近 況 愚 写 録 

========== 2016年 9月 26日 ==========

世界の伊沢、阿寒湖の新井
〜 17時45分更新 〜


いやあ、気がつけば、9月も終わり。

2か月以上も更新を怠けていました。
それと言うのも、まあ、10月中旬発売予定の、
新著の原稿書きなどが忙しかったためで……。
おそらく、今月のうちに校了となるはずです。

『森のきのこ、きのこの森』
新井文彦著・白水貴監修 玄光社刊
A4変形版(縦長)、144ページオールカラー
10月14日発売予定 予価2000円(税別)

鋭意製作中でございます。
大きめの版なので写真をじっくりご覧いただけるかと。
どうぞよろしくお願いします。

9月24日に、釧路市で、伊沢正名さんの講演会があり、
ちょっとだけ出演させていただきました。
世界の伊沢と、阿寒湖の新井の共演(笑)。
満員御礼、盛況のうちに幕を下ろしました。
(伊沢人気を考えれば当然ですが)

伊沢さんの講演を聞けたことはもちろんなのですが、
控室や、ご飯のとき、夜の飲み会などで、
伊沢さんといろいろお話できたのが最大の収穫。

夜、飲み会を終えて、ホテルへの道すがら、
伊沢さんがきのこ撮影に使っていたカメラやレンズのこと、
きのこ撮影についてなどなど、いろいろ教えていただきました。
役得とはまさにこのこと、楽しかったなあ。

年末には、新著を出版されるとのこと。
(しかも、の◯その時に使える葉っぱ図鑑も含む!)

伊沢さんの体調もすごく心配するほどではなく、
これまた、よかった、よかった、です。

chirashi

「人とキノコ(菌類)・環境とのかかわり」


kaijou

まなぽっと幣舞「AVシアター」は、ほぼ満席。


izawamasana

伊沢正名さんの講演。


kushiro

夕暮れの街、夕日の街、釧路。


toraya

日ハムというものがありながら「虎や」へ(笑)。


sashimi

さすが、港町!


akanbee

夜の幣舞橋から、宿泊先を望む。


kawamura

一度ホテルに戻ったものの、また出直して、シメのラーメン(笑)。
釧路で1、2を争う人気店「河むら」の醤油ラーメン。


breakfast

玄米ご飯に、きのこたっぷり味噌汁、焼き野菜など、
朝からがっつりいただきました。


masumi

辺境のラーメン屋・真澄の醤油ラーメン大盛り。
やっぱり、10月いっぱいで、店を閉めてしまうとか……。
11時開店なので、10時45分に行ったら、2番手で、
ラーメンを食べているうちにみるみる人がやってきて、
なんと、11時には外まで人が!
その先頭は知人(笑)。


ibuki

伊沢さんにいただいた葉っぱ。
ハーブの仲間の園芸種なので、
簡単に手に入り、拭き心地はもちろん、香りまでもよく、
お尻を拭くのにぴったりなのだとか。
名前は失念しました……。


(撮影 / SONY RX100)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.


========== 新著 ==========

nenkinseikatsunosusume

『粘菌生活のススメ 〜奇妙で美しい謎の生きものを求めて〜 』
amazon で購入!

好評発売中!
どうぞよろしくお願いします。



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 近 況 愚 写 録 
 
========== 2016年 10月 7日 ==========

新著、近日発売!
〜 19時00分更新 〜


『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)

A4変形版(通常のA4より縦がやや短い)
144ページ、オールカラー、150枚以上のきのこ写真を掲載!
価格2000円(税別)  10月24日発売予定!

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新著の表紙を公開します!
帯文は、写真評論家の飯沢耕太郎さんにお願いしました。
そして中身の立ち読みは こちら を!

皆さま、どうぞよろしくお願いします。


さてさて。
今年の道東地方の紅葉は、史上例をみない、
4発の台風直撃がもたらした大雨の影響か、
あまりきれいじゃないような気がするし、
時期的に、例年よりも10日くらい遅れている感じです。

阿寒湖温泉周辺では、体育の日の連休よりも、
その1週間後の15日(土)、16日(日)くらいが見頃になりそう。
(オンネトーの見頃は、おそらくその数日前)

最低気温は0度くらいだし、
雌阿寒岳も雄阿寒岳も初冠雪を記録したし、
秋本番から駆け足で冬に向かっている今日このごろです。

そして、今年の阿寒湖滞在も、残すところあと1週間。
もうすぐ、柴犬はなさんに会えるぜ!

そして、10月21日には、
三重県津市の岩出菌学研究所が主催する、
「日本きのこ女子サミット」なるものにゲスト参戦予定。
菌友の皆さまにお目にかかるのを楽しみにしております。


Front glass

朝、車で乗り出そうとしたら、フロントガラスがバリバリに凍ってました。


onneto

10月6日夕方のオンネトー。


benitengutake

H新聞の企画で先月中旬くらいから取材を受けているのだが、
担当のKさんが大のきのこ好きなので、
どんどん取材が延長されているのであった(笑)。
この日は、ベニテングタケの菌輪を見つけて、大満足。
記事は、10月15日以降に掲載される予定とか。


benitengutake

いつもの撮影スタイル(笑)。


benitengutake

撮影している人を撮影している人を撮影(笑)!


さて、撮影後は、阿寒湖温泉のアイヌコタンにある、
スーパーハイパーアイヌ料理屋「ポロンノ」さんへ。

阿寒湖における新旧きのこ女子が揃ったので、
おまかせで、きのこたっぷり料理をオーダー。

目の前に出されたお皿を見て、
全員(といっても、まあ、3人だけど)が、
思わず大歓声をあげてしまうものばかり。

いやあ、大満足、大満足。
ありがとうございました。

kawaebi

川エビの塩炒り


itamemono

天然ポルチーニ茸(ヤマドリタケ)、
天然シイタケ、天然マイタケの、
発酵バター炒め


shikaniku

エゾシカロース肉のタタキ


saketoba

ホッチャレサケの鮭とば


aemono

ハナイグチと行者ニンニクのキムチ和え


pizza

ボリボリ(ナラタケ)入りのポッチェイモピザ
ポッチェイモ=アイヌの保存食


supagethi

ボリボリ(ナラタケ)入りメフン(サケの背わたの塩辛)スパゲティー


(撮影 / OLYMPUS OM-D E-M1、料理はSONY RX100)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.


========== 新著10月24日発売! ==========

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『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)

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 近 況 愚 写 録 

========== 2016年 11月 3日 ==========

『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)

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中身の立ち読みは こちら を!

すでにたくさんの方々から感想をいただいておりますが、
想像以上に好評なのでとても嬉しく思っております。
どうぞよろしくお願いします。


東京遠征!
〜 9時30分更新 〜


さてさて。

打ち合わせや飲み会のために上京。
初日の昼過ぎまで、生憎の雨。
気温は15度に届かないくらいと、
ぼくには丁度いいくらい……。

Detroit

午後の打ち合わせまで時間があるので、上野へ。
「ゴッホとゴーギャン展」を見るか、最後まで迷ったけど、
こちらの方が多彩な作家が集まっているのではないか、と思い、
上野の森美術館で「デトロイト美術館展」を鑑賞。
会期中の月曜日と火曜日は館内の撮影がオーケーなのだった。
でも、写真を撮るのに夢中で、絵をあまり見てないおばちゃんがいたりして、
もったいないなあ、と思った。
それにしても、スマホの「ピロリロリン」というシャッター音は、
すごく耳障りだなあ、と改めて実感した。

Detroit

写真撮影オーケーとは言え、ピカソなど、
SNSなどにアップするのはご法度の作品もある。


luncheon

なんと、午後からの打ち合わせがキャンセルに!
そうなりゃあ、ビールだ(笑)、ということで、
神保町のランチョンへ直行。


kiminonawa

11月1日は映画が安い日だと気づき、
新宿ピカデリーへ行ってみる。
ええ、今、話題の、これを見ちゃいました。

個人的にはそれほど感動せず。
男女が入れ替わるなんて話は昔からよくあるし、
全編を貫くご都合主義的なものもあまりよしとせず。
ただ、作画は素直によかった。

で、そのあと、
知り合いの女子にそんな感想を話したら、
「男の想像力と女の妄想はドラマになるけど、
 男の妄想と女の想像力はイマイチなのかも」
という名言が飛び出したのだった。
メモメモ!

