近況愚"写"録 

「新しいカメラ その1」
(2007年11月18日)

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(撮影データ=SONY DSC-S70/JPG)


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(撮影データ=SONY DSC-S70/JPG)


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(撮影データ=RICOH CAPLIO GX100/JPG)


きゃはは、買っちゃった〜。
新しい、デジタルカメラ。

きのこ全体にピントを合わせつつ、さらに、
周りの森の環境まで写せるカメラが欲しかったんですよね〜。

そういう意味で、コンパクトデジタルカメラは、
デジタル一眼レフカメラより、
さらに、通常のフィルムカメラよりも、
被写界深度、つまり、ピントが合う範囲がすごく広いので、
きのこ撮りに、ぴったり!!なんです。

来年、きのこや、粘菌や、地衣類や、
まあ、あと、高山植物などの写真を撮るのが楽しみだなあ。


購入に当たって、ぼくが望んだ機能は、
・800万画素以上
・RAWデータで撮影ができること
・手ブレ補正機能がついていること
・マニュアル露出ができること
・マクロ撮影ができること(最短撮影距離1センチ)
・ズームレンズの広角側が広いこと(35mmカメラ換算で、28mm以下)
・防水(日常生活防水)

「RICOH CAPLIO GX100」は、
防水機能以外、すべての希望を満たしていたんです。

さらに、
アルミニウム合金製なので、持った質感もばっちり。
液晶ビューファインダーが使えて(2枚目の写真)、
なんと、上からのぞける「チルト機構」まで使える。
まるで中判カメラのように、
1:1のアスペクト比(真四角の写真ってことです)で撮影できる。

などなど、
マニアックな部分も盛りだくさん(笑)。
ってことで、えいや〜、と、思い切って、買っちゃいました!


最後に白状しますと、11月23日に、
もう1台、新しいカメラがやってきます。
(多分、来るはず……)
すっげえ、楽しみ!

でも、う〜む、先立つものが……。


RICOH CAPLIO GX100

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 近況愚"写"録 

「和賀山塊の、名もなき滝」
(2007年11月14日)

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(撮影データ=5枚共通=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)
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林道を走っていたら、木々の間から、滝が見えた。
林道から数枚撮影したあと、急斜面の崖を下る。
立ち木や倒木をうまく利用して、
30メートルくらい下を流れる川まで降りることができた。
(出たばっかりの、ムキタケ、ボリボリを、たくさん発見!)

和賀山塊は、ちょうどこの辺りが紅葉の見ごろで、
だんだん標高が上がるにつれ、鮮やかさがなくなっていった。

和賀山塊は、ブナの原生林も魅力的だけど、
真昼大滝を始めとして、たくさんの滝があるので、
ぜひ、夏に、沢を攻めてみたい。


今回で、とりあえず、今年の東北紅葉シリーズは終わりです。



 近況愚"写"録 

「紅葉真っ盛りだった、和賀山塊」
(2007年11月13日)

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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

前回(11月11日=ポッキーの日)に引き続き、
岩手・秋田県境、和賀山塊の絶景紅葉を、
およそ、半月遅れで、ご覧いただいております(笑)。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

山の上の方から、太陽が当たりはじめたので、
のぺっとした色合いになる前に、パシャパシャ!


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

葉っぱが落ちてしまったり、
茶色く枯れたようになってしまったブナも多いが、
モミジが何ともいえない色をしていた。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

林道脇に生えた木々に邪魔されずに滝が見えるのは、この場所だけ。
紅葉と滝の組み合わせは、やっぱり絵になりますな。
太陽が雲に隠れるまで待ちに待って、ようやく1枚撮れた。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

上と同じ滝。
この写真では分かりづらいけど、右下に、葉っぱが写っちゃってる。
でも、カメラをこれより上に振ると、2段目の滝が入らないし、
左に振ると、別の葉っぱが入るし、右の木が切れてしまう。
「くそ、家に帰ったらフォトショップで消してやる!」
と、つぶやきながら、撮影したのだった(笑)。

