近況愚"写"録

里山の春
2005年 4月 24日 日曜日


散歩へ行くときはD2Xを持ち出し、
ずっとテスト撮影を続けています。
桜やカタクリが咲いたと思ったら、
もうタラノメやワラビが食べごろ。
里山の春は急激に変化しています。

hanafubiki

花粉症の人には地獄にも等しい杉林に桜の花びらが舞う。



su

スズメバチの巣を発見。



houshi

びっしり詰まっているのは、胞子かな?



sakura

春の定番、桜の花。



junihitoe

雑木林の下に、ジュウニヒトエがひっそりと咲いていた。
(名前を教えてくれたのは、岩手支部堕落中氏です)




hashiridokoro

春の野山でけっこう早めに咲き出すハシリドコロ。
この草花には強い毒性があるので要注意。




zoukibayashi

おりゃあ、おりゃあ、という、芽吹きの勢いを感じます。





iMac G5、入院治療
2005年 4月 12日 火曜日


ん?
あれあれ?
どうしたのかな?
もしかして、ま、まさか!!
その状態が、「フリーズ」だと気付くのに、
しばらくかかってしまった。

PowerBook G4&MacOS Xの組み合わせでは、
一度もフリーズしたことなかったからねえ。

本体の内部から、カッキンカッキンと、
妙な音まで聞えてきやがる。


一度くらいなら、まあ、気にしないのだけど、
「ニコンキャプチャー」や「フォトショップ」で、
デジタルカメラの画像を「現像」していると、
カッキン、カッキンと異音が鳴りはじめ、フリーズ。

「ニコンビュー」や「iPhoto」で、
スライドショーを見ていると、
カッキン、カッキンと異音が鳴りはじめ、フリーズ。

「Safari」でネットサーフィンしてるとき、
バックアップのCDを焼いているとき、
カッキン、カッキンと音が鳴りはじめ、フリーズ。

「iTunes」で音楽を聴いているとき、
カチ、カチ、カチ、カチ、と音が鳴り、、、
あ、これは、BBCライブで、
ジョン・ボーナムが、
ドラムスティックをたたいてリズムをとってる音です……。

とにかく、とにかく、
使っているアプリケーションの種類や、
CPU・メモリーの負担の大小に関わらず、
iMac G5がフリーズするのよ。
こりゃあ、問題は、ソフトじゃなく、ハードだよな。
マジかよ!!


フリーズしたときの対処、第1弾は、
「コマンド」キーと「ピリオド」キーの同時押し。
アプリケーション作業を停止させるわけです。
無反応。

次に、「コマンド」「オプション」「エスケープ」、
3つのキーを同時に押し、
アプリケーションの強制終了を試みる。
無反応。

さらに、「コマンド」「コントロール」、
そして電源ボタンを同時に押し、
iMac G5を再起動させようとする。
無反応。

もう、こうなると、ぼくにできる方法は、
あと、2、3しか、残ってない。

おりゃあ、えいやあ!
電源ボタンの長押しだ〜。
これで、ようやく、電源が落ちた。


再び立ち上げるとき、
電源ボタンを押してすぐに、両手で、
「P」「R」「コマンド」「オプション」
キーを押し続ける。
ジャ〜ン、という、マック特有の起動音が、
3回鳴るまで、我慢、我慢。
パラメーターPAMをリセットしたわけです。

でも、やっぱり、すぐにフリーズする!
ちくしょう!!

もしかしたら、と思い、
後から足した1G×2のメモリーを外し、
もともと付いていた256Mのメモリーに差し替える。
で、起動。
立ち上がると同時にフリーズ!!
ダメだ、こりゃ。


続いて、無駄な抵抗と思いつつも、修復を試みる。
まず、システムのCDからiMac G5を立ち上げ、
ディスクユーティリティーのファーストエイドで、
起動ディスクの検証。
おっとお、2つのエラー発生です。
修復ボタンを押すが、1つは修復せず。
で、もう一度、ファーストエイドをかける。
今度は、修復できたみたい。

さらに、さらに、
PowerBook G4とファイヤーワイヤーケーブルで結び、
iMac G5を、Tのキーを押したまま立ち上げて、
「ターゲットディスクモード」にする。
(iMac G5をPowerBook G4のハードディスクとして使う方法)
で、ハードディスクとして認識しているiMac G5に、
PowerBook G4のシステムから、
ノートンユーティリティーのディスクドクターをかける。
またまた、ディレクトリに、エラー発生。
はいはい、修復、と。
ついでに、ファイルの不具合も、修復しておく。

さて、さて、それで、再起動。
「iTunes」で音楽を聴き出すと、
あの、カッキン、カッキンが鳴りはじめました。
フリーズ!!
ダメじゃねえか。
電源ボタン長押しで、システム終了。


アップルケアに電話をする前に、
ハードウエアテストCDで検証してみると、
やっぱり、記憶装置に、エラー発生、だって。
つまり、これは、ソフトの問題ではなく、
ハードの問題だ、ということがはっきりしたわけだ。

アップルケアでも、ハードディスクの故障、と認定され、
ハードディスクを交換することに相成りました。
アップルから代わりのハードディスクを送ってもらい、
自分で交換する方法と、
アップルに本体を送って交換してもらう方法の、
どちらかを選べるのだが、
(保証期間中なので、もちろん、修理費等は無料)
全般的に検証してもらうために、本体を送ることにしました。
4月15日に引き取りにきて、だいたい、
1週間くらいで帰ってくるそうであります。

あ〜あ、第3次デジタル化計画にケチがついちゃったな。
と、いうわけで、当面の間は、
PowerBook G4がメインマシンとなります。
(D2Xで撮ったRAWデータの「現像」はしばらくお休み)
しかし、インターネット上や外付けハードディスクに、
必要な書類のバックアップをこまめにしておいて良かったよ。
ファイルがパーになっちゃったら、泣くに泣けないもん。





第3次デジタル化計画
2005年 4月 6日 水曜日


20インチディスプレイのついたiMac G5を買ってしまった。
確か、去年の秋くらいに発売されたモデルなんだけど、
そのときからお金をためはじめて、
虎視眈々と購買の機会を狙っていた、というわけではなく、
突然欲しくなっちゃったんだなあ、これが。

Nikon D70を使いはじめてからというもの、
ランニングコストがほとんどかからないことをいいことに、
パシャパシャ写真を撮りまくっているし、
さらに、いかにもプロ風に、RAWというデータ形式
(簡単に説明すると、カメラからの生データを記録した画像で、
 例えるなら、現像する前のフィルムみたいなもの。データも重い)
も使うから、写真とパソコンが、
ほとんど切り離せない状態になっているのさ。
ところが、今メインで使っている、
PowerBook G4(CPU 500MHz、メモリー256MB)の能力だと、
RAWデータを1枚開くのに、1分以上かかるものだから、
ストレスがたまるたまる。
で、新しいパソコンを導入することにしたわけです。
('99に買ったボンダイブルーのiMacもネット専用機として現役)
Windowsにくら替えすることは、まったく眼中になし、でした。

どうせならスペックを最大限に生かしたい!と、奮発して、
メモリーは、積み込める限界の、2GBを搭載。
いやあ、快適、ですわ。
これで、ばりばり仕事ができるなあ。


ついで、と言っては何なのですが、
プリンターも、6年来使用のEPSON PM770Cに別れを告げ、
8色インク使用の、Canon PIXUS iP8600を導入。
いやいや、最新のプリンターの画質たるや、
ほとんど写真そのものですねえ。

そして、かねてからの懸案であり、切望でもあった、
iPod Photo 60GBもやってきました。
とりあえず、CD200枚分、およそ2700曲を取り込んで、
常に持ち歩いています。
iPod Photoは、音楽プレイヤーとして使えるのはもちろん、
デジカメ写真を保存する、フォトストレージにもなるので、
今や、これなしには暮らしていけない、と言っても、
過言ではありません、はい。

そして、そして、最後にもうひとつ告白しますと、
新しい一眼レフデジタルカメラも買ってしまいました。
その名も、Nikon D2X。
これについては、また、別の機会に報告します。





近況愚"写"録

羅臼、恐るべし。
2005年 3月 2日 水曜日


道東の冬の風物詩と言えば、流氷であります。
阿寒湖周辺の森もいいけど、海も捨て難い。
ってことで、知床へ行ってきました。
阿寒湖を午前3時に出発。
野付半島で日の出を拝んだあと、一路羅臼へ。
残念ながら、流氷は、国後島付近にあるようで、
海を覆う白い世界を撮影することはできませんでした。
(トド、アザラシも、見られなかった)
代わりに、と言ってはなんですが、
オオワシ、オジロワシが、いるわいるわ。
猛禽類マニアにはたまらない光景だろうなあ。
知床の自然は、やっぱり、すげえなあ。
でも、残念なことに、羅臼の街で、
安くて、うまくて、おいしい魚を食わせる店を、
どうしても見つけることができないのさ。
誰か、いい店、教えてくれえ。

notsuke

日の出とともに、何十隻もの大漁船団が操業開始。



kunashiri

野付半島から見た国後島。
島と海の間に、流氷が白い帯のように見える。




shiretokorenzan

大小さまざまな氷が浮かぶ海の向こうで、
羅臼岳(左端)から始まる知床連山が朝日に輝く。




oowashi

猛禽類だけが持つ、威厳、風格、美。
オオワシは、実に絵になる鳥である。




shika1

取り残された流氷が浮かぶ羅臼の冷たい海を、
どこからか、鹿が泳いできた。




shika2

人間ではとても立っていられないような切り立った崖で、
鹿の群れが餌を食んでいた。




ojirowashi

もちろん、オジロワシも忘れちゃダメだ。



shika3

ほとんど垂直の崖を下りてきて、
車道近くで立ち止まっている雄鹿。
雪が深くて動けないのか、
アホな人間を観察しているのか、どっちだろう?




oowashi2

上昇気流に乗るオオワシを、下から激写。
いやいや、美しい姿ですな。






近況愚"写"録

阿寒湖周辺
2005年 2月 17日 木曜日


かれこれ10年来使い続けている、
タブスのスノーシューが壊れてしまったのですが、
応急処置をして、どうにか使えるようになりました。
で、再び、週に3、4回くらいのペースで、
阿寒湖周辺の森を歩き回っています。
冬の森はいいよお!

順不同で、いくつかの写真をお見せしましょう。

penketo

阿寒横断道路の景勝・双湖台から見下ろすと、
北海道の形をしているように見えるペンケトー。




akangawa

阿寒川に沿って歩くと、
温泉が湧き出している場所が何カ所もある。
火傷に注意しつつ湯つぼに生卵を入れると、
およそ10分ほどで絶品の温泉卵ができる。




hyoutan1

ひょうたん沼から見る雄阿寒岳。



hyoutan2

凍ったひょうたん沼をキャンバスにして、
風は、何を描こうとしたのだろう?




hyoutan3

さて、問題です。
この雪上の模様は何でしょう?
(答えは、ページいちばん下に)




kabaana

知る人ぞ知る、カバノアナタケ。



yuki

木々に降り積もった雪が、風に舞う。



dakekanba

でっかいダケカンバと、ならず者5人衆。



akaezo

オンネトー付近の、アカエゾマツ純林。



oneto

氷結したオンネトーから見る、
雌阿寒岳と阿寒富士。




shirafuji

だんだん凍りつつある白藤の滝。
温度は高くないが、温泉みたいな土色の水が流れている。




クイズの答え=キタキツネの足跡。

まわりの雪は、だんだん風で飛ばされていったが、
足跡の部分は、キツネの体重で圧縮されているから、
飛ばされずに残った、ということさ。





近況愚"写"録

タンチョウ
2005年 1月 26日 水曜日


冬の北海道で、デジタルカメラを使う場合、
防寒対策や結露対策にすごく気を使うから、
いろいろと面倒くさいのだ。
で、D70の寒中動作テストを兼ねて、
阿寒国際ツルセンターへ行ってきました。
この日の気温は、日中でも、マイナス10度。
おまけに、強い北風がピューピュー。
テストなので、D70にはちょっと我慢してもらって、
防寒対策は、三脚にくくりつけたカメラに、
ごく普通のフリースの目出し帽子をかぶせたのみ。
結果はというと、正常に使えました。
ガンバレ、D70!


tantyo1

一羽だけ、やたらはしゃいでいるツルが。
求愛ダンスっぽい動作をするのだけど、
他のツルには、ほとんど無視されていた。




tantyo2

大きな鳥が空を舞う姿は、実に優雅で美しい。




tantyo3

タンチョウのえさ場に、突然、
3羽の白鳥が舞い降りてきた。




tantyo4

白鳥は、タンチョウに囲まれて、
ちょっと居心地が悪そうだった。




tantyo6

まさに、丹、頂。
その字のごとく、頭のてっぺんが、赤い。



tantyo7

風上に向かって、着陸態勢。





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