つまり、映画『君の名は。』をひと言で言うと、
宇宙と鉄道が好きな高校生男子の妄想、
ということになる(笑)。


hidaka

飛騨の方で、神社に祀る御神体を訪ねるシーンがあるのだけど、
その場所を見たら、日高山脈の最高峰・幌尻岳の北カールを思い出した。
こんな感じの場所でございます。
久しぶりに行きたいなあ……。


kinokomura


kinokomura


kinokomura


kinokomura

夕方、西荻窪の信愛書店さんで開催中の、
「西荻きのこ村2016」へお邪魔した。
所狭しと並ぶきのこグッズやアートは壮観。
拙著も平積みで置いていただいております。
11月6日(日)まで開催。
興味がある方は、ぜひ。


そして。
夜は、恵比寿のビアバーへ。
大学を出て、最初に勤めた会社の同期の連中と、
久しぶりに顔を合わせる。
25年ぶりに会った奴もいるけど、
覚えているもんだなあ……。

ぼくは1年で辞めてしまったけど、
残っている連中も、転職した連中も、
けっこういい役職についているのだった(笑)。

久しぶりに楽しかったな。


BEERBAR

ペールエールをがぶ飲み。


BEERBAR

ポテトやらソーセージやら何やら。


BEERBAR

アヒージョ系のものも。
酔いがまわるにつれ、写真を撮るのも忘れていた……。


nagi

締めは、新宿「凪」の煮干しラーメン。


kanzakura

恵比寿から広尾へ向かう途中、寒桜が咲いていた。


megutama

そして2日のお昼は写真集食堂「めぐたま」さんへ。
(写真はランチのカレーセット)
ご飯を食べたり、打ち合わせをしたり、
初めての方や久しぶりの方にご挨拶をしたり。

飯沢耕太郎さんともおしゃべりできた。


ただいま、RX100が絶不調。
「電源を入れ直してください」というメッセージが多発して、
ズームレンズが不穏な動きをしまくって、もう大変。
3回に2回は電源が入らない状態。
すわ、寿命か……。

買い換えないとダメかなあ……。
やっぱりSONYのこのシリーズがいいかなあ……。
どうしようかなあ……。

ちなみに、11月2日に、
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II の発売発表があったので、
何ていうか、ついつい、予約してしまったのだった。
12月下旬発売。


(撮影 / SONY RX100)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.



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========== 2016年 11月 5日 ==========

日本きのこ女子サミット2016 その1
〜 22時30分更新 〜

今年は、例年よりも1週間くらい早く、
10月中旬に阿寒を後にしたのだけど、
その理由の一つが、三重県津市で10月21日に開催される、
「日本きのこ女子サミット2016」に参加するため。

おっさんだけど、なぜか、呼んでいただけたのである。
(しめしめ、ハーレムじゃないか!)

三重県の県庁所在地であるところの津市には、
学生の頃に一度だけ行ったことがあるのだが、
(大学3年のとき日本の都道府県庁所在地をすべて回った)
まったく、まったく、記憶がない。
(津にはうまいラーメンがあるのだろうか?)

だいたい、東京あたりから、
どうやって行けばいいのか見当もつかない。

インターネットでいろいろ調べると、
新宿から津へ乗り換えなしの夜行バスがある!
しかも、超安い!

