧くださいませ。

さあ、現実逃避だ!!

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 近況愚写録 

いざ、自然薯掘りへ!
(2008年11月24日)


根性なしで、面倒くさがりやで、
飽きやすく、辛いことが大嫌い……。

自他共に認めるそんな性格のぼくが(涙)、
根性を見せ、面倒くさがらず、
集中して、困難に立ち向かう(笑)!

と、いうことで、自然薯掘りへ行ってきました。

そう、
まっちゃんきのこを採るときと、
自然薯を掘るときは、
自分でも驚くほどに人格が変わるのだ(笑)。

そんなに早起きするでもなく、
ゆるゆるとした感じで、いつもの場所へ。
スーパージムニー2号くんなしには、
決してたどり着けない林の中だ。


雑木林の中に車で突っ込む。

あたりをふらふらして自然薯を探す。
(ついでに、むかごを採る)

見つけたら、車に積んである道具を駆使して、掘る、掘る、掘る。

ようやくご本尊とご対面(笑)。

だ〜、と大声を出し、お茶を飲み、チョコをかじり、
大の字に寝ころんで、少し休憩したあと、また、
あたりをふらふら……。

自然薯掘りは、この繰り返しなのだ。


さすがに、大物を3本くらい獲ると、
(1本掘り出すのに最低30分くらいかかる)
体力が急低下して思考が鈍る。

と、すぐに根性なしに戻る(笑)。

周りにたくさん自然薯があろうが、
心は、すでに、食卓へまっしぐら(笑)。
集中力が足りなくなると、
ちょっとしたことで怪我に繋がりかねないし、丁度いい引き際だ。
我ながら、何と、自然に優しい(笑)。

それにしても、腰が疲れたなあ。
たぶん、筋肉痛は、2、3日は続くだろうなあ。


夕食は、自然薯のとろろに、むかごご飯。
(写真なんぞ撮っている場合ではない!)
うんめ〜!!

失礼いたしました(笑)。


jimny

まさに、ジムニーのためにあるような「道」でしょ(笑)?
パジェロも、ランクルも、ここは通れないんだなあ。


micchan

新規購入の自然薯掘りツールを片手に、
穴掘りに余念がない師匠・みっちゃん。
掘り出した土は、もちろん、後ほど元にもどします。


mukago

自然薯掘りへ行くなら、当然、
むかご採りも忘れるわけにはいかない。


jinenjo

じゃじゃ〜ん!と、本日の成果。
真ん中の奴、よく折らずに掘り出せたなあ。
我ながら、本当に、よ〜く、頑張ったなあ……。


suzumebachinosu

いやいや、こんなものまであるなんて!
スズメバチがいなくて、本当に良かったぜ。


(撮影データ=5枚=GX100/JPG)

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 近況愚写録 

ぽかぽか日だまり読書日和。
(2008年11月22日)

hanasan

(撮影データ=GX100/JPG)


部屋の日だまりでは、いつものごとく、
はなさんが寝そべっています。

寝転がって本を読むとき、はなさんは、
丁度いい「枕」になるのですが(笑)、
いまは、毛がたくさん抜ける時期なので、
「本置き」になってもらっています(笑)。

日だまりで寝ているはなさんは、
やがて、暑さのせいか、だんだん呼吸が荒くなってきて、
ふと目を覚ましてカラダを反転させて起き上がると同時に、
ぶるぶるして大量の冬毛をまき散らし、
水を飲みに、とことこ歩いて行ってしまいます。

で、たっぷり水を飲んで戻ってくると、
日だまりは、ぼくに占領されている、と(笑)。

ぼくの方をじ〜っと見つめて、
それでもぼくがどかない場合には、
あきらめて、ソファーに飛び乗り、また、うつらうつら。

なんか、冬だなあ(笑)!


ところで。
写真に写っているマンガは、
白井弓子さんの「天顕祭(てんけんさい)」。
面白くて、ついつい、読み返してしまいます。

この本の魅力については、
いろいろなところで吹聴してまわっているので、
またかよ!とあきれる方もいらっしゃると思います(笑)。

表紙のインパクトがすごく強くて、思わず手に取り、
「2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞受賞作」
との説明に、ついつい購入してしまったのですが、
アタリ、です。

古代と近未来を融合したような舞台で、
普通の人が普通の方法で普通じゃないものと戦う、
民族学的SFファンタジー(笑)。
(もちろん、キャラクターの立ち方も秀逸!)
ぜひ、お読みください!

あとひと月とちょっと残ってはおりますが、
今年2008年の、ぼくの、ブック・オブ・ザ・イヤー、決定、です。

まあ、それにしても、これから年末にかけては、
ミステリーもたくさん読まなきゃならないし、
いやいや、忙しいなあ(笑)!


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 近況愚写録 

遅ればせながら、岩手の秋'08
(2008年11月17日)

hayachine

(撮影データ=D300/35mm/RAWからJPGに変換)


東京なんぞへ行っていたもので、
ちょっと時間が空いちゃったけど、
2008年、東北の秋シリーズ、最終章(笑)。


白神山地から、一気に盛岡へ。

雨男は早々に東北から立ち去ったようだが、
置き土産の前線が居座り、なかなか天気が安定しない(涙)。

それでも沿岸方面の天気が少しはマシみたいなので、
盛岡在住の888氏の愛車「レガシーwithあけみちゃん」に乗り込み、
久しぶりに、早池峰方面へ出かけることにした。

早池峰山の登山口付近のブナの森では、
ちょうど紅葉が見ごろを迎えていたし、
日本で最後に電化された集落として有名なタイマグラへ、
10年ぶりくらいに行ったし、
それはそれで、まあ、いいドライブだったな(笑)。

ちなみに、タイマグラ地区が電化されたのは1988年6月のこと。
あと、タイマグラという地名はアイヌ語(森の奥へと続く道、の意)で、
現住所は、岩手県下閉伊郡川井村大字江繋字向神楽。

夕方、盛岡市内へもどってきた。
小腹も空いたので、じゃじゃ麺でも食おうと思い、
「白龍」へ向かうも、なんと、定休日。
それじゃあ、って「香醤」行くが、これまた休み。

こうなったら、
やけのやんぱち日焼けのナスビ、
中河食堂でラーメンを食うぞ!と意気込むも、定休日。

もう日曜日には、盛岡中心部へ行かないぞ!


翌日は、岩手秋田県境の真昼山地へ。
そのあとは、鳥海、朝日、飯豊などの山麓の森を、
ふらふら、ぶらぶらして、などと、
いろいろ計画を立てていたのだが、
一度東北を離れた超絶神域雨男が、
「 I shall return,soon! 」なんて言うものだから(笑)、
天気予報は、ず〜っと、雨、雨、雨。

と、いうことで、
この予報は外れるはずがないので(笑)、
心の糸がぷっつり切れてしまった。
そして、一刻も早くはなさんに会うべく、
ほとんど寄り道をせず西へ西へ向かったのだった。


さて。
今回の東北ツアーでは、実は、
ひとつの実験、というか、腕試し?をしてみた。

35mmレンズ1本で撮影したのさ。

多少変化に乏しい写真になったかもしれないけど、
構図を決めたりする場合に、
レンズのズームリングを動かさずに、足を使う、というのは、
写真撮影の基本だなあ、と改めて思った。
そして、思いの外、楽しい撮影だったな。


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