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 近況愚"写"録 

「和賀山塊の、わくわくブナの森。」
(2007年11月11日)

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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

明け方に目が覚め、テントから顔を出すと、目の前の川が、
十六夜の月で白く光り、まるでスクリーンのようになって、
これらの木々のシルエットを映し出していた。
ぎゃお〜!!と叫んで飛び起き、あわてて撮影の準備をしたのだが、
三脚を立てた瞬間、月は、西の山の向こうに見えなくなった。
久々に、思いっきり悔しい思いをした。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

あくまでも主観なんだけど、
和賀は「山地」というより「山塊」の方がぴったりくる。
(正式に、何と呼ぶか、分かりません)
ブナは、白神山地や朝日山地が有名だけど、
この和賀の森に、幹の周囲が8.6メートルもある、
日本一の大きさのブナがあることは周知の通り。
それにしても、下草に笹が生えてない森を歩くのは、
何て気持ちがいいんだろう!


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

だんだん朝日が射し込み、森が目を覚ます。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

まず、向こうの尾根に太陽が射し込む。
シルエットになった大小さまざななブナが、
鮮やかな紅葉をバックに浮かび上がる。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

森の動物たちにちょっと遠慮しつつ、
落ちていたヤマブドウを食べてみる。
甘くて、酸っぱくて、実に、野生の味がした。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

コケは、別に、頑張って生きているわけではく、
ごくごく当たり前に生きているのだ(笑)。


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(撮影データ=D70/12〜24mm/RAWからJPGに変換)

北海道ではあんまりお目にかからない、
ギンリョウソウモドキの群落。
花が咲いているときは、首が垂れ下がっているが、
実を形成すると、すっく、と直立する。


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(撮影データ=D70/12〜24mm/RAWからJPGに変換)

我が「浮雲倶楽部」の常連、マメホコリ。
これを見つけたら、ぷにゅぷにゅしないわけにはいかない!
個体はまったく違うけど、ブナの森で再会した感じ(笑)。


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 近況愚"写"録 

「八幡平周辺の紅葉も、捨てがたいぞ!」
(2007年11月10日)

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(撮影データ=D70/12〜24mm/RAWからJPGに変換)

ツタウルシは、近づいただけでもかぶれる人がいるので、要注意。
ただ、ウルシそのものが毒成分を持っているわけではなく、
ウルシに対して、体が過剰反応し、その結果、かぶれる、
いわゆる、アレルギー、なんですねよえ。
(人をかぶれさせる成分?は、その名も「ウルシオール」です)
ウルシにかぶれてしまう、という人は、同じ仲間の、
ギンナンとか、マンゴーにもご注意を。
しかしまあ、味気ない杉林でも、ツタウルシがからみついて、
紅葉しているのを見つけると、華やかな感じがしますよね。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

八幡平も、上の方は、もう紅葉の時期が過ぎてしまって、
ブナも、ご覧のとおり、葉っぱがほとんど落ちてしまってます。
でもまあ、この、冬枯れ状態も、なかなか、味があると思います。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

山からおりて、八幡平の西の外れ、葛根田川へ。
いやあ、ここは、まさに、紅葉最盛期。
青空とのマッチングが素晴らしかったです。


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(撮影データ=D70/12〜24mm/RAWからJPGに変換)

高くたなびく雲が、
秋を感じさせてくれますな。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

川沿いで、1本の大きな枯れ木を発見。
全盛期の紅葉を従えたその存在感に圧倒されました。


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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

画面の右側の谷筋から、ときおり、湯煙が上がっていました。
葛根田川の上流部には、地熱発電所もあります。


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 近況愚"写"録 

「白神山地のマニアックなきのこ」
(2007年11月9日)