つまり、夜、乗車するまで、十分に時間がある。
そこで、欲張りなプランを考えだした。

まず、高崎から横浜へと向かい、
高島屋で開催している「星野道夫写真展」を観る。
それからすかさず六本木を目指して、
「鈴木其一展」を観る。

おそらく、感動で息も絶え絶えになるはずなので、
あとは、出発まで、飲んで、飲みまくる(笑)。

そして、夜、バスに乗れさえすれば、
目覚めたときには津の人になっている、というわけだ。


hoshinomichio

北海道物産展と同じフロアだったので、
会場にたどり着くまでが一苦労だった……。
やっぱり、プリントはいいなあ……。


suzukikiitsu

そもそも、琳派というくくりが好きではないのだけど、
(そこに属しているとされている個々の人たちの作品は好き)
鈴木其一は、けっこう前から、マイフェバリットアーチストだったのだ。


hoshikawaasako

高円寺でやっていた「星川あさこ SF菌類展」にお邪魔する。
「中の人」である麻さんは、相変わらずだった。
きのこ系の人たちを虜にしている「きのこの精」をいただいた。


ebisu

そして、酒飲み仲間を誘って、
夕方17時から、西荻窪の「戎」で酒盛り。
南口の本店で飲んだあと、北口の支店へ移動。

気がつけば、23時。
危うく、バスを乗り過ごすところだったぜ(笑)。


ebisu

煮込みと馬刺しを食べたあたりから、
写真を撮るのをすっかり忘れてしまった……。


buster

バスは、バスタ新宿発23時55分。
滑り込みセーフ。


tsu

そして、目覚めれば、津。
う〜む。

7時半過ぎに津へ着いて、そのあと、
近鉄電車に乗って白塚というところへ行き、
温泉でもあるスーパー銭湯で、
じっくりと酔いを覚ましたのであった。


tsu

南方系の雰囲気がしないでもない、津。


tsu

ますますわけがわからない、津。
ブロンズっぽいサーファーのねえさんが、車に手を振っていた。


tsu

津、というくらいなので、もちろん、海もある。


iwadekingakukenkyusho

いざ、日本きのこ女子サミットの主催者である、
岩出菌学研究所へ。


iwadekingakukenkyusho

マツタケオールの研究で有名な、
岩出博士の胸像と碑。


iwade

そうか、岩出菌学研究所のマスコット、とも言える、
ガルガルガールは、素っ裸だったんだ!


haradasan

ガルガルの栽培場所で、ガルガルの飾りを身に着け、
ガルガルについて熱く語る、原田博士。


kawakamisan

きのこタイツを身に着けた、川村さん。
盗撮的なアングルですが、ちゃんと撮影許可を受けてます、はい(笑)。


toyodasan,horisan

堀博美と、とよ田キノ子の夢のツーショット。
そうそう見られるものではありませんぜ。
(左がとよ田さん)


kinokojoshisummit

左から、 きのこ愛好家の、とよ田キノ子さん、
きのこライターの、堀博美さん、
シンガー、アーチストの、柳本奈都子さん、
アーチストの、そのきのこさん、
きのこ農家、研究者の、川村倫子さん、
川村さんの後ろにいらっしゃるのが、
特に亜熱帯〜熱帯系のきのこ研究者、寺嶋芳江さん(琉球大学)、
川村さんの向かい側が、
きのこ研究者(マツタケ人工栽培)の楠田瑞穂さん(大阪府立大学)、
派手なきのこシャツの方は、ご存知、飯沢耕太郎さん、
一番手前でちらっと写っているのが、
きのこ研究者の原田栄津子さん。


hakko

そして、会が盛り上がったところで、
三重大学大学院生物資源学研究科の寺西克倫教授による、
「光る生物、光るきのこ」の講演会。

乾燥ウミホタルに水を加えてすりつぶすと、青く光るのだ!


hakko

そして、
ホタルルシフェリンと、ホタルルシフェラーゼを、
ビーカーの中で混ぜ合わせると、蛍光色に光るのである!
(「きのこの精」を取り囲む蛍光物質は、本物のヤコウタケ)

つづく。


(撮影 / SONY RX100)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.





