浮雲堂 2003年の本 10傑
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寿命
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ハダカのハナシ
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なんちゃってカメラマン7月前半の山
7月7日 晴れ 十勝幌尻岳(標高1846m) 6時25分、帯広市郊外の、 オピリネップ沢林道終点登山口から登山開始。 しばらくは、沢に沿って進む。 沢から離れると同時に、 針葉樹、ダケカンバの森に入る。 登山道はしっかりしているものの、 急成長している笹が足下を隠す場所もある。 両側が切れ落ちている尾根筋は、 最初こそ緩やかな登りであるが、 すぐに、これでもか、これでもか、という、 心臓バクバクの急登に。 途中、シラネアオイの群落がある。 稜線まで到達すれば、多少木々にさえぎられるが、 日高山脈の核心部が一望できる。 最後に、イワツツジ、イワブクロが咲く、 ハイマツ帯を登り詰めると、 第一級の展望が待つ頂上である。 オホーツク高気圧が北海道に張り出しているため、 下界は、雲の下に隠されている。 初心者にはツライかもしれなけど、オススメの山である。 (登り2時間15分、下り1時間40分) 7月8日 晴れ 伏見岳(標高1792m) 6時20分、登山開始。 しばらくは、ジグザグと緩やかに登っていた道が、 突然、急な登りに変わる。 日高の山はどこもあなどれないのである。 樹が針葉樹からダケカンバに変わりはじめると、 尾根筋に出て、そこそこ見晴らしもよくなる。 登るのにうんざりしてくる頃、 ハイマツが姿を見せはじめ、 隣の妙敷山と同じくらいの高さに到達。 ハイマツ帯に入ると、 シナノキンバイ、ナナカマドの花に出迎えられ、 格別の眺めが待つ頂上へ。 オホーツク高気圧の勢力下にあるので、 雲海にそびえ立つ日高の山並みが楽しめた。 気軽に日高の展望を楽しみたいなら、イチオシ。 (登り1時間40分、下り1時間10分) 7月13日 曇り 西クマネシリ岳(標高1636m) 通称オッパイ山と呼ばれ、西クマネシリ岳は、 十勝三股から見るとき、右の乳房である。 6時30分、十勝三股の、 シンノスケ3の沢林道奥にある登山口を出発。 日曜日のせいか、他に、2組8人の登山者がいる。 林道の名残とも枯れ沢ともいうべき道を進み、 廃屋を右手に見てからしばらくは、 大きなフキが生えている、沢の縁を行く。 ふたたび林道の名残のような道となり、 しばらく歩くと、ようやく「山」の中に入る。 傾斜はそこそこ急で、 針葉樹やダケカンバが入り交じった森を、 ジグザグ、ジグザグと登る。 黄色い花をつけたヤチブキ群落を過ぎると、 ダケカンバの森になり、 やがて「オッパイ」の谷間に出る。 ここからちょっとだけ、 ロッククライミング的な岩場登りを経て、 ハイマツの中を進むと頂上である。 霧のために、石狩連峰はおろか、 十勝三股の原生林もまったく見えなかった。 注:登山時間は、たまたまその日、その時間かかった、ということです。 |
前途多難!? 昇進祝賀暴風尾瀬
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