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「アラゲキクラゲ」

うわ、でっかいチャワンタケ、と、思ったのだけど、
確か、チャワンタケ系は、地上から出るはず。
家にもどってから調べると、どうも、アラゲキクラゲらしい。
確かに、裏側?を触ったとき、ちょっと、毛深い感じがした(笑)。
それにしても、この個体は、直径10センチくらいあったので、
同種の中でも、チャンピオン級のでかさだと思う、


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「クチキトサカタケ」

奥赤石「巨木を育む森」の遊歩道を歩いていて見つけた。
日本特産、一属一種のきのこで、ブナの倒木上に生えるらしい。
「青森のブナの森では普通に見られる」と、図鑑に書いてあったが、
まさに、見つけたのは、青森のブナの森だ!!
最初は、サルノコシカケから変なきのこが出てる!
と、ちょっと興奮したのだけど、
普通に考えれば、誰か先行者が見つけて、置き直したんだろうな。


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「マメザヤタケ」

赤石川近くのブナの森にて。
でっかい倒木を見つけたので、
しめしめ、と思って(笑)、近づいていったら、
やっぱり、きのこのアパート状態!
ブナハリタケ、ボリボリ、ムキタケ、
アラゲコベニチャワンタケ、ホコリタケ、
あと、いくつかの、名前の分からない小さなきのこ、
そして、この、マメザヤタケが確認できた。
で、こいつも、でっかいのさ。
図鑑によると、高さ7〜8センチ、直径0.8〜1.5センチ、とあるけど、
高さ10センチ以上、直径も、軽く3センチくらいあった。
(割ってみたら、中は、白く、空洞で、水が入っていた)
欧米では、このきのこ「死者の指」と言われているとか……。


さてさて、白神山地の紅葉の写真は こちらからどうぞ。


(撮影データ=3枚共通=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)
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 近況愚"写"録 

「白神山地の紅葉も、すごかった!」
(2007年11月7日)

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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)
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テキストデータでホームページをつくるのが、
だんだん、面倒くさくなっているのですが、
でも、まあ、頑張って、写真をアップするぞお!
と、いうことで、八甲田に続いて、
白神山地の紅葉の写真をお届けします。
(だんだんリアルタイムじゃなくなってますが……)

白神山地の大自然を手っ取り早く体験したいなら、
深浦町の岩崎から、鯵ケ沢町を経由して、西目屋村へいたる、
「白神ライン」と呼ばれる林道を利用するのがいちばん。
ぼくは、この道、大好きです。

ただし、
道は、一部を除いてすごく狭いし、
舗装されている場所はほとんどないし、
アップダウンや、くねくねのきついカーブも多いし、
常にどこかで工事をしているし、
紅葉シーズンは、けっこう、通行量が多いので、
車の運転には、十分ご注意のほどを。
(車高の低い車はあまりオススメできません)

林道の建設は、
大規模な自然環境破壊だ、と考えられるけど、
一方で、林道があって、初めて、
この自然を手軽に体験できるわけだし、
心境は、すごく複雑です。

何はともあれ、
世界自然遺産に指定されるくらい素晴らしい、
白神山地のブナの森に、幸せな未来あれ!


写真は こちらからどうぞ。




 近況愚"写"録 

「八甲田の紅葉は、すごかった!その2 日記風」
(2007年11月3日)

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10月20日、土曜日。

実は、前日の朝、阿寒湖を出発する前に、
念のため、と思って、シルバーフェリーに電話で確認したところ、
乗る予定だった、苫小牧発19時30分の八戸行きのフェリーは、満車!!
季節外れの平日だと思って油断していたのがいけなかった。

で、1本あとの、24時発のフェリーに乗船。
風が思いっきり強く、けっこう船は揺れたが、
2等寝台で、ヱビスビールを飲みつつ、
帯広の本屋で、7冊大人買い!!した高校野球漫画
「おおきく振りかぶって」を熟読。