『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)
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そう、週刊文春11月20日号の「私の読書日記」欄で、
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========== 2016年 11月 7日 ==========

新しい相棒がやってきた!
〜 13時00分更新 〜

初代 SONY RX100 を購入したのは、
発売から半年くらい経った2013年の3月のこと。
たまたま、カメラのキタムラに寄ったら、
あ!と思っての、衝動買い(笑)。

阿寒の森はもちろん、日高山脈から利尻岳まで、
小型軽量ゆえに常に持ち歩いていたので、
お仕事カメラとしても、活躍してくれた。
Exifデータを見ると、3年半の使用で、2万9000枚撮影。
ラーメンと柴犬が半分くらいを占めるているはずだけど(笑)。

本当にいいカメラだったから、
友人知人に勧めまくった結果、
少なくても7人くらい購入してくれた。
ソニーの回し者かよ(笑)。

スナップ写真系のメインカメラとして使っていたけど、
ここ最近、急激に動作がおかしくなってきて、
電源を入れても、レンズが伸び切らずに、
背面の液晶に「電源を入れ直してください」と表示される。
何回か電源オンオフを繰り返し、ようやく撮影体勢に。

そんなことが、3回に1回から、4回に3回となり、
ついには、10回のうち9回くらい電源が入らなくなった。
修理する、というより、買い替え時だよなあ……。

今回は、インターネットで、ある程度値段を調べていて、
実際の店舗の方が安かったら買おうと思っていた確信犯。
(しかも今なら8000円キャッシュバックキャンペーン中!)

ネイチャー系の人たちに絶大な人気を誇る、
オリンパスTG-4 を買わずに、なぜ、
SONYのRX100 シリーズを買ったのか?

理由はデザインと画質と発色でございます。
(いつも使うものだからこそデザイン重視!)
手のひらにすっぽり入る大きさもグッド!

SONY RX100 シリーズのすごいところは、
最新のM5がつい最近発売されたけど、
初代 RX100〜M4 がいまだに併売されていること。

つまり、必要な機能を選んで、
必要な機種が買えるわけで。

ちなみに、ぼくがM3を選んだ理由は、
もちろん、予算の都合もあるけど(笑)、
M2よりも、レンズが広角側に広くなって、
(換算28mmが24mmに)
F値が格段に明るくなったこと。
(望遠側F4.9がF2.8に)
そして、M4以降に装備されている、
高速シャッターや高速連写は必要ない。
(本当は有機ELファインダーもいらない)

これから、ばしばし活躍してもらいます。

おそらく、12月下旬くらいには、
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark2 も仲間入りするはず。


SONY RX100

本当に傷だらけの、初代 SONY RX100。


SONY RX100

最多撮影モデルの柴犬はなさんと、初代 SONY RX100。


RX100M3

SONY RX100M3、開封の儀。


RX100M3

初代よりちょい重くなったけど、手のひらにすっぽり。


(撮影 / SONY RX100、SONY RX100M3)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.





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========== 2016年 11月10日 ==========

日本きのこ女子サミット その2
〜 21時30分更新 〜

「日本きのこ女子サミット」の主催者、岩出菌学研究所は、
津市出身の友人の嫁氏も知らないという、
実は、相当マニアックな会社なのだった……(笑)。

しかし、実際に伺ってみると、
きのこの研究や栽培にすごく熱心で真摯だということが一目瞭然。
働いている社員?の方々も皆さん素敵で、のびのびしていて、
すぐさまファンになってしまったのだった。
(と、いうか、いつもお世話になっております!)

「きのこ女子サミット」が継続して開催されれば、
何より、岩出菌学研究所さんの世間に対してのアピールにもなるので、
(きのこ好きな方々にはある程度知名度はあるものの……)
ぜひ、より発展させて、次回以降も開催していただきたく存じますです。

さて、夜は、お楽しみの、きのこづくしディナー。
イタリアンのスペシャルメニューで、きのこを食べまくりました!

きのこ女子の皆さんとのお話も楽しかったなあ……。


dinner

プレーゴドゥーエさんへ(三重県津市)


dinner

<アミューズ>
きのこのエッセンスを取り出したエスプレッソ
(姫マツタケ、アミタケ、オオイチョウタケ)
と、
きのこのクリームコロッケ
(オオイチョウタケ、シャンピニオン=マッシュルーム、アミタケ、シイタケ)


dinner

<前菜>
イタリア産生ハムとシャンピニオン(マッシュルーム)のサラダ仕立て


dinner

<ピッツア>
グリフォーラ・ガルガルのピッツア


dinner

カンゾウタケのソテー


dinner

<メイン>
栃木県産特選牛イチボ肉のマリアージュの炭火焼き
〜10種のきのこのリゾット
マイタケ、シイタケ、アミタケ、姫マツタケ、オオイチョウタケ、
シャンピニオン、ハナイグチ、コプリヌス、ヌメリイグチ、コウタケ


dinner

<パスタ>
ヌメリイグチ、ハナイグチ、アミタケのスパゲットーニ


dinner

<ドルチェ>
マカロンとメレンゲのきのこと、
モンブランアイス


dinner

プレーゴドゥーエさん、美味しゅうございました。


bar

二次会は、ショットバーへ。

実は、原田博士が、
きのこピアスを無くしてしまったのだった。
落としたのは、もしかしたら、
プレーゴドゥーエからショットバーへ行く途中ではないか、
ということだったので、2次会からホテルへの帰り道に、
みんな(数人)で下を見ながら歩いていると、
なんと、福岡の川村さんが、件のピアスを発見!
さすが、奇跡も起こる、きのこ女子サミット(笑)。


jakuchu

翌日は、ホテルを早めにチェックアウトして、
高速バスで、いざ、京都へ。
もちろん、狙いは、若冲。
まずは、京都市立美術館だ。


heian_jingu

当日は、時代祭り?だとかで、平安神宮周辺は大賑わい。
観覧席も用意されているのだった。


shokokuji

そして、懸案の、相国寺承天閣美術館へ。
ようわからんけど、すごく貴重な技術である、
「コロタイプ印刷」による複製品で、
動植綵絵30幅を展示!ということだったのだけど、
やはり、印刷の複製品は、先日見た本物とは、
何かが決定的に違うようで、それほど心には残らなかった。
しかし、常設展示の、
鹿苑寺大書院の障壁画には、言葉を失うほど感動した。
軽く2時間くらい見入ってしまった……。


mos

若冲の障壁画に感動しすぎてお昼を食べ損ねた。
金閣寺へ向かおうとしたものの、お腹が減りすぎていることに気づき(笑)、
バス乗り場の近くにあったモスバーガーへ飛び込む。
(京都まで来ていながらジャンクフードかい!)
ハンバーガーを食べるのは3年ぶりくらいかな?
久しぶりですごく美味しかったけど、これで850円というのは高いと思うなあ……。


shinfukusaikan

モスバーガーでのんびりしていたら、
17時近くになっていたので、金閣寺へ行くのは諦めて駅に戻る。
夕食は、迷わず、駅近くのラーメン屋さんへ。

チャーハンが食べたい気分だったので、
第一旭ではなく、新福菜館本店へ。
(餃子が食べたいときは第一旭へ行くのだ)


shinfukusaikan

中華そばとチャーハン。
京都は薄味っぽいイメージだけど、
ラーメンの味は限りなく濃いのだ(笑)。


kyoto_st

夜になってもお祭りのように賑わう京都駅。


kyoto_tower

京都タワー。


(撮影 / SONY RX100)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.





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========== 2016年 11月14日 ==========

「この世界の片隅に」を観てきた
〜 22時00分更新 〜

konosekainokatasumini


片 世 こ
隅 界 の
に の  


東京から戻って、すかさず、
今話題の「この世界の片隅に」を観てきた。
大好きな漫画の映画化。
もう、楽しみで、楽しみで……。

とりあえず、覚え書きを……。


もしかしたら大泣きしてしまうかもしれない、
と、密かに、ちょっとだけ恐れながら、映画館へ足を運んだ。

70年くらい前の、広島や呉の、
ありふれた日常生活が淡々と描かれる。
青空に白い雲が浮かび、トンボが風に乗って飛び、
摘んだたんぽぽにふっと息を吹きかけると、
白い綿毛が世界を見下ろすようにふわふわと舞い上がる。

そんな、こうの史代特有の、
線画的な映像を見ているだけでも、
少しだけ、涙腺がうるうるする……。

アニメは、実写よりもやや強めに、
何気ない自然の描写や、人の仕草や顔の表情に、
製作者の意図が込められていることが多いので、
一つひとつの小さなシーンもおろそかにできないなあ、
と思いつつ画面を睨みつけるようにじっくり観るも、
ふと気がつくと、
心地よくゆったりとしたリズムで進む物語の中に取り込まれて、
主人公のすずさんたちと同じ空気を吸っているのだった。

戦争中であろうがなかろうが、
人々は生活をしているわけで、
戦争が本格化していくにつれて、その生活が、
少しずつ、少しずつ、不都合になっていき、
その都度、その不都合をどうにかかわして生活できているけど、
いつの間にか、相当深刻な状況に陥っている……。

家族や、恋人や、友達と、
ご飯を食べたり、おしゃべりしたりする、当たり前の日常が、
ある日突然、当たり前の日常じゃなくなる。
普通の暮らしや、普通の感覚が、普通じゃなくなる。

どんどん食べる物がなくなり、
どんどん親しい人が死んでいく……。

世界がどれほど危険でも、どれほど理不尽でも、
人間はお腹が減るし、眠くなる。
ご飯をつくる人がいて、ご飯を食べる人がいる。
どんなときでも、人は、日常を生きている。
実は、もう、それだけでドラマなのだ。

一方、時代の同じ波の中に飲まれているので、
戦争というものに、ある種、不思議な魅力があることにも、
気付かされるわけだ。

兵隊さんは、なんかかっこいいし、
戦艦や戦闘機のメカにわくわくする。

しかしまあ、そんな感慨も、やがて、
怒りや悲しみといった感情の中に埋もれ、
感情を表すことすらできなくなってしまうのが、
まあ、戦争というものなんだけど。

とにかく、そんな非常事態の中でも、
市井で普通に生きている一般的な人たち(特に女性)を、
過剰に演出することなく描いた、最高に素敵な映画だった。
(時代考証とか実地検証とかすげえ労力をかけたとか……)


場面ごとに、喜怒哀楽それぞれ、大きく感情が揺さぶられたので、
(これって、いい映画の必須条件だよなあ)
大泣きすることは避けることができたぜ……。

そして、みんなが絶賛するであろう、すずさんの声を担当している、
前の事務所とのいざこざで能年玲奈という芸名が使えないので改名した、
(おお、生き馬の目を抜く芸能界の怖さよ……)
のん(本名・能年玲奈)さんのすごさ。

抑えるところは抑えて、のほほん、としているように思わせつつ、
じっと内側にためにためた感情を爆発させるシーンの素晴らしさ。
これは、声優という役をはるかに超えて、
映像のすずさんと一人二役とも言えるくらいの名演。

とにかく、これからもずっと語り継がれるであろう、
伝説の作品と言っても過言ではないだろう。

評判が評判を呼んで徐々に混雜していくだろうから、
早めに観に行くのがオススメ。


戦争は人類が犯す最大の過ちだ。
我々日本人もその過ちを犯している。
70年くらい前には、ついに、こっぴどくやられ、
不戦を謳う世界に誇るべき憲法を制定し、
世界平和に貢献していくと誓ったはずだった。
(過去形でしか表現できない現状が悲しい)

全世界的に、
あべこべな世の中になりつつあるように見えるのは、
おそらく極めて個人的な感情には違いないけど、
普通に暮らしている一般人民の最小限の幸せを、
きちんと担保できる世の中ではあってほしい。

あなたに、ぜひ、この映画をオススメしたい。
いろいろなことを考えるきっかけにきっとなるはず。

映画の上映時間が中途半端だったので、
観終わったら、なんか、お腹が空いた。
お酒を買うついでに、初めて訪れるお店で、
野菜たっぷりのタンメンを食べたのだけど、
いつでも、思ったときに、タンメンが食べられる幸せ……。

食べたものや、読んだ本や、聴いた音楽のことを、
にこにこしながら話ができる世の中が、
いつまでも続きますように……。


noukoutanmen

濃厚タンメン、ニンニク増し


shibainuhanasan

柴犬の寝顔を見るのだって、日常の小さな幸せのひとつだ。


(撮影 /SONY RX100M3)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.





