近況愚写録 

気の持ちよう。
(2008年12月25日)

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11月に引き続き、再び、上京。
渋谷へ行ったのは、何年振りだろう?
20年くらい前、6年ほど、渋谷区民だったわけですが、
今では、ほとんど縁がなくなりました(笑)。


shinjuku


shinjuku


shinjuku


shinjuku

shinjuku

人ごみは嫌いなんだけど、
東京は人がたくさんいるのが当たり前だから、
心の準備もしやすい(笑)。

しかし、いざ、出かけてみると、
これが、なかなか、面白かったりするんだよなあ(笑)。
何と言っても、大きな本屋さんがあるし!

上の5枚は、新宿で撮影。


densya


(撮影データ=7枚=GX100/JPG)


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 近況愚写録 

2007年阿寒の森のきのこ。
(2008年12月23日)

kiirosuppontake

(撮影データ=D70/105mm/RAWからJPGに変換)


東京上野の国立科学博物館で開催されている特別展、
「菌類の不思議」の入場者が10万人を超えたとか。
すごい数字だと思います!
日陰も日陰の日陰者(笑)、菌類メイン、ですからねえ。

確かに、11月に、ぼくが見に行ったときも、
平日にもかかわらず、若い娘さんがたくさん来ていたものなあ。

もしかしたら、世の中、
菌類ブームになりつつあったりして(笑)?

だとしたら、ようやく、時代が、
ぼくに追いついた訳ですな〜(笑)。

例えば、きのこって、すごくきれいなんだけど、
ちょっとグロテスクに見えたり、エロく見えたり、
あと、名実ともに「毒」を感じさせる部分があるでしょ。

もし、万が一、若い娘さんが、
食べることを別にして(笑)、
きのこに魅かれる理由があるとするならば、
「キモカワイイ」ってことなのかなあ、なんて思ったりします。

最近のファッション雑誌の表紙を飾り、
若い娘さんたちに支持されているモデルのおねえちゃんたちって、
まさにそんな、きのこ的な感じがしませんか(笑)?
(スミマセン)

とにかく、みなさん、きのこは、面白いです!
そして、もちろん、粘菌も、面白いです!

と、いうことで、またまた、
まるで親のカタキを打つかのように、
これでもか!と、きのこ写真をアップします(笑)。

今回は、去年、2007年に撮影したきのこ写真。
クオリティー的に、イマイチという感じがしますし、
今さら何だかな〜って感じもしますが、
怖いものはないし(笑)、
出し惜しみする理由もないし(笑)。

ただひとつ言えることは、
来年の写真に、もっとご期待ください、と(笑)。


では、
2007年に阿寒の森を中心に撮影した、
きのこの写真をご覧あれ。

きのこワールドへ

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 近況愚写録 

日高山脈をめぐる冒険。
(2008年12月20日)

tokachiporoshiridake

(撮影データ=D2X/12〜24mm/RAWからJPGに変換)


今回は、日高山脈の写真をご覧いただこうかと。

中高年の登山ブームと言われて久しく、
全国各地に散らばる「百名山」は、
ミシュランに掲載されたあとの高尾山ほどではないものの(笑)、
団体登山者に占拠されるがごとく、大変な賑わいだとか。

北海道も決して例外ではなく、
「百名山」に選ばれている、
利尻岳、羅臼岳、斜里岳、阿寒岳、大雪山、
トムラウシ山、十勝岳、幌尻岳、後方羊蹄山、の9つは、
夏山シーズンともなると、どの山も混雑してます。

その中の、幌尻岳が、日高山脈からの選出(笑)。
沢登り的な要素があったりして、
あまり一般向けの山とは言えないのですが、
やはり「百名山ピークハンター」がたくさん訪れ、
夏山シーズン中は起点となる山小屋の予約がほとんど取れません。

ちなみに、ポロシリとは、アイヌ語で、
大きな、山、という意味。
ポロシリ岳そのものが神さまでもあり、
アイヌの人たちは、幌尻岳に登る時には、
カムイノミ(神事)をして、神に祈ったそうです。

それはそれとして。

日高山脈の魅力は、何といっても、その原始性。
幌尻岳といくつかの例外をのぞけば、
名前がついている多くの山でも、
今なお、登山道があまり整備されておらず、
ピークを踏むには、川を遡り滝をよじ登る必要があります。

稜線へ登り詰めても、安心するのはまだまだ早い!
今度は、人の背丈ほどあるハイマツとの戦いが……。
そう、
日高山脈へ行くことは、登山、というより、
冒険、探検、という言葉の方がぴったりだと思います。

その方が、かっちょいいし(笑)。

ここ数年、日高山脈のルポを雑誌に発表してますが、
実は、記事にしていない、秘密の行動があります!

それは、たき火!!

日高の沢を遡って、中流部より上へ行けば、
今の世の中で、これほど、おおっぴらに、大胆に、心ゆくまで、
たき火ができる場所は、そうはないと思われます。
(もちろん、守らなければならないルールがあります)

苦労して、苦労して、
ようやくたどり着いたテントサイト。

天の川の中洲まではっきり見える満天の星空の下で、
沢音を聞きつつ、ちろちