近 況 愚 写 録 

===== 2014年7月16日 =====

〜18時更新〜

yaburebenitake

オンネトーの湖畔に生えていた、ヤブレベニタケ。ぼろぼろ。

(OM-D E-M1)


〜15時更新〜

阿寒湖温泉が属する釧路市では、6月に入ってから、
29日連続降雨という、前代未聞の記録を打ち立てた。
これは、紛うことなき、世間で言うところの、梅雨である。

北海道には梅雨がない、と言われていたけど、
最近あまり話題にならないものの相変わらず世間を騒がしている、
地球温暖化の影響で憂鬱な季節がひとつ加わったかもしれないなあ。

そして、ようやく、ここ数日、晴れ間が見られるようになった。
気温がまだあまり上がらないので、ニンゲン的には過ごしやすいが、
きのこ的には、夏のきのこ大爆発!とまではいかない。
でも、お天気に関係なく、ほぼ毎日森へ通っているのだけど。

それにしても、天気予報の当たらないこと!
中の人、まあ、頑張ってくださいな。


harukichi

久々に、北見市の「はる吉」へ。味噌ラーメン大盛り野菜増し

(SONY RX100)


tsuchiguri

木彫きのこ作家の小島秋彦さん に、
特注で、ツチグリストラップ&バッチをつくっていただいた。
ベニテングタケ、タマゴタケ、キンチャヤマイグチ(全て木製)の仲間入り(笑)

(SONY RX100)



tamogitake

いまの時期、阿寒の森では、どこへ行っても、
とりあえず、タモギタケだけはたくさん見られます。

(OM-D E-M1)



最後にちょっと宣伝を!

きのこ文化祭2014
「きのこ写真家 新井文彦展」開催!

場所 熊本市動植物園内 花の休憩所
(熊本市電「動植物園入口」下車、徒歩10分)

日時 2014年7月21日(月)〜7月27日(日)
22日(火)は休み

時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)


九州初進出でございます。
会場では、A2サイズからA4サイズまで、
20点のきのこ写真を展示するほか、
サイン入り著書、ポストカードを販売します。
ご近所の方は、ぜひ、ご覧ください!

「きのこ文化祭」


Copyright (C)ukigumo club , (C)Fumihiko ARAI All rights reserved.


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===== 2014年7月17日 =====

〜19時45分更新〜

oowaraitake

オオワライタケ。がはは!

何年も同じシナノキの倒木から生えているけど、
けっこう木がずぼずぼになってきて、最近では、
オオフクロタケも見られるようになってきたのだった。

お隣にある、少しだけ新し目の倒木には、
ムキタケやホコリタケやナガミノクロサラタケなどが見られる。

(OM-D E-M1)



〜17時更新〜

ginryousou

踊り子的ギンリョウソウ(笑)。オーレ!!

そろそろ、今年も、見納めですな。
そういえば、きのこに隠れて、
ギンリョウソウを本気で撮影したことないなあ……。
来年の課題、ということで。

(OM-D E-M1)



〜9時30分更新〜

ashibeniiguchi

二人なら、きっとうまくやれるさ……。アシベニイグチ。

オンネトー周辺では、ウラグロニガイグチ、ヤマイグチなど、
イグチ系のきのこが、ようやく、にょきにょき。
ギンリョウソウがそろそろ終わりかけで、
代わりに、小さな小さなアリドオシランが林床を彩っている。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月18日 =====

〜16時30分更新〜

fujinomannengusa

フジノマンネングサ。

コケはとってもコケティッシュシリーズ(笑)。
姿がコケらしくないので「クサ」という名前がついたとか。
ふさふさ。

(OM-D E-M1)


〜12時45分更新〜

oowaraitake

クロニガイグチ

10時30分にアップしたシチュエーションで撮影した写真。
逆に言うと、フラッシュ2灯とレフ板を使わないと、
柄まで光が当たったこんな感じの写真が撮れないわけですな。
もう少し右の方に生えていてくれたらよかったのに(笑)。

(D800)



〜10時30分更新〜

oowaraitake

クロニガイグチ

コウバイタケに会うべくコケコケの森へ行くも、姿も形もなし!

でも、アメリカウラベニイロガワリ、クロニガイグチなど、
イグチ系の、きのこきのこしたきのこ(笑)に加えて、
ホウライタケ系、オチバタケ系の極小きのこは多数。

しかしながら「絵になる場所」できのこを探せなかったので、
9月下旬発売予定の書籍で使う「著者近影」用に、自分撮りにチャレンジ。
セルフタイマーをセットしては、走って座ってはいポーズ!の繰り返し。
なんか、悲しい……(涙)。

それはさておき、
「自然に見せるためには自然に撮るな」とは、
ネイチャーフォトの至言である(笑)。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月19日 ======

〜12時00分更新〜

hiratake

ファンタジック、ヒラタケ(笑)。
もしかしたら、ツバヒラタケかもしれないけど、
時期的に、ヒラタケだと思われ……。
ま、かわいいので、どっちでもいいさ。

(OM-D E-M1)



〜9時30分更新〜

canoe

今朝の阿寒湖。
さあ、冒険の旅へでかけよう。

新しい時代へと漕ぎだし、古い自分を捨てるのだ。
ボン・ボヤージュ。

(OM-D E-M1)



最後にちょっと宣伝を!

きのこ文化祭2014
「きのこ写真家 新井文彦展」開催!

場所 熊本市動植物園内 花の休憩所
(熊本市電「動植物園入口」下車、徒歩10分)

日時 2014年7月21日(月)〜7月27日(日)
22日(火)は休み

時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)


九州初進出でございます。
会場では、A2サイズからA4サイズまで、
20点のきのこ写真を展示するほか、
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 近 況 愚 写 録 

===== 2014年7月20日 =====

〜21時45分更新〜

shirohimehoukitake

シロヒメホウキタケ

生命は、そよと吹いた風のような、
ほんの一瞬だけの原子の組み合わせ。
命になったものも、命だったものも、
そして、命そのものも、
常に宇宙を旅しているのさ。

(OM-D E-M1)



〜14時15分更新〜

nameashitake?

ナメアシタケ系?

何種類ものコケや地衣類がびっしり覆いつくし、
その間から、きのこや粘菌が顔を出し、
さらに、次世代のマツの幼木がすくすく育っていく。

トドマツの倒木の上は、まるでもうひとつの森。

なんたる、豊穣。

(OM-D E-M1)



〜10時40分更新〜

usutake

ウスタケ。いつもの場所で再会。

阿寒川源流部に流れ込む支流沿いの斜面に、
今年も、ウスタケやフジウスタケの発生を確認。

清らかな流れが目にも耳にも心にも優しい……。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月21日 =====

〜19時40分更新〜

nenkin

今朝、雌阿寒岳山麓の森にて。

タモギタケは「早生」がそろそろ終わり。
その、タモギタケがいつも大発生する、
大きなシナノキの倒木に、粘菌くんが随所に発生。
エダナシツノホコリくんと、不明くん。

ツノホコリ、タマツノホコリ、
ムラサキホコリ、マツノスミホコリ、
マメホコリ、クダホコリ、オオクダホコリなどなど、
ここのところ、粘菌くんとの遭遇率は結構高いけど、
いかんせん、名前のわからない個体が多いこと……。

きのこはもちろん、粘菌にも、
もう少しだけ詳しくなりたいものである。

さて、先ほどの、エダナシツノホコリくんを、
等倍に拡大してみると……。











胞子が見えるぜ!


nenkin

先日も、ちらっと見かけた、
名称不明の粘菌くんのてかてかに、
またもや、うっすらと森も写っている!

(D800)



〜18時00分更新〜

kinoko

なんてキュートなふたり連れ。
ヒトヨタケ系?モエギタケ系?

twitterにこの写真をアップしたら、
ムササビタケでは、と教えていただいた。

(OM-D E-M1)



〜17時10分更新〜

masumi shouramen

醤油ラーメン


masumi misoramen

ガーリック味噌ラーメン

午後から、旧阿寒町でお仕事。
と、なれば、昼食はあそこへ行かねばなるまい。
(仕事がなくても月に2回は行くけど)
おそらく日本有数の辺鄙な場所にあるラーメン屋・真澄。
場所は、阿寒湖畔からおよそ40km離れた山の中。

ごちそうさまでした。
今日もおいしゅうございました。

(RX100)



〜9時30分更新〜

ezosukashiyuri

クルマユリ
(エゾスカシユリではありません!)

木々の緑の葉っぱと、
オレンジ色の花の相性は抜群。

関東地方を走るJRの普通列車は、
かつて、こんな色の組み合わせだった(笑)。
鉄ちゃん的には、何って言ったっけ、
ええと、湘南カラー?

森の中で、すごい存在感。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月22日 =====

〜17時30分更新〜

hanabiratake

バスケットボール大の、ハナビラタケ。

大きなアカエゾマツのそばを通り過ぎたら、
そこはかとなく漂うきのこ臭。
裏側へ回ってみると、茶色くなりはじめた、
大きなハナビラタケが生えていた。

あと、2、3日早く会えたら、
収穫させていただいたのになあ……。

柴犬はなさんにご教授していただいて、
「きのこ目」ならぬ「きのこ鼻」も実践レベルに(笑)。

(OM-D E-M1)



〜11時20分更新〜

kumagera

今朝、雌阿寒岳山麓のアカエゾマツの森にて。

地べたに這いつくばって、
ベニカノアシタケ、キフシススホコリを撮影している間ずっと、
けっこう近くで、クマゲラのカップルが、
鳴き交わしつつ、木をつついていた。

35mm換算80mmのズームレンズでは、このくらいの寄りが限界。
オリンパス用のレンズも、望遠系が欲しくなった。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月23日 =====

〜16時30分更新〜
ookitsunetake

オオキツネタケ。

ミズゴケに囲まれて、
なんか、すごく気持ちよさそう……。

ふわふわ、ふかふか。

(OM-D E-M1)



〜13時10分更新〜

americaurabeniirogawari

アメリカウラベニイロガワリ。


oosugigoke

オオスギゴケ。


7月の北海道は記録的に雨が少ない、とのことだが、
道東地方の我が釧路管内は例外で、例年よりも、降雨量が多い。
でっかいどう、ほっかいどう。

(OM-D E-M1)



〜8時00分更新〜

benikanoashitake

地上5cmの世界。
ベニカノアシタケとアリドオシラン。

あちこちで見られたギンリョウソウが姿を消し、
林床のいたるところでアリドオシランが開花。

小さくて、かわいいので、きのことコラボで撮りたい、
と思って探していたら、いました、いました、
これまたかわいい、ベニカノアシタケが。

カメラを三脚からはずして、地面に直置き。
いいツーショットが撮れたな。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月24日 =====

〜20時00分更新〜

oodaiashibeniiguchi/haiironameashitake

トドマツの森で見つけた、オオダイアシベニイグチ。
ぶわ〜っとたくさん生えているのは、ハイイロナメアシタケ。


benihigasa

派手派手の、ベニヒガサ。
これまた、随所に、たくさん生えていました。


hatitake


そして、本日に極めつけ。
コケの間に、黄色いストローマ(目に見えるきのこ部分)を見つけ、
丁寧にかき分けると、いました、いました!
クロスズメバチに寄生した、冬虫夏草のハチタケです。

雨上がりで晴れる予報となれば、
これは、森へ行かねばなるまい。
雨後の筍ならぬ、雨後のきのこ、にょきにょき。

オチバタケ、ホウライタケ、ハイイロナメアシタケが林床を埋め尽くし、
オオダイアシベニイグチや、ドクベニタケが至るところに……。

もう、待ってましたとばかり、思いっきり、
ブユだのヤブカだのアブだのの攻撃を受けました。
が、上下レインウエア、長靴、防虫ネット、手袋の、
完全防備で臨んだため、ほとんど、無傷!

汗だくになった甲斐もあって、
なかなかいい写真が撮れました。

(OM-D E-M1)



〜18時10分更新〜

harukichi

北見市「はる吉」
醤油ラーメン大盛り野菜増し

今まで撮影したことのない写真のオファーが……。
撮影そのものはおそらく難しくないはずだけど、
テスト撮影のために必要なものを揃えるべく、北見市へ。
(ちなみに、阿寒湖から北見まで、片道70km!)