『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)
好評発売中!

A4変形版(通常のA4より縦がやや短い)
144ページ、オールカラー、150枚以上のきのこ写真を掲載!
価格2000円(税別)

→ アマゾンで購入する

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中身の立ち読みは こちら を!

すでにたくさんの方々から感想をいただいておりますが、
想像以上に好評なのでとても嬉しく思っております。

そう、週刊文春11月20日号の「私の読書日記」欄で、
池澤夏樹氏に拙著を取り上げていただきました!
こちらを!

どうぞよろしくお願いします。



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 近 況 愚 写 録 

========== 2016年 12月27日 ==========

いよいよ年も押し迫り……
〜 11時00分更新 〜

またまた更新に間が空いてしまいました……。

このところ、年末年始は、本の原稿書きに追われて、
けっこう息も絶え絶えだったのですが(笑)、
今年は、それに比べたら、のんびりしてるけど、
なんか、いろいろなことが重なったりして、
やっぱり年末進行なんぞもあったりして、
久々のミステリー読書三昧とはいかず……。

まあ、ぼちぼちやりますわ(笑)。

とりあえず、「浮雲倶楽部」は、
この12月8日で開設15年を迎えました。
持続力や継続力とは無縁の自分としては、
けっこうすごい数字だと、思っております。

そう、そう、
ほぼ日刊イトイ新聞で毎週菌曜日に更新している、
きのこの話 」も連載300回を突破!

どちらも、来年も、
どうぞよろしくお願いします。


e-m1m2

e-m1m2

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII を購入。
予約していたので、発売日の12月22日に、きっちり到着。
液晶保護フィルムに、超高速書き込みSDカードも、
きのこストラップも、準備OK。

連写とか、手ぶれ補正とか、
その性能の素晴らしさについては、
いろいろなところでいろいろな人が言っているので、
興味がある方は、インターネットでおググり遊ばせ。

本当にいいカメラです。
値段を除けば……。

しか〜し……(笑)。

相変わらず設定項目が多すぎて、いろいろが複雑すぎて、
写真を撮影する前に嫌になります(笑)。

それと、やっぱり、オリンパス特有とでも言うか、
機能が多様化しすぎているうえでの使い勝手の悪さも相変わらず。

個人的には、
電池も含めてけっこう重くなってしまったこと、
スイッチをオンにしてからの起動が異常に遅いこと、
内蔵ストロボの代わりのおまけ外付けストロボが、
中途半端に大きくなりすぎてしまってかさばるのが、
マイナスポイントかなあ……。

単純にして質実剛健なデジタルカメラが欲しいなあ。

あと、E-M1のときもそうだったのだけど、
付属のごわごわして固いストラップがイヤで、
オリンパスのカメラではあるけど、
ニコンのプロストラップを付けようと画策していたところ、
オリンパスからストラップが届きました!
これ、手触りがすごく良くて、
ニコンのカメラにも付けたいくらいです(笑)。


hanasan

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII の試し撮り。
モデルはもちろん、柴犬はなさん。
それにしても、何と美しい座り姿……。


hanasan

hanasan

hanasan

hanasan

秒間18コマ、AF/AE固定なら秒間60コマの連写が可能!
柴犬の水飲みシーンを激写!


(撮影 /SONY RX100M3、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII)
Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.





『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)
好評発売中!

A4変形版(通常のA4より縦がやや短い)
144ページ、オールカラー、150枚以上のきのこ写真を掲載!
価格2000円(税別)

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中身の立ち読みは こちら を!

すでにたくさんの方々から感想をいただいておりますが、
想像以上に好評なのでとても嬉しく思っております。

そう、週刊文春11月20日号の「私の読書日記」欄で、
池澤夏樹氏に拙著を取り上げていただきました!

bunsyun


さらには、なんとなんと、池澤夏樹氏には、
12月11日付け毎日新聞の書評執筆陣が選ぶ2016の「この3冊」にも、
選んでいただきました!!
なんたる僥倖!

bunsyun

どうぞよろしくお願いします。



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