近況愚写録 

季節、一時、逆行。
(2009年10月21日)

shibainuhanasan


shibainuhanasan

何やら、小学校の校庭が占拠されているぞ……。


所用のため、東北を横目に見ながら、
(久しぶりに苫小牧発新潟行きのフェリーに乗船)
数か月ぶりに、関東へもどってきました。

はなさんと散歩へ行くと、
半袖を着ていても汗びっしょり。

北海道と比べたところで意味はありませんが、
関東は、まだまだ夏の陽気ですな。

さて。

はなさんの「補給」は済んだので(笑)、
紅葉はともかく、
きのこが出ているうちに東北の森をぶらぶらすべく、
急ピッチで、いろいろ、やってます!

今回、新しくご縁ができた案件については、
近日中にも、皆さまにお知らせすることができるかと……。

と、言うことで、
週末には東北へと出発する予定です。

ちなみに、月末にかけては、
雨神さまも数回北上する、とのウワサが……(笑)。

岩手、青森にお住まいの方は、
今後の雨神情報に十分ご注意くださいませ。


sibainuhanasan

はなさんは、別に、仕事をしなくてもいいのだ!
(ちょっと、邪魔だけど……)


(撮影データ=3枚=GX100)

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 近況愚写録 

東北遠征、豪華な野外晩餐。
(2009年10月30日)

kuritake

ブナの森に、クリタケ。


さて、東北遠征から戻りました。

何の写真を載せようか、と迷うわけでもなく、
まずは、やっぱり、きのこ、ですな(笑)。

あ、そうそう。

「ほぼ日刊イトイ新聞」さんから、
こちらへお出でになった方も、たくさんいらっしゃいますね。

どうも、はじめまして。

日常をほんのひととき忘れられるような、
いわば、一服の清涼剤として、のほほん、とご覧いただき、
一息いれていただけるならば、これに勝る幸せはありません(笑)。

今後とも、よろしくお願いいたします。

ちなみに、
「ほぼ日」さんにぼくの写真が掲載された 本日、
「浮雲倶楽部」の1日のアクセス数が、新記録を更新中です。

すでに、今までの1日平均アクセス数の、
なんと、10倍!の方々にご訪問いただいたわけで、
予想はしていたものの、やはり、ちょっと、びっくり、です。

う〜む、ほぼ日、恐るべし(笑)!

さて。

最初に訪れた、岩手は真昼岳の麓のブナの森は、
すでに紅葉前線が駆け抜けたあとでした。

絶好のきのこスポットだと思って訪れたのですが、
時期的に、やや遅れをとってしまったせいか、
探しに探して、ようやく、クリタケを見つけたのみ。
(超微小きのこはそこそこありましたが……)

そう、こいつらが顔を出すと、
きのこシーズンもそろそろ終わり、なんですよねえ。

ほとんど、枯れ葉と同化していたので、
我ながら、よく見つけたなあ、と思います。
(エヘン、エヘン)


夕方、盛岡在住の888氏と、
ここ旧沢内村の山の奥の奥で落ち合って(笑)、
川のほとりで、キャンプ、です。

実は、888氏に、
滝の上温泉とか、国見温泉とか、夏油温泉とか、
いわゆる秘湯系の温泉旅館をいくつか当たったもらったのですが、
紅葉期の週末、ということもあってか、どこも満員で、
予約が取れなかったのでありました。

きっとすごく寒いだろうから、
厚着をして、かつ、夜の底を焦がすような盛大なたき火をして、
それでも、ぶるぶる震えながらの宴会だあ、と思いきや、
888氏が、掟破りの秘密兵器、ワカサギ釣り用テントを持参。

中で小さなかまどをつくって炭を熾し、
寒さ知らず、遠赤外線調理、一石二鳥、の、
思いの外に、快適で、優雅な、晩餐となったわけであります。

外は間違いなく氷点下で、吐く息は真っ白、だったのですが、
薄皮1枚あるだけなのに、テントの中は別天地!

旬の食材(山中なのに海モノ多数)をサカナに、
岩手の銘酒「堀の井」「南部美人」を、
熱燗できゅっといただくなんざあ、ああた、
そんじょそこらの料亭でも敵いますまい(笑)。

ああ、極楽、極楽、と、言ってるうちに、
ゆっくりと夜が更けていったのでした……。


osuimono

撮影したクリタケは、その後、こうなりました。
牡蛎に、牛肉に、里芋に、水菜に、ネギに……。
大変、おいしゅうございました。



kaki

生食用の牡蛎に、
特製タレをつけて、炭火でこんがり、
さらに、特製タレをつけて、炭火でこんがり、
さらに、さらに、特製タレをつけて、炭火でこんがり、
で、ようやく、完成(笑)。



tsubodai

山の中なのに、なぜか、海の幸がメイン。
ツボダイに薬味とタレをかけ、これまた、炭火で。
まずいわけないじゃん!


(撮影データ : 上1枚=D300/60mm、下3枚=GX100)

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 近況愚写録 

音楽の、チカラ。
(2009年11月2日)

bunanomori


bunanomori


bunanomori

岩手・秋田県境、真昼岳山麓にあるブナの森にて。


いやいや。

「ほぼ日刊イトイ新聞」さんに掲載された、
森のスライドショー
「フィンランドからの森だより(その1)」
に、たくさんの反響をいただいております。

ご覧いただいた皆さまに喜んでいただけたようで、
写真担当者として、大変嬉しゅうございますです。

それにしても、他人事ですけど、
スライドショーで流れる音楽、
実に、いいっすよねえ。

そうそう、そう、森の中で、
この音楽を聞きながら撮影していたんだよな!
などと、
ついつい、錯覚してしまうほどです(笑)。

ヴォーカルの、坂本美雨さん
スティールパンほか担当の、トンチさん
キーボード、ミキシングほか担当の、高橋琢哉さん
いずれの方も、タダモノではないですな。
そう、もちろん「ほぼ日」の担当、ハリー氏も!
(当然、と言えば、当然、ですけどねえ)

これだけ、直接的に、タマシイに響く音楽とコラボしたのでは、
駆け出し写真家としては、ひとたまりもありません。

しかし、まあ、
自分の写真に足りないモノ、欲しいモノ、が、
何となく、はっきりしてきた、というか……。

本当に、いい経験をさせていただきました。

「フィンランドからの森だより」を、
誰よりも楽しんでいるのは、他ならぬ、ぼくなのでありました。


ちなみに、
今年撮影した、きのこ・粘菌写真は、
いま、全力で、整理しているところでして、
そのうちに、ご覧いただけるかと(笑)。

気長にお待ちくださいね。


(撮影データ=3枚=D300/60mm、12〜24mm)

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 近況愚写録 

晩秋のブナの森には、雨が似合うのだ!
(2009年11月5日)


だんだん「賞味期限」が過ぎつつありますが(笑)、
まだ、先日行ってきた、東北遠征のハナシです。

盛岡の888氏宅にお世話になった翌日、
かねてから懸案の、角館のラーメン屋さんへ。

いろいろ調べると、その店の外観は、
看板はもちろん、のれんもかかってなくて、
完全な「民家」らしい。

ふふふ。
実に、ミステリアス、じゃあ、あ〜りませんか!

「みちのくの小京都・角館、民家そのままのラーメン屋に隠された謎。
 桜並木、武家屋敷、混浴露天風呂(笑)、秋田美人OL失踪の真実!」

頭の中に、突然、おバカなタイトルと、
エレクトリック・アコースティックギターの、
(うちには、Takamine と Ovation があります)
16ビート・コードストロークで、
C#dimからDdimへとスライドする、サウンドロゴが(笑)!
(ギターを弾かない人にはわかりませんよね、すみません)

容姿端麗頭脳明晰の、新進きのこ・粘菌写真家が、
(いったい、誰のことだよ!)
みちのくの小京都、古き良き角館の街を縦横無尽に闊歩し、
推理に推理を重ね、聞き込みなんかもして、
さらには、
ちょっと憂いのある秋田美人と知り合ったりとかもして(笑)、
とにかく、
冒険あり、笑いあり、涙あり、愛あり、
紆余曲折のあと、目指すお店を見事に探し出し、
晴れて、秋田美人と、おいしいラーメンをともにすする!

そして、その後は、こうなって、ああなって……(笑)。
海を見下ろす崖の上で、ハッピーエンド!!

などという、
火曜サスペンス劇場的展開になってくれたりすると、
これが、実に、人生、面白いんだけどなあ。

実際のところは、
ゴールデンウイークに下見済み!だったので、
11時の開店と同時に、お店に入ることができたのだった。

なんだ、つまんねえ……。


伊藤さん、とおっしゃる、このラーメン屋さんは、
(看板すらないので、正式名がわからんのよ)
珍しく、化学調味料を一切使っていない。

ちょい濃いめでやや少なめのスープに、
アルデンテにゆでた手打ち中太ストレート麺が、どん。
具はネギのみ(肉そばにはチャーシューが入る)。

ほほう、なるほど、なるほど。
しっかり小麦の味がする麺は、
ストレートでも、スープによくからむ。

ずずず、とすすりあげる。

無化調ならではの、まあるい、優しい味がする。
しかも、けっこう、複雑な香りが鼻腔をくすぐる。

おいしかったです!

と、帰り際に告げると、
丸刈りで、一見、無愛想なオヤジは、
にこり、と笑いながら、こくり、とうなずいた。


kakunodakte ito

角館 伊藤 肉そば大盛り


さて。

ハナシは、ようやく、
ブナの森へと入っていくのだった(笑)。

東北の秋を満喫しようと思ったけど、
山はもちろん、麓でさえ、秋のかけらが少し落ちているのみ。
各地のラーメンをすすりつつ、早めに帰路へつこう、とも考えた。

ところが、先日お伝えしたとおり、
雨神さまが北上されるので、
東北地方に、従者の台風がやってきた(笑)。

雨か!
ブナの森散策の、絶好のチャンスだ!
そう、晩秋のブナの森には、雨が似合うのだ!
とりあえず、すぐに帰るのは、止めにする。

夏季登山の取材では、
雨神さまと行動を共にすることが多いので、
登山でも、森歩きでも、写真撮影でも、
雨対策、また、雨への対応は、得意中の得意。

そう、ぼくは、「普通」の雨であれば、
ここで愚痴っているほどには、気にならないのである(笑)。
(雨神さまが一緒だと「普通」じゃない雨の降り方なのさ)

しかし。

太平洋側だと、雨、風、ともに強すぎそうなので、
朝日鉱泉付近から朝日連峰へ入るよりは、
鳥海山方面へ行ってみたほうが良さそうだ。

十年ぶりに、大鳥池へ行こうかどうか、最後まで悩んだのだけど、
周辺の紅葉具合を見ると、行ったところで何もなさそうなので、
角館から、湯沢、矢島を経由して、
細い道をくねくね上り、祓川(はらいがわ)の登山口付近へ。

風は多少強いものの、雨はそんなに強くない。

と、いうことで、いい雰囲気の場所で車を停め、
レインウエアを着込み、鳥海山麓のブナの森へと突入。

車道からそんなに離れていないところに、

おお、きみたち、苦労したんだなあ!

と、思わず、声をかけたくなるような、
奇木、変木、銘木、大木、の雨あられ(笑)。

一説によると、江戸時代に、
炭焼き用として切り出されたブナの、名残、生き残り、らしい。

しっとりとしたおいしい空気の中で、
かさかさと落ち葉を踏みしめつつ、あちこちを、うろうろ。
うん、実に、いい散策をさせていただきましたな。

いい一日の終わりには、いいウイスキーを。

定番の「余市」は、888氏と全部飲んでしまったので、
とっておきの、伊知郎(イチローズモルト)くんで、
ブナの生命力に、乾杯、したのだった。


bunanomori


bunanomori

鳥海山麓にあるブナの森にて。


(撮影データ : 上=GX100、下2枚=D300/12〜24mm)

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 近況愚写録 

2009年阿寒の森のきのこ写真、第1弾!
(2009年11月8日)


ochibatake

オチバタケ
(撮影データ=D300/60mm)



いったい、何枚あるのかわかりませんが、
ただいま、今年撮影した、きのこ、粘菌写真を、
鋭意整理中でございます。

「整理」とは何ぞや?

写真データの、構図やピントや色彩をチェックし、
その上で、RAWをJPGに変換(現像的行為)して、
一応、完成させた1枚の写真データにすること、です。

いや、白状しますと、
微妙にピントが甘かったり、明るすぎたり、暗すぎたり、
小さな虫やクモの糸がばっちり写り込んでいたりと、
けっこう、ボツにする写真も多いんですよ(涙)。

自分のウデの悪さもさることながら、
小さな小さな、きのこ、粘菌を、
暗い森の中で長時間露光撮影、となると、
これが、なかなか、大変なのでございますですよ。
(逆に、楽しみ、でもあるのですが……)

また、D300のオートホワイトバランスは、
深い森の中で使うには、まだまだ、ですしねえ……。
(「晴天」も「曇天」も「日陰」もイマイチ )

ですから、
「浮雲倶楽部」に掲載している写真データは、
多少色味を変えたり、トリミングをしている場合もあります。

本来であれば、「整理」なんぞは、
撮影直後にするのが理想なのですが、
1200万画素のデジタル写真データを扱うには、
いつも持ち歩いている、
初代 PowerBook G4 のパワーではちょっと……。

でもまあ、
阿寒の森で過ごした楽しい日々を思い返しつつ、
1枚の写真を完成させる、という行為は、実に楽しく、
未だ景気回復の兆しが見えない日常の生活、
また、原稿書きや、各種企画づくりからの逃避には、
ぴったりなんですな、これが(笑)。

整理した中からいい写真だけをセレクトして、
皆さまにご覧いただこうと思ったのですが、
それだと、どのくらい時間がかかるか、見当もつきません。

で、まあ、まだまだ整理途中ですけど、
とりあえず、写真をアップすることにします。

作者といたしましては、
きのこそのものの魅力もさることながら、
阿寒周辺に広がる森の雰囲気、
そして、撮影している、ぼく自身のわくわく感!なども、
重ねてお楽しみいただけたら幸いでございます。

と、いうことで、阿寒のきのこ写真、
楽しめる方だけ、お楽しみください(笑)。

写真は、こちら


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 近況愚写録 

2009年阿寒の森の粘菌(変形菌)写真、第1弾!
(2009年11月10日)


ookudahokori

オオクダホコリ
(撮影データ=D300/60mm)



今年の7月は、異常気象で、
本当に、雨、雨、雨が降り続く毎日でした。

そろそろいいべ!
と、木の中から外世界へと這い出してみたものの、
森には雨のお湿りがまん延していて、
思い通りに子実体へと変形することがかなわず、
(子実体=いわゆる、きのこ状態、のことですな)
変形体のままで途方に暮れていた、
(変形体=にゅるにゅる、にょろにょろ状態、ですな)
と、いう、粘菌くんが多かっただろうなあ……(笑)。

きのこと違って、粘菌は、
超小さいし、いる場所が倒木の裏側だったりするので、
森の中ならではの、光とシチュエーションをいかした撮影が、
なかなか、難しいんですよ、これが。

一昨年くらいだったら、
見つけて、撮影できただけで喜んでいたのに、
今では、構図とか、光の具合とかを考えつつ撮影!
我ながら、進歩したなあ、と思います(笑)。

と、いうことで、
夏の初めに撮った、阿寒の粘菌(変形菌)写真を、
これまた、楽しめる方だけ、お楽しみいただこうかと(笑)。

きのこ写真と同じく、今後、
どのくらいの枚数をご覧いただけるかは、
まだまだ、未知数でございます。

写真は、こちら


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 近況愚写録 

人ごみ、きらい……。
(2009年11月13日)

sibainu hanasan


夕方の散歩の途中、ちょっと街中へ入ったら、
道路が通行止めになっていて、
それで、鬼子母神のお祭りだったと思い出した。

お祭りの歩行者天国を避けて、
ちょっと遠回りして帰るのも面倒くさいので、
そのまま、はなさんと、強行突破。

何も、そんなに身構えることはないな(笑)。

北関東の片田舎で、
人の数なんかタカが知れているし、
本格的に人が集まる時間にはまだ間があったのだけど、
それでも、人がたくさんいる、という状態は、
はなさんも、ぼくも、
ちょっとだけ苦手なのでありました。

見てよ、はなさんの、耳。
なんだなんだこのひとだかりは、って感じで、
けっこう、緊張しているぞ(笑)。

でも、はなさんは、女子中学生に大人気で、
たくさんの人にさわってもらって、けっこう満足。

ふふん、ひとごみもまんざらわるくはないわね!

って感じでもありました(笑)。


sibainu hanasan


おまけ

北海道土産の「わたなべの大粒納豆」を、
一心不乱に食べまくる、はなさん。
(大豆王国十勝の納豆は、本当に、うまい)

納豆は小粒がいい、
なんて思っている人、かわいそう!

ちなみに、はなさんは、
わんこの、麺類、納豆、食い選手権があったら(笑)、
メダル獲得は間違いありません!

特に麺類は、ほれぼれするくらい上手に食べます。


(撮影データ=2枚=GX100)

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 近況愚写録 

恒例の自然薯掘りへ。
(2009年11月28日)

jinenjohori


もう「やんちゃ」をする歳でもないので(笑)、
次に車を買うときには、ジムニーではなく、
普通の車(できれば、スポーツカー!)にしようかなあ、
なんて思ったりしつつも、
上の写真のような、道というか、道もどき(笑)は、
得意中の得意、というか、独壇場、というか、
ジムニーでしか入っていけないので、
面白いなあ、いいなあ、すげえなあ、
やっぱり乗るならジムニーだな!
と、惚れ直してしまうのである(笑)。

現在、走行距離18万キロ弱の、
2代目ジムニー・シェラくんは、
日頃の酷使にも耐え、まだまだ快調。
来年の車検は、もちろん、通すつもりさ!

と、いうことで、前置きが長くなったけど、
師匠みっちゃんと、自然薯掘りへ行ってきた。

掘って、

掘って、掘って、

掘りまくる!


ふう!
はあ、はあ、はあ……。


掘って、

掘って、掘って、

掘りまくる!

根性なしは、1メートル弱の、
まあ、中クラスを、2本ゲットしたところで、
体中が、ぎしぎし、がしがし、悲鳴をあげはじめ、
ギブアップ(涙)!

穴を掘る、という、単純労働行為のツライこと!

しかし、しかし、肉体的苦痛も、
自然薯の味覚アップに一役買っているんだよなあ(笑)。

何はともあれ、今年もこうして、
自然の恵みがいただけるわけです。

ありがたや、ありがたや。


jinenjohori


(撮影データ=2枚=GX100)

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 近況愚写録 

初冬恒例の、東京遠征。
(2009年11月29日)


いやだ、いやだ、と思いつつ、
打ち合わせとか、断り切れない用とか、
まあ、いろいろあって、仕方なしに、東京へ。

いざ、重い腰を上げてみると、それはそれで、
なかなか、楽しかったりするのであった(笑)。


それはそうと。

上京するにあたり、
iPodに新しい曲を入れたいなあ、なんて思って、
iTunes Storeをチェックしていたら、
すげえアーチストに出会ってしまった(笑)。

その人の名は、KOKIA。

たまたま見つけた、
「single mother/クリスマスの響き」
という、配信限定シングルのジャケットに、ピピン、ときて、
とりあえず、試聴してみたら、

わお!!

迷わず、マウスを、カチ(笑)!

そして、ダウンロード販売(インディーズ)のみのアルバム、
「AKIKO∞KOKIA〜balance〜」
と、
同時通常販売、
「KOKIA∞AKIKO〜balance〜」
の、
2枚のアルバムを、カチ、カチ!!

こうなりゃもうヤケだ……(笑)。

調べてみると、KOKIAさんは、
もう、アルバムを10枚も出しているし、
日本はもちろん、ヨーロッパでも人気なのだとか。
不覚にも、まったく知らなかった!

で、一気に、残り8枚大人買い!!

と、言いたいところだけど、
まあ、何というか、いわゆる、ひとつの、
諸般の事情なんつうものがあるので(涙)、
さんざん迷った揚げ句、購入者の評価が高い、
「Remember me」
を、選んでみた。

いやいや、どのアルバムも、秀逸。

聴けば、聴くほど、すげえ声だ。
これほど自由自在に多彩な発声ができる人は、
世界でも、そうはいないぞ。

最初は、いわゆる癒し系の人かと思ったのだけど、
ほとんど奇跡的に「毒」も持っているのよ、この人。
単なる原野牧歌じゃないんだなあ、これが。

「KOKIA∞AKIKO〜balance〜」中の、
「ゲマトリア」という歌のように、
ファンには「KOKIA語(笑)」と言われている、
どこの言葉でもない、発音も意味も不明な「歌詞」の歌もある。
それがまた、どこかの民族音楽を聴いているような、
独特の世界を創り出しているのね。

それにしても、
聴けば聴くほど、その素晴らしさが迫ってくる。
いやあ、日本にも、こんな歌手がいたんだなあ……。

もし、まだ、KOKIAさんの歌を聴いたことがない人は、
(もしかして、そんな人は、いない?)
要チェック、ですぜ!

遠からず、全アルバムを揃えてしまうことは、
まあ、間違いないな……。


そして、今回、
主役の座は奪われてしまったけど(笑)、
Lady Gagaの「The Fame Monster (Deluxe Version)」も、
評判に違わず、良かった。

もちろん、前から「すげえ」のはわかっていたし、
YouTubeで見るPVも、面白いと思っていたのだけど、
(ダンスも歌同様に素晴らしいよね)
ぼくの好みからすると、歌が上手すぎるというか(笑)、
声が硬質過ぎる、というか、
ちょっとだけ敬遠していたのね。

ところが、DL販売の新譜は、24曲入りで、2000円!
つい、右手が、カチ、と動いちゃうよなあ(笑)。

さてさて、そろそろ、
冬ごもりにそなえて(笑)、
節約、節約。


tokyo city

マクロスって、ロボットアニメじゃなかったっけ?
今は、萌え系(笑)がメインなのかな?


tokyo city

この通路を歩くのは、いつも夜なんだよなあ。


tokyo city

何となく、気になった場所(笑)。


tokyo city

夜の帰宅ラッシュ。
これこれ、これがあるから、東京はイヤなんだ(笑)。
各駅停車だから、これで、まだ、マシな方なんだよねえ……。


jinenjohori

東京へ出てくると、主食はラーメンなんだけど(笑)、
たまには、まあ、お寿司もいいかと……。


(撮影データ=5枚=GX100)
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・・・注・・・

KOKIAさんのCDのタイトル
「KOKIA∞AKIKO〜balance〜」
「AKIKO∞KOKIA〜balance〜」
中の
「KOKIA」と「AKIKO」の間にある記号、
「∞」=インフィニティ・無限大=は、
(数字の8が横になったやつですな)
ご覧のブラウザによっては、
表示されない、もしくは、
文字化けしている可能性があります。
あらかじめ、ご了承ください。


超オススメ、です!

  


 
 近況愚写録 

「The Top 50 Guitar Riffs Of All Time」
(2009年12月2日)

katahokori


music radar というウェブサイトで、
「The Top 50 Guitar Riffs Of All Time」
ってのが発表されてます。

1.The Jimi Hendrix Experience「Voodoo Child (Slight Return)」
2.The Guns N' Roses 「Sweet Child O' Mine」
3.Led Zeppelin「Whole Lotta Love」
4.Deep Purple「Smoke On The Water」
5.Derek And The Dominos「Layla」
6.AC/DC「Back In Black」
7.Metallica「Enter Sandman」
8.The Beatles「Day Tripper」
9.Nirvana「Smells Like Teen Spirit」
10.The Rolling Stones「(I Can't Get No) Satisfaction」

例によって、こういう企画には、
賛否両論が寄せられると思いますが、
まあ、これは、これで、けっこう妥当かなあ、
と、思ってます。

ただ、個人的には、
レッド ツェッペリンのジミー・ペイジのギターリフは、
「Whole Lotta Love」よりも、
「Immigrant Song」の方が、すげえなあ!と思うし、

ビートルズのギターリフで言えば、
「Day Tripper」よりも、
「I Feel Fine」の方が、鳥肌モノだ!と思うし、
(その昔、すげえ頑張って、耳コピーしたな!)

ストーンズの曲だって、
「(I Can't Get No) Satisfaction」
よりかっちょいいリフはいくらでもあるし……。

ま、
世の中広しといえども、
指1本でギターリフを弾いてサマになる人は、
キース・リチャーズ大先生をおいて、
他にはいらっしゃいませんが!

なんだ「妥当」でも何でもなく、
異論ばっかり出してるじゃん(笑)。

1位のジミヘンは、何でも、
総投票数の14%を獲得したらしいです。

まあ、とにかく、時代は変わっても、
ギターと言えば、ジミヘン、というのは、
不変ですな。

で、

こんなランキングを掲げて、
一体、何が言いたいか、と言いますと、
いやいや、別に自慢、という訳では……、
あ、やっぱり、自慢なんですけど(笑)、
あ、でも、やっぱり、自慢にもならないか……、
ま、いいや(笑)。

ええと、ええと、言いたかったのは、
ぼくは、この、上位10曲が収録されているアルバムを、
全部持っていて、全部iPodに入れてあると……。

失礼いたしました。


ちなみに、この話題を知ったのは、
「BARKS」というサイトなんですけど、
1位のジミヘンの曲を「Voodoo Child」って書いてますが、
「Voodoo Child (Slight Return)」が正しい。
(Slight Return)をはしょっちゃダメじゃん!


あ、そうそう、すっかり忘れてました(笑)。

粘菌、です、粘菌。

ちょっと間が空いてしまいましたが、
「2009年阿寒の粘菌(変形菌)その2」の、
拡大画像をアップしたんですよ(笑)。

いつも言いますが、
楽しめる方は、お楽しみください。

きのこはいいとしても、やはり、粘菌は、
よりマニアックな世界なので(笑)、
何がそんなに面白いのかわからない、
と、いう方も、いらっしゃるわけです。

粘菌ネタが続くと、
もっと柴犬はなさんの画像をアップしてほしい、
というメールをいただいたりもします。

でも、心配は、ご無用!

そのうち、きのこ、粘菌のネタが尽きて、
はなさんの写真ばかりアップするようになりますから(笑)。


と、いうことで、
2009年阿寒の粘菌(変形菌)その2、の拡大画像は、
こちらです


(撮影データ=D300/60mm)

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 近況愚写録 

開設8周年!
(2009年12月8日)

shibainu hanasan


ええと、「浮雲倶楽部」は、
John Lennonさまの命日であり、
太平洋戦争開始の日でもある、本日、12月8日、
8回目の「誕生日」を迎えました。

1年を振り返るには、まだ少しだけ早いのですが(笑)、
今年は、思いの外、たくさんの方々にご訪問いただきまして、
本当に、嬉しく思います。

ありがとうございました。

まあ、これからも、マイペースで、
のほほん、とやっていきたい、と思ってます。

今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。


追記。

0時を過ぎて、12月8日になったので、
データをアップロードしようとして、
ふと、目に付いた、充電終了のiPod nanoを手に取り、
プレイスイッチを押したら、
なんと、なんと、かかった最初の曲が、
John Lennonさまの「Happy X'mas(War Is Over)」!!

そんな、ちょっぴり幸せな気分も、
とりあえず、ご訪問の皆さまにおすそ分けします(笑)。

どうぞ、皆さまにも、これから、
いいことがたくさんありますように!


shibainu hanasan

朝寝をしたいシバイヌ VS 本を読みたいニンゲン
毎日、貴重な日だまりの場所争いが繰り広げられる。

本日は、引き分け(笑)。


shibainu hanasan

午後になると、部屋に日が射し込まなくなるので、
すかさず、机の下の、足温器?に移動……。

はなさんに、ジャストサイズ!
って、ものすごく邪魔なんだけど(笑)。


(撮影データ=3枚=GX100)

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 近況愚写録 

まるで、空間に、ペイントするように……。
(2009年12月16日)

kumo


秋の初め、早朝の、阿寒の森。
クモが、もくもくと(笑)、巣をつくっていた。

宇宙の謎を解く真理であるかのようなクモの巣の造形も、
技を究めようとする職人のようなクモの動きも、
見ていて飽きない。

いやいや、それにしても、クモの巣は、
外側からつくっていくんですな!

足を止めて、じっくり見るにつれ、
巣の大きさは場所によって変えるのか?
編み方に変化を持たせることはあるのか?
などなど、
クモに聞きたいことが次から次に頭の中を去来する(笑)。
(ひとつの固体をず〜っと観察し続ければ、答えは出るかな?)

ニンゲンからしてみれば、
すごく特別なことをしているように思えるけど、
クモの巣を張ることは、
クモにとっては当たり前のこと。

太陽の周りを回る地球の運動と、
木から落ちるりんごの運動が、
同じ力によって引き起こされていることも、
(いわゆる、万有引力、ですな!)
宇宙では当たり前のこと。

じゃあ、クモの巣と、宇宙の、共通項は……?
などと、だらだらと、アホな思索をするのも、
これがまた楽しいんだよなあ(笑)。

ええと、突然でやすが、なぞかけです。
森の散策、とかけまして、トイレと解きます。
ほう、森の散策とかけまして、トイレと解く、ね。
で、その心は?
思考、空想、する場所です。

失礼いたしました(笑)!

しかし、まあ、
クモがこれだけ手間をかけてつくっている姿を見ると、
森の中で、むやみやたらにクモの巣を払うのを、
少しだけ遠慮しなくちゃ、と思ったりもする……。

朝日が当たって、
きらきらと輝いていたから目に入ったものの、
きっと、日中に見たなら、
普通の、一般的な、どこにもあるクモの巣で、
気にも留めなかっただろうな、と思うと、
これだから、早起きの森歩きは、やめられない!

ちなみに、クモが嫌いな人って、
けっこう多いですよね……。


(撮影データ=D300/60mm)

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 近況愚写録 

ようやく冬がやってきた!
(2009年12月17日)

shimo


shibainu hanasan


shibainu hanasan


お寒うございます。

何でも、数年ぶりに、強い寒気がきているのだとか。
最近、温暖化の話題ばかりなので、寒気、大歓迎、です(笑)。

朝の散歩へ出かけたら、
いたるところ、霜が降り、霜柱が持ち上がり、
それが、太陽に照らされて、黄金に輝いてました。

よく見ると、はなさん、保護色です(笑)。

この寒さのことをすっかり忘れていて、
昨日、頭を丸坊主にしてしまったので、
パーカーのフード がありがたかったの何のって……(笑)。

しかし、カシミアって素材は、すごいですねえ!
暖かいし、軽いし、やわらかいし、もう、病みつき、です。

内モンゴルのヤギさん、ほぼ日さん、ありがとう(笑)!

それはともかく、はなさんが、
さくさく、と霜柱を踏みしめる音を聞くと、
ああ、冬がきたなあ、と実感します。

と、いうことで、今シーズン初めて、
エアコンではなく、灯油ストーブを点けました。

瞬く間に、ストーブは、
ぽっかぽかのあったか〜い熱を放ちはじめ、
それまで寒かった部屋の核になって、
部屋の存在そのものが、ストーブなしにはあり得ないような、
そんな錯覚を覚えるような存在感を示します(笑)。

そして、そんな宇宙の中心とも言える、
快適な場所は、すかさず占領されてしまいます(笑)。


shibainu hanasan


(撮影データ=4枚=GX100)

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 近況愚写録 

初夏の白神山地、小さな沼のほとりで。
(2009年12月20日)

shiragamisanchi


寒い日が続いています。

地球が温暖化している(かもしれない)ことを、
忘れてしまいそうですな。

なのに、この、季節外れの風景!

今年の6月、北海道へ渡る前に寄り道した、
白神山地で撮影した写真です。

久々にPowerBook G4の電源を入れたら、
「近況愚写録」に載せるつもりで準備していた写真を、
偶然見つけてしまった、というわけです(笑)。

半年も前の、ちょっと寒々しい写真ではありますが、
改めて見てみると、「なかなかいいじゃん……(笑)」

と、いうことで、
白神山地の森の雰囲気を、
ゆっくり、じっくり、
お楽しみいただたら幸いです。

初夏の白神山地、小さな沼のほとりで


(撮影データ=D300/60mm)

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 近況愚写録 

2009年、本と、音楽の、オススメ(順不同)。
(2009年12月29日)

shibainu hanasan

うわ、よ〜く拭いたつもりだったけど、
はなさんの足、きったねえ〜(笑)!

散歩の時、河原で、水の中をばしゃばしゃ、
粘土の上をにゅるにゅる歩いたからなあ……。

ま、そういうことで(笑)、
今年もあとわずかですねえ……。

皆さま、どうぞ、よいお年を。


「オススメ本」

何を隠そう、今年買った本のうち、
半分くらいが、マンガだった(笑)。


「ONE-PIECE」(ジャンプ・コミックス)は、
ここのところ、
冒険活劇わくわく感にさらに磨きがかかり、
神がかりかと思われるような展開が続く。
登場人物の描き分けも、構図も、とにかく、すげえ。
毎回、読むのがすごく楽しみ。


最新刊の56巻は、
初版発行部数285万部とマンガの新記録を樹立。
もはや、国民的マンガと言っても過言ではない。


コミックバンチで連載中の

「コンシェルジュ」(既刊17巻)を、
一挙、10冊以上も「大人買い」してしまった(笑)。

労働の基本とは何か、を考えさせられる好作品。
巻が進むごとに、登場人物が成長していくさまは、
まるで青春小説のようでもある。


ヤングジャンプで連載中の

「孤高の人」(既刊8巻) は、
リアリティーな描写もさることながら、
今までの山岳マンガを超越した、
ドロドロ感が大きな魅力のひとつ(笑)。

山に登るニンゲンは、2種類いる。
チームを組むか、単独で行くか。

ぼくは、もちろん……。


あと、今年は、
宇宙、環境、生物などをテーマにした、
いわゆる「理系」の本をけっこう読んだ。


松井孝典
「宇宙誌」



池内了
「疑似科学入門」



養老孟司/岸由二
「環境を知るとはどういうことか」



福岡伸一
「世界は分けてもわからない」


どれも示唆に富み、世界を広げてくれて、面白かった。


文系(笑)では、他に、


内田樹
「日本辺境論」



竹田青嗣
「中学生からの哲学「超」入門」


お二人の著作には、
生きていくうえのアイディアを、
たくさんもらった気がする。


小説読書は、保守的になってしまい、
定番中の定番ばかりを追い求めるあまり、
表紙買い、帯買い、などの「冒険」をしなかった(笑)。


北村薫
「鷺と雪」



北村薫
「元気でいてよ、R2-D2。」



伊坂幸太郎
「あるキング」



伊坂幸太郎
「SOSの猿」



佐伯泰英
「居眠り磐音シリーズ」(既刊30巻)


北村薫、伊坂幸太郎、佐伯泰英に、外れなし!


そして、いよいよ、真打ち登場。


星野道夫
「カリブー 極北の旅人」


こうして、また、
星野さんの写真を見ることができる幸せ。

何も言わず、時間を忘れて、
ただ、ひたすら、
その写真の、その文章の世界にひたっていたい。


  
村上春樹
「1Q84 BOOK 1」   「1Q84 BOOK 2」

今年最大の話題作であり、
不況の出版業界にあって、奇蹟の大ベストセラー。

世界的作家の感性によって、
「実世界」が「物語」に生まれ変わる。

少しでも早く、BOOK3が読みたい!



東野圭吾
「新参者」


この人の肩書きに、
もう「ミステリー」という文字は必要ない。
もともと「外れ」作品がない人ではあるけどね。

ずべこべ言わずに、
短編集のような長編世界を楽しもう。



「オススメ音楽」

ここ数年、音楽欲、というか、
CD購買欲がすごく落ちていたのだけど、
今年は、うっぷんを晴らす、というか(笑)、
「最近」の音楽をたくさん聴いた気がする。

ちなみに、ぼくにとっての「最近」の音楽とは、
おおまかには、1990年代、
アーティストで言うと、Oasis 以降のこと(笑)。

で、まあ、
同時代的には、やや敬遠しがちだった、
R.E.M. とか、
Red Hot Chili Peppers とか、
Radiohead とかを、
今、改めて聴いてみると、
これがなかなかいいんだなあ!
(あったりまえだべさ!という声が聞こえる……)

The Beatles とか Led Zeppelin は、
ほぼ毎日聴いているけど、
昔の音楽、という気がしない!

それは、それとして、
今年、特筆すべきは、邦楽。

ずっとずっと邦楽から遠ざかっていて、
最後に買った邦楽CDは、数年も前の、
木村カエラの「KAELA」だったのだけど、
今年は、
相対性理論、に始まり、
原田知世、KOKIA、いきものがかり、
平野綾、放課後ティータイム(桜高軽音部関連)、
などなど、
いままで知らなかった禁断の世界(笑)へ、
足を一歩踏み出してしまった感が……。

定額給付金!で、
新しいiPod nanoも買ったことも影響してる(笑)?

今年、手に入れたアルバムは、
ほとんどが「ダウンロード」。
と、いうか、
iTunes Store にないものだけCDを買った。

時代が変わったなあ……。

現実問題として、ダウンロード販売は、
CDを買うより、お得な場合が多いからね!

実は、レコード以来、
数十年ぶりに、シングル曲も購入した(笑)。

普通にシングルCDを買うと、
全4曲のうち2曲はカラオケ、みたいな場合が多いけど、
ダウンロード販売ならば、
いらないカラオケは買わずに済むので、
これまた、財布に大変優しい(笑)。


「邦楽」


相対性理論 「ハイファイ新書」

間違いなく、今年、いちばん多く聴いたアルバム。
とにかく、ヴォーカルのやくしまるえつこ嬢の歌が素晴らしい。

意味があるようでない、ないようである、
まるで、80年代の広告コピーのような、
独特の世界観を持った歌詞も面白い。

マスコミにほとんど露出しないので、
まだまだ知らない人が多いかもしれないなあ。

まだか、まだか、と次作を待ってます。



TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム
「放課後ティータイム」 [Limited Edition]


アニメ音楽に偏見を持ってはいけません(笑)。

最近、とんとご無沙汰だった、
小気味良いガールズポップです。

最近の声優さんは、声がいいのはもちろん、
歌もすごく上手いし、顔もかあいい。
もともと表現力とか説得力はある人たちなので、
歌手として、理想的だし、無敵じゃん!

しかし、キャラクターソングと称して、
マキシCDを何枚も発売するやり方には、
みかんのみ、じゃねえや(笑)、
遺憾の意を呈しておきたい!



KOKIA
「Coquillage〜The Best Collection II〜」
(初回限定盤) [Limited Edition]


KOKIAの最大の魅力でもある多彩な声が、
ぎっしり詰め込まれている。
容量が限られているiPod nanoに入れておくには、
幕の内弁当的ベスト版がぴったりくるのだ。



湯川潮音
Sweet Children O'Mine


ぼくの好みとぴったりの、洋楽カバーアルバム。
選曲のセンスからして、タダモノではない(笑)。

普通「Sweet Child O'Mine」をアレンジをするなら、
絶対に、Slash が弾くあの印象的なギターリフを、
どこかにちりばめると思うのね。
それほど、曲と、ギターリフは、一体化しているはずなのだ。

しかし、湯川潮音は、
原曲をまったく気にすることなく、
自分の好き勝手に歌ってみました、
というスタンスをつらぬく。
しかも、すべての曲。

凡百のアーティストにできる技ではないわな。
その心意気や、よし!

この手のカバー集には、
けっこうがっかりさせられることが多いのだけど、
湯川潮音は、
元の曲が、ハードロックであろうと、
強引に自分の世界へと引き込んで、
原野牧歌的に、高らかに歌い上げてしまうのだった。

快作!



「洋楽」


Michael Jackson 「THIS IS IT」

Michael Jackson死亡のニュースを聞いたのは、
忘れもしない、青森県は、新郷村の、
キリストのお墓へ向かっている途中だった。

それまで、Michael Jacksonと言えば、
「Thriller」しか聴いたことがなく、
ダンスと歌セットというか、ダンスがメイン、
という感じがしないわけではなかったけど、
改めて、じっくり聴いてみると、
ヴォーカリストとしても秀逸だったんだなあ。

世界第一級のエンターテイナーだもんなあ……。

2枚目のCDを、ぜひ聴いてほしい。
アコースティックギター1本で歌うデモバージョンや朗読など、
表現者としてのMichael Jacksonのすごさが実感できる。



Orianthi 「Believe」

Michael Jacksonの映画
「THIS IS IT」に出演していることで知った。
ぼくにとっては、今年最大の収穫。

ギターテクがすんげえ!のはもちろん、
(使用ギターが、Paul Reed Smithってのがまたシブイ!)
Avril Lavigne を軽く凌駕するほどのヴォーカルもグッド。
ソングライターとしても素晴らしい。

聴いてわくわくする、正当ロックミュージックだ。

Orianthiの経歴を調べると、
オーストラリア・アデレード出身、
6歳の頃からギターを弾き始め、
Carlos Santana、Steve Vai、Prince、ZZ Topなど、
そうそうたる面々とジャムったりするなど、
24歳にして、すんげえキャリアの持ち主なのだ。

あ、ここのリード、Steve Vai だ!
ZZ Topのひげのおっさんだったら、ここでギター回してる(笑)、
って感じで、このアルバムのいたるところに、
上記面々の面影を感じることができる。

2010年1月27日に、日本版がリリースされる予定。



ザ・モンスター [Limited Edition]

聴けば聴くほどハマってしまう。

前作に、新譜のCD1枚をつけて、
2枚組みのリミテッドエディション、として発売する方法に、
新作だけ聴きたい人は、地団駄を踏んだらしいけど、
ダウンロード販売で買えば問題ない(笑)。

何より、Lady Gaga は、大の日本びいきで、
なんと「ヨーコ」という名の柴犬を飼っているらしい!
それだけでも、
世界一のポップ歌手、との称号を与えたい(笑)。


(撮影データ=GX100)

Copyright (C) ukigumo club All rights reserved.



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