すみません、嘘をつきました。
ラーメンを食べるついでに買い出しをしたのでした……(笑)。

そして、北見へ行くなら、
忘れちゃいけない、スーパーホーマック。
ペット販売コーナーがあるので、
ガラス越しだけど、柴犬をじっくり見て、
「柴犬分」の補給をするわけです(笑)。
柴犬の子ども、ほんとにかわいいなあ……。

何はともあれ、ラーメンは、
相変わらず、おいしゅうございました。

(RX100)



〜16時30分更新〜
onneto

今朝のオンネトー。

ちょっと、雲多め。
雨上がりで、空気はしっとり。


nishikinuma

沼のほとりは、
きらきらきらきらきらきら……。


onneto

白い馬はいません、はい(笑)。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月25日 =====

〜21時15分更新〜

dokubenitake

ドクベニタケ


そう、7月24日のこと。

オンネトー近くのトドマツの森を歩きまわり、
ものすごく気持ちがいい、コケコケ地帯に到達。
モデルさんとしてどうにかなりそうな感じの、
少し古いドクベニタケを発見!

で、アングルを変え、画角を変え、絞りを変え、
フラッシュを使ったり、レフ板を使ったりと、
いろいろ、思いつくままに、撮影していたわけです。

ファインダーをのぞいていたときは気づかなかったのだけど、
ライブビューで拡大してピントをチェックして、
再び等倍に戻したとき「あ!!」と気づいたわけです。

皆さんも、上の写真を、改めて、
じっくりと眺め回してみてくださいな……。

どうです、気づきました?
え、ドクベニタケしか写ってないって?

甘〜い(笑)!

実は、飛び上がるくらいうれしい、
とっておきのきのこを見つけちゃったわけです。

もう、わかりました?

右上の方を特によく見てください。

ね!


dokubenitake

お!お!お!
これは、紛うことなき、冬虫夏草のオーラ!

ということで掘り出してみると……。


hachitake

じゃじゃ〜ん。
はい、ハチタケだったわけです。
クロスズメバチも、ほぼ原型のまま。

いやあ、きのこって、本当に奥が深いですねえ……。

(OM-D E-M1)



〜12時00分更新〜

usutake

森に注ぎ込むきらきら。


usutake

雨でしっとり、川沿いの湿気でしっとり。


usutake

緑色の森とオレンジ色のきのこ。
絶妙の組み合わせ。


だんだん大きくなってきて、臼、というか、コップに、
水がたっぷりたまっているのだけど、
これは、ウスタケにとって、良いことなのか、悪いことなのか?

何はともあれ、毒きのこだけど、ウスタケは、かわいいな。

(OM-D E-M1)




===== 2014年7月27日 =====

〜17時45分更新〜

koubaitake

久々に出会った、コウバイタケ。
うう、アンダー目に撮ったら、
なんか、色味が変わってしまった……。


koubaitake

コケとの相性は抜群!

晴れて気温が上がったあとの、本降り。
これは、コウちゃんが出ているかも、と、
ポイントへ言ってみたら、ドンピシャ!
1週間ぶりくらいのご対面。

やっぱり、きれいなきのこだなあ……。
うっとり。

(OM-D E-M1)



〜11時45分更新〜

雨降りの、コケコケの森。
緑鮮やか、きのこにょきにょきで、
とっても楽しいぞ。

吸血昆虫さえいなければ……。

今日は、ヤブカとアブの攻撃が特にすごい!
防虫ネットまでかぶって完全防備で臨んだはずなのに、
左手親指の付け根あたり、手袋のメッシュ部分を、
2カ所も刺されてしまった……(涙)。


dokubenitake

アシナガタケ
イワダレゴケの間から、にょきっと。


dokubenitake

ドクベニタケ
シダに、コケに、きのこ……。
まさに、大隠花帝国。


hachitake

ウマノケタケ
すんごくあやういバランス……。

(OM-D E-M1)



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きのこ文化祭2014
「きのこ写真家 新井文彦展」開催中!