野球ってのは心理スポーツ?なんだなあ、と、
ストーリー展開に感心しつつ、
自分の中での久々の大ヒットマンガに満足、満足。
(でも、何で、監督が女性で、しかも、巨乳なんだろう?)
3冊目途中で、夢の中……。

朝9時半、定刻に、八戸港到着。
11時半、蔦温泉で、盛岡の888氏と合流。

まず、立ち食いそばで、腹ごしらえ。

基本的には天気は曇りで、時折、雨が降ったり、晴れ間が出たりと、
目まぐるしく状況が変わるので、上下レインウエアを着込み、長靴をはく。
蔦沼周辺のブナの森や、田代平湿原、酸ケ湯周辺など、
八甲田山をぐるっと巡りながら、散策、写真撮影。

蔦付近にあるブナの二次林は、
どこも葉っぱが飛ばされてしまって、冬枯れの雰囲気。
ちょっと残念。

蔦の森では、ムキタケ、ボリボリ(ナラタケ系)が、
丁度、出始めたくらいのタイミング。
夜光写真を撮りたい、と思っているツキヨタケは、
腐りかけの奴が多く、ほぼ終わり、という感じ。

あと、倒木には、変形菌(粘菌)のマメホコリ多数。
アラゲコベニチャワンタケ、多数(笑)。

しかし、八甲田山周辺は、まさに、紅葉最盛期。
ドンピシャのタイミングだ。
とにかく、すげえ!

宿泊は、いまや、常宿となりつつある、
黒石市温湯(ぬるゆ)温泉の湯治宿「後藤客舎」。
建物は古いけど、きちんと掃除されているし、
けっこう広い建物であるにも関わらず、
この日も、ぼくらだけの貸し切り状態。
(7月に宿泊したときも「貸し切り」だった)
何よりも、素泊まり料金2500円!が魅力なのだ。

夕方から、雨が強くなる。
近所の旅館の食堂で、酒を酌み交わしつつ、
今さらながら「郵政民営化」の是非について、大論議(笑)。
部屋に戻ってから、ウイスキーを飲みつつ、
う〜ん、何を話したかは、もう覚えてない。


10月21日、日曜日。

7時に目を覚ましたときには晴れていたのに、
8時くらいから、土砂降りになった。

まず、温湯温泉の共同浴場「鶴の湯」へ。
なんせ、宿の真ん前がお風呂なので、徒歩10秒なのだ。
大小2つの湯船から、薄い黄緑色を帯びたお湯が、
たっぷりあふれ出ている「本物」の温泉だぜ。
(ちょっとなめてみると、薄い塩味がする)

やや熱めの温泉に、朝からゆっくり身を沈めることの贅沢さ!
う〜む、たまりませんな。
(またまた、ビールが飲みたくなる……)

シャンプー、石鹸は、用意されてないけど、
建物は、新しく、きれいで、清潔だし、休憩所もあるし、
朝4時から、夜11時まで営業、年中無休。
これで入浴料180円!!

温湯温泉、恐るべし。

9時半に宿を出る。
雨はどうにか上がったようだ。

再び、八甲田は、酸ケ湯にもどる。
でも、おなかが減ったので、まずは腹ごしらえ(笑)。
蕎麦屋で、新蕎麦の「舞茸天ぷらそば」をいただく。

ふは〜、汁がすごく濃いめなんだけど、実に、うまいっす。

当初は、ロープウエイで上まで行って、
毛無岱を経由しつつ酸ケ湯へ下りてくる予定だったが、
ものすごい風が吹き荒れていて、おまけに、山頂は、雪を被っている!
と、いうことで、またまた八甲田山の周りで写真撮影。

紅葉最盛期の日曜日、ということもあって、
観光客(中高年のカメラマン)がすごく多い。
はた迷惑な路上駐車に罵声を浴びせつつ、
自分たちはしないように、戒める。

14時過ぎに、酸ケ湯で、盛岡へ帰る888氏と別れる。

独りになってから、またまた田代平方面へ。
車を下りて、ブナの森の中をさまよい歩く(笑)。

葉っぱが飛ばされて、冬枯れのようになった森、
赤茶けつつも、葉っぱが黄色くなっている森、など、
ブナの森も、場所によって、雰囲気が全然違う。

でっかい倒木に、クリタケが生えていたくらいで、
きのこは、あんまり見かけなかった。

夕方、あまり暗くならないうちに、
酸ケ湯のキャンプ場へと急ぐ。
夜中、本降り。


10月22日、月曜日。

5時半起床。
うっすらと霧が立ちこめている。
曇りがちではあるけど、所々で、青空が見える。

コーヒーを沸かして飲み、
バナナとサンドイッチの朝食。

酸ケ湯周辺で撮影したあと、
城ケ倉温泉周辺をうろつく。
それにしても、今年の、酸ケ湯周辺の紅葉の見事なこと!
ずっと、森に入っていたい!という気分にもなる。

が、今日は、弘前に、11時に行かなければならない。
何を隠そう、「たかはし中華そば」さんの開店時間なのだ(笑)。
(開店と同時に行かないと、激込みなんだもん)

お店がある、撫牛子(ないじょうし)駅付近まで、
城ケ倉大橋から、25キロ、時間は40分、と、
だいたいの距離と時間を予測して、10時15分頃に出発。
お店には、なんと、10時55分に到着!
自分の才能が怖い(笑)。

絶品にぼしラーメンの大盛りをいただいたあと、
酒やら食料やらを買い込み、岩木山の麓を通りつつ、鯵ヶ沢へ。
「海の駅」で、晩酌用の新鮮な海の幸などを買い込む。

日本海を右手に見ながら、国道101号を西へ。
庭に、でっかい水車があることでも有名な、
深浦の「みちのく温泉」で、お風呂につかる。

ここのお湯は、遊離二酸化炭素含有量が日本一なのだとか。
(眼にいいとされる、白いホウ酸も浮いている)
露天風呂からは、日本海が一望に見渡せ、
夕焼けの時間にはまだ早かったけど、
実に、いい眺めなのである。

いざ、十二湖へ。

了。

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 近況愚"写"録 

「八甲田の紅葉は、すごかった!」
(2007年10月31日)

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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)
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阿寒湖周辺では、例年、10月下旬ともなると、
雌阿寒岳の初冠雪が観測され、
朝夕の最低気温は、ほぼ確実に、マイナスになる。

紅葉の見ごろは、まだ少しだけ続くけど、
ムキタケとかエノキタケとか各種サルノコシカケ系を除けば、
見られるきのこが、めっきり少なくなるので、
未練なく、東北へ旅立てるわけだ(笑)。

もう何年も秋の東北へ通っているけど、
白神山地あたりが紅葉見ごろになる時期を選んでいるから、
(何といっても、ブナの森の紅葉が素晴らしい!)
いち早くシーズンを迎えた八甲田周辺の紅葉はすでに終わりかけ、
多くの場合、葉っぱが、茶色くなるか、落ちるかしていて、
晩秋、もしくは、初冬、という雰囲気を味わうしかなかった。

ところが。
今年、2007年は、違った。

仕事の都合で北海道を出るのが、
いつもの年よりも1週間くらい遅くなったけど、
夏から秋にかけての異常気象のおかげで、
東北各地の紅葉前線が例年になく遅れていて、
なんと、八甲田周辺で、ドンピシャの紅葉最盛期!
いやいや、本当に、素晴らしい風景に出合えました。

しかも、
雨が降ったり、日が射したり、風が吹いたり、止んだりと、
気象的なバリエーションにも富み、最高のコンディション。
写真撮影、楽しかったなあ。


まあ、何はともあれ、写真をご覧下さい。
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