近況愚"写"録

雨も、また、よし。
(2007年 5月8日 火曜日)

やらなくちゃいけないこととか、
やらなければならなかったこととか、
やらなければならないだろうこととか、
やらねばならぬ、と、思いつつも、
まったく手を付けないでおいたことが、
同時に、束になって、かかってきたものだから、
例年になく、お金が、じゃなくて、時間がなくて、
でも、当然、お金もないのだけど、
とにかく、いろいろ、どたばたしていて、
勤め人でもないのに、
勤め人とほぼ同じような連休利用(プラスアルファ)行程で、
あわただしく、人ごみにまみれつつ、
2007年春の東北行脚へ行ってきました。

しかしまあ、今年は、お天気が(涙)。
写真を撮っていると、一天にわかにかき曇り、
コーヒーを淹れていると、一天にわかにかき曇り、
テントを設営すると、一天にわかにかき曇り、
(だから、ほとんどジムニーの中で寝た)
大粒の雨がザーザー、強い風が、ビュービュー。

雲が薄くなって、ちょっと晴れ間が見えて、
意気込んで車を下りると、雨、の繰り返しでした。
ま、何年も通っていれば、そういう年もありますわな。

風景写真系は、そのうちアップしたい、と思います。

marutama
何の脈略もなく、いきなり、登場したのは、
秋田県十文字町(横手市)「マルタマ」の中華そば。
(喜多方ラーメンの「まこと食堂」「坂内食堂」は写真を撮り忘れた)
平らな縮れ麺が、魚系のあっさりスープによくからみます。
具も、見た目の通り、オーソドックスです。
大変失礼な例えかもしれませんが、スープの味は、
「緑のタヌキ」というカップ麺の、化学調味料を薄くした感じ。
もちろん、このラーメンは、大変おいしゅうございます。

(撮影データ=SONY DSC-S70・JPG)




近況愚"写"録

タケノコ掘り。
(2007年 4月23日 月曜日)

友人のみっちゃんと、みっちゃんちの山へ、
タケノコ掘りに行ってきました。
気温が高かったので、Tシャツ1枚で出かけたのですが、
スコップをちょっと土に突き立てるだけで、
全身から汗が噴きだし、滴り落ち、吹き飛び、
ひさびさに、爽快な汗をかいた、という感じです。

それにしても、いつものことながら、
驚かされるのは、みっちゃんの眼力の鋭さ。
写真2枚目のように、ほとんど地中に埋まっているタケノコも、
みっちゃんにかかると、
羊の群れに迷い混んでいるヤギを探すがごとく、
簡単に発見されてしまうのでした。
花粉症のくせに。

近所でタケノコが採れる最大のメリットは、
採ってから、30分以内に料理できること。
あく抜きをしなくてもいいんですよね。
ちょっとだけエグいのを我慢すれば、
刺し身?でも食べられます。

あとは、タケノコご飯に、天ぷらに、みそ汁でしょ、
ワカメと一緒に煮付けたのも最高だぜ!
野山の春の恵みに、感謝。


takenoko
この竹林は、下草がほとんどなく、きれいなので、
タケノコが発見しやすいだけではなく、
スミレや、シュンランや、ジュウニヒトエなど、
春の草花もたくさん見られる。
そして、もう少しすると、いたる所で、ツツジが花を咲かせる。


takenoko
この世に生を受けたからには、もうちょっと成長したかっただろうに、
運悪く、みっちゃんに発見され、掘り出されてしまったタケノコくん。
(撮影のために、ちょっとだけ、土をどかしてしまいましたが)


takenoko
わずか15分ほどで、これだけの収穫。
いちばん右が、上の写真のタケノコです。
皮をむくと、食べられる部分は少なくなるけど、
このくらいのサイズのやつが、柔らかくて、本当にうまい。

(撮影データ=D70・28〜105mm・JPG)




近況愚"写"録

「雑草」を愛でる。
(2007年 4月16日 月曜日)

お天気と春風に誘われて、はなさんとの散歩が、
ついつい長くなりつつあります。

小さな川のほとりや、小さな山の雑木林や、
土が起こされたばかりの畑や田んぼの脇を、
春の野に咲く小さな花を観賞しつつ、ゆっくり散策。

春の七草のひとつ、白い花の、ナズナ、
青い花の、オオイヌノフグリ、
(このひどい名前は、実の形からつけられたらしい)
ピンク色の花は、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、
そして、黄色の、セイヨウタンポポ、などなど、
「雑草」という名前で、ひと括りにされることが多いけど、
ちゃんと個々の名前があるわけです。

しかしながら、どうしても、ぼくは、
食べごろに成長した、タラノメや、ワラビの方に、
ついつい目がいっちゃうんですけどね(笑)。

反省と自戒をこめて、皆さまにも、次の言葉を捧げます。


「雑草という植物は存在しない。みな名前を持ち、
人とは関係なく美しく存在しているのだ」
(伊澤一男)

「雑草とは、その美点がまだ発見されていない植物である」
(エマーソン)


では、「ヘクソカズラ」って名付けられた植物の立場は?
う〜む……。


hana
跨線橋の下から、犬の声が聞こえたので、
どんな犬かをチェックしているはなさん。


himeodorikosou
ヒメオドリコソウと、はなさん。
素敵な名前がついたこの草は、効率的に光合成を行うために、
葉っぱが重ならない構造になってるんです。
上から見ると、よ〜くわかります。


nazuna
ナズナが、ぺんぺん草と呼ばれるのは、
葉っぱが、三味線のバチのような形をしているから。

ちなみに、春の七草は、
次の歌で覚えちゃいましょう。
「セリ・ナズナ、ゴギョウ・ハコベラ、ホトケノザ、
スズナ・スズシロ、これぞ七草」
(作者不詳とされるが、南北朝時代の四辻善成作とも言われる)

ちなみに、ちなみに、春の七草の、現在の名前は、
セリ=セリ、ナズナ=ナズナ、ゴギョウ=ハハコグサ、ハコベラ=ハコベ、
ホトケノザ(前述のホトケノザとは別物)=コオニタビラコ、
スズナ=カブ、スズシロ=ダイコン、です。


tsukushi
毎年のことながら、大量発生。
でも、なんとなく、つくしは、あんまり食べる気がしないんですよね。


sakura
春の風に花びらが散り、緑色の葉っぱが伸び始めた桜。
ぼくが気象予報士なら、「今日の天気は、桜です」と言いたい。

(撮影データ=D70・28〜105mm・JPG、ナズナのみD2X・macro105mmで撮影)




近況愚"写"録

満開サンデー。
(2007年 4月9日 月曜日)

hana

ここ数日は、桜が見ごろだし、お天気もいいので、
はなさんの散歩は、いつもよりちょっとだけ遠出してます。

散歩でよく行く川は、そんなにきれいではないけど、
(それでも、ぼくがガキの頃に比べたらけっこう改善された)
最近では、カワセミを見かけるようにもなりました。
(カワセミが汚染に強くなったのかも知れないけど)

野生動物と遭遇する機会も多くて、
この日は、なんと、いたちくんを発見!
冬毛から夏毛に変わるところみたいですね。
(ハクビシン、タヌキ、キツネも見たことがあります)

このあたりに広がる里山では、
道路の新規着工やら拡張やら、利用する立場から考えても、
とても必要とは思われない工事が、
すでに着工、または計画されていて、
急速に環境が破壊されています。

野生動物たちにとっては、ますます棲みにくくなるだろうなあ。

そんなことを考えつつ、この日は、
家から5キロほど離れている神社まで足を延ばしたのでした。
往復、2時間半かかりました(笑)。



hana


hana


hana


hana
(撮影データ=5枚共通=D70・28〜105mm・JPG)




近況愚"写"録

はな、の競演。
(2007年 4月6日 金曜日)

hana

ここ数日の花冷えにも負けず、桜は、8分咲きくらいになりました。
風は冷たいのですが、いいお天気なので、柴犬のはなさんと、お花見へ。

しかし、桜とは関係ありませんけど、はなさんの毛が抜けること抜けること。
写真をよ〜くご覧いただけば、いま、まさに、飛び立たんとしている、
このちりちり、ふわふわした毛の所在をご確認いただけるかと(笑)。


hana

hana

hana

hana

hana
(撮影データ=6枚共通=D70・28〜105mm・JPG)




近況愚"写"録

さくらだま。
(2007年 4月2日 月曜日)

実は、桜の写真を撮るのが苦手です。
と、いうか、桜は、実際に見るのは好きなんだけど、
別に、それほど撮りたい、とは思わないんですよね。
(あ、それって、苦手だからだね、きっと)

でもまあ、家の周りでは、桜が五分咲きくらいになっているので、
はなさんの朝の散歩のついでに、
珍しく、マクロレンズなんぞをつけたD2Xを持ち出して、
近所の墓場(!)で咲いている桜をパシャパシャ撮ってみました。
(ちなみに、ぼくは、このレンズの描写が、イマイチ好きじゃない)

ターゲットは、丸く、玉みたいにかたまって咲いている桜。
ま、色は、まさに、桜色ですな。

sakura


sakura


sakura


sakura


sakura


sakura


sakura


sakura
(撮影データ=8枚共通=D2X・micro105mm・RAWからJPGに変換)




近況愚"写"録

オトナの、オンナ。
(2007年 3月26日 月曜日)

hana
(撮影データ=D70・28〜105mm・JPG)

犬は、人間に比べると、格段に成長が早い。
人間の年齢に置き換えるとすると、
小・中型犬の場合、最初の2年で24歳になり、
3年目から、1年に4歳ずつ歳をとる計算になるとか。
(計算方法は諸説いろいろありますけどね)
ってことは、柴犬のはなさんも、人間で言うなら、もう24歳!
オトナのオンナになりつつあるのね。

散歩の途中で、ほかのイヌや、のらネコや、
ニンゲンのガキに会おうものなら、
尻尾を思いっきりふりふりの、耳さげさげなんだけど、
相手が、必要以上に、スキンシップをしてくると、
さっと身をかわして、知らんぷり(笑)。
(ただ、のらネコから、たまに、ネコパンチをくらいます)
この一瞬の「醒め方」は、見ていて飽きない(笑)。
アキバ系用語(?)で言うところの「ツンデレ」の逆で、
「デレツン」なんだよなあ、はなさんは。


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