場所 熊本市動植物園内 花の休憩所
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日時 2014年7月21日(月)〜7月27日(日)
22日(火)は休み

時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)


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 近 況 愚 写 録 

========== 2014年7月28日 ==========

〜18時45分更新〜

shirokonakaburi

シロコナカブリ。
高さ2cmほどの小さいきのこ。


himekogasa

ヒメコガサ?
ジャゴケの間から無理やり、という感じ(笑)。


雨が小降りになるのを待って、
いつもよりやや遅く、午前6時頃に森へ。

事務所前の寒暖計は、なんと、8度!
レインウエアを着ていても、寒い(笑)。

木々の枝が折れる程の強風が吹きすさび、
いつもならほとんど揺れることのないきのこたちも、
ふらふら、ふらふら。

森の中は暗いので、スローシャッターは必然。
きのこが揺れてしまったら、もうお手上げ。
早々に退散。

午前中は、新著の、最終文字校正。
午後いっぱい、ガイド業。
もどって、また、文字校正……。

けっこう、疲れた。
ふう。

(OM-D E-M1)



お知らせ

2014年8月7日に、とよ田キノ子さんの著書、
『きのこ旅』(グラフィック社)が発売されます。

きのこ旅

ぼくは、阿寒湖周辺のきのこガイド記事執筆、
表4(裏表紙)、ポストカード用写真の提供など、
お手伝いさせていただきました。

ぜひ、ご覧ください。

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========== 2014年7月29日 ==========

〜15時45分更新〜

oubaitake

オウバイタケ
小さいだけに、見つけると嬉しい。

(OM-D E-M1)


tamagotake

タマゴタケ
このくらいの幼菌がいちばんかわいい。

(RX100)


雨が降ったり止んだりで、
最低気温6度、最高気温15度とか、
なんか、秋を通り越して冬のような昨日から、
一転して、太陽きらきら、気温ぐんぐん。

ガイド中に、あちこちで、タマゴタケ、発見。
夏のきのこシーズン第二幕の始まり!……か?




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========== 2014年7月30日 ==========

〜19時15分更新〜

kayatake

タマゴタケ
早生のものは、今が盛り。
森のいたるところで見ることができる。
きのこも土壌も柔らかく、撮影時、
土などの汚れは除去できなかった……(涙)。


uraguronigaiguchi

アンズタケ
いつもの場所で、いつもの大群落!
あと2、3日早ければ、ピチピチだったのに……。


nikawahoukitake/uraguronigaiguchi

ヌメリササタケ
例年、アンズタケが発生している時期には、
あまり見られなかったけど、今年はもうたくさん発生。
きのこうどんをつくろうかなあ……。


それにしても、 今日の吸血昆虫攻撃のすさまじさ!
車の中にいると、大きなウシアブが、
10匹も20匹も、かつかつ当たってくるのさ。

上下レインウエア、長靴、
防虫ネット、帽子+手ぬぐい、ゴム手袋の、
対吸血昆虫対完全防備で撮影に臨んだので(笑)、
刺される心配はほとんどなかったけど、
アブの大きな羽音を聞いているだけでも、
イライラ、イライラ、もう大変。

でも、きのこたくさんで、楽しかった!

(OM-D E-M1)



〜16時30分更新〜

kayatake

カヤタケ
ワイングラス的容姿(笑)。


uraguronigaiguchi

ウラグロニガイグチ
太くて、ずっしり重くて、なんて立派な!


nikawahoukitake/uraguronigaiguchi

ニカワホウキタケとウラグロニガイグチ
なかなか素敵なコラボですな。


chahoukitake

チャホウキタケ
びっしり。

(OM-D E-M1)



〜13時20分更新〜

kurohatsu

クロハツ
久々に、いい状態で発見。


karasutake

カラスタケ
ラッパタケ系の新種か!
と、思ったけど、違うみたい(笑)。


oubaitake

オウバイタケ
林床を覆いつくすような大群落を発見。


昨日、ネイチャーガイドという名の下見をしたので、
今朝は、迷わず、同じオンネトー周辺の森へ。

ロシア・東シベリアの大規模な山火事の煙霧が、
偏西風に乗って北海道へ流れこんできていて、
各地でPM2.5の濃度が高まっているらしい。

そう言われると、雌阿寒岳や、雄阿寒岳の上空も、
いつもとは違う、薄い雲のようなものに、
何となく覆われている気がするんだよなあ……(笑)。
それも山火事の影響だったりして。

それにしても、朝6時に森へ入って、
気がついたら、11時(笑)。
だって、きのこ、大爆発なんだもん。
E-M1だけでも、600枚以上撮影しちゃったさ。

午前中にガイド仕事がなくてよかった!

(OM-D E-M1)



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きのこ旅

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========== 2014年7月31日 ==========

〜20時15分更新〜


koke/shida

名前はわからないけど、
素晴らしい造形のちっちゃなシダの仲間。
コケは、おそらく、
ウマスギゴケと、フジノマンネングサ。


koubaitake

乾ききったコケコケの森で、
1本だけ、ぴちぴちのコウちゃん発見。
さすが、の美しさ。


それにしても、今日も、アブの多いこと!
スズメバチのようなカラーで、
スズメバチくらいの大きさの、
おそらく、ウシアブ、という奴。

車を停めただけで10匹以上が群がり、
体のまわりをぶんぶん飛び回り、
レインウエアのあちこちにとまる。

その不快感たるや、もう!
きのこ撮りも、楽じゃないのさ……。

(E-M1)



〜17時30分更新〜

bukkakessoba

ぶっかけそば。
今日の天ぷらは、エビと、タラの芽と、コゴミと、玉ねぎのかき揚げ。


朝、ちょっとくさくさしていた気分は、
コケコケの森へ行って、スッキリしたのだけど、
さらに爽やかになるべく、おいしいおそばを食べに。

隣町の、あいおい道の駅のおそばは絶品なのだ。
(工場併設で直売されているお豆腐も超おいしい!)

いつもの、ぶっかけそばを注文。
待つこと、十数分……。
おばちゃんが、何故か、申し訳なさそうな顔で運んできた。

「すみません、エビの天ぷら、折れちゃいました」

お、折れちゃいましたか、エビの天ぷら……。
つまり、今日は、そういう境遇の日、ということか。
うう……(涙)

ぶっかけそばは、平皿におそばが盛られ、
その上に季節の天ぷらと天かすが盛りつけてあり、
上からツユをぶっかけて食べるわけです。

が!

お店の人には申し訳ないけど、
ぼくは、サービスでついているお赤飯の小鉢を、
最初に一気に平らげて、そこにツユを入れ、
平皿の上でおそばと天ぷらを別々に分けて、
普通の天もりのようにしていだきます。

だって、ツユをどばどばぶっかけたら、
おいしいおそばに申し訳ないでしょ。

(RX100)



〜15時45分更新〜

昨日、オンネトー周辺の森へ出かけて、
きのこ大爆発だったから、と、
今朝は、雄阿寒岳山麓のコケコケの森へ。

しか〜し。
世の中、期待通りには行かないもので。
この2日間の快晴と高温で、苔むした林床はカラカラ……。
小さなホウライタケ系のきのこも、カラカラ。

霧が晴れて、林床に太陽の光が射しこみ、
気温がぐんぐん上がっていくと、
重なりあった大きな岩の隙間から吹き出す冷気が、
白い水蒸気となって視覚化される。

近くに座っていると、寒いくらい。
まさに、天然の、クーラー。

きのこがあまりないので、
コケやシダの写真撮影にシフト。

シダも奥が深い!
なんて「上から目線」で語りがちだけど、
ほんと、大きさや種類など関係なしに、
命の造形の素晴らしさときたら……。

ニンゲンなんか、エラソーにしているけど、
光合成できないから生きるエネルギーを自分じゃつくれないし、
森の中へ入ったら1週間も生きられないわけだし……(笑)。

改めて、コケやシダの、
美しさ素晴らしさに目覚めた朝でした。

ちょっとぐずぐずしていた心が、
すかっと晴れた感じ。

やっぱり、森はいいなあ……。


mannensugi

マンネンスギ?
なんてきれいなデザイン。
下から森を見上げてみる。


mannensugi

マンネンスギ
写真全部が緑色だけど、同じ緑色がひとつもない!
すごいなあ……。


kisochidorii

キソチドリ
緑色の地味な花を咲かせる、ランの仲間。
(ちょっとクモの糸が邪魔だった!)

(OM-D E-M1)



お知らせ

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きのこ旅

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========== 2014年8月1日 ==========

〜19時45分更新〜

やっぱり、粘菌の写真だけじゃなく、
きのこ写真もアップしておこう……。

kinoko

とってもきれい。
よく見かけるようで、実は、知らないきのこだった。

(E-M1)


nigakuritake

森の極悪軍団、ニガクリタケ。

(E-M1)


shirosuzumenowan

シロスズメノワン。
こんなに群生しているの、初めて見た。

(E-M1)



〜17時30分更新〜

さらに、粘菌の写真を……。


murasakihokori

ムラサキホコリの仲間。
高さは1cmないくらい。

(E-M1)


murasakihokori

同じく、ムラサキホコリの仲間。
風でゆらゆら、胞子、ふわ〜。

(D800)


shiroutsubohokori

おそらく、クダホコリのオレンジバージョン。

(E-M1)


shiroutsubohokori

なんだろうなあ、この粘菌。
明日になればわかるはずだけど、
明日は別の森へ行くからなあ……。

(E-M1)



〜13時15分更新〜

朝から気温やや高め、ムシムシの阿寒湖温泉。
今朝は、阿寒川源流部へ。

国道沿いの駐車場に車を停めた瞬間、
でっかいウシアブが何匹も車に体当たりしてくる。

それを予期して、
事務所を出る時からすでに完全装備なのだ!
ふふふ、アブめ、悔しかろう……(笑)。
しかし、ニンゲンは、歩く前から汗びっしょり!

暑くて気温ムシムシ、体のまわりもムシムシ(笑)。
試しに片手の手袋を外してみると、あっという間に、
小さなハエが5〜6匹群がる。
ひええ。

今の時期の森は、虫嫌いな人には地獄だなあ。

晴れ間が続いているからか、粘菌くんがたくさん。
と、いうことで、本日は、粘菌デー。


murasakihokori

ムラサキホコリの仲間。
左上ではキノコムシがお食事中。

(E-M1)


shiroutsubohokori

シロウツボホコリの大群落。
コケの上から何から、倒木全体に発生。
なんか、前衛芸術的眺め(笑)。

(E-M1)


shiroutsubohokori

シロウツボホコリ。
倒木に残る、くまさんの爪あとからも発生。

(D800)


shiroutsubohokori

上の写真を拡大してみると……。
白く透明な変形体が倒木の表面を縦横無尽に覆い尽くしている。

(D800)



お知らせ

2014年8月7日に、とよ田キノ子さんの著書、
『きのこ旅』(グラフィック社)が発売されます。

きのこ旅

ぼくは、阿寒湖周辺のきのこガイド記事執筆、
表4(裏表紙)、ポストカード用写真の提供など、
お手伝いさせていただきました。

ぜひ、ご覧ください。

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========== 2014年8月2日 ==========

〜19時15分更新〜

usutake/kawarihatsu

ウスタケと、カワリハツ。
阿寒川のいつもの源流部。
爽やか。

(D800)


阿寒全体が大きな森だと言っても過言ではない。
と、いうことは、当然、素晴らしい「水」がある。

温泉もある(笑)。

汗だくになっているので、撮影が終わったら、
ざぶん、と飛び込みたいところだけど、
肌を露出したその瞬間、あらゆる吸血昆虫たちに、
出血大サービズをするはめに……。

ひいいいい。
考えただけで恐ろしいぜ。


kinoko

ホシアンズタケが出ていた倒木の隣の倒木(笑)。
川に落ち、橋のように横たわっているのだけど、
けっこういろいろなきのこが発生する。
要チェックポイント。

きのこの名前はわかりません。
(調べる気がない……)

(E-M1)



〜16時30分更新〜

kinoko

古い立ち枯れの木に発生している、
サルノコシカケの仲間の幼菌(=右側)。

暑さに喘ぐ、全国の皆さまへ、
せめて、写真だけでも、涼を……。
(以前に、標茶町で撮影した写真です)

(D300)



〜13時10分更新〜

kanotsunotake

圧倒的な存在感を示す、
樹齢800年を超えるカツラの巨木と、
胞子を飛ばし始めた、カノツノタケ。


木には木の時間があり、
きのこにはきのこの時間がある。
森に遊び、自然に触れ、
しばしニンゲンの時間を忘れられる幸せ。

(E-M1)


nigakuritake

倒木から発生していた、イヌヨンホンタケ。
嘘です(笑)!イヌセンボンタケ。
立木の根本近くに発生することが多いので、
こんな感じで、バックが抜ける写真は珍しい。

(E-M1)



お知らせ

2014年8月7日に、とよ田キノ子さんの著書、
『きのこ旅』(グラフィック社)が発売されます。

きのこ旅

ぼくは、阿寒湖周辺のきのこガイド記事執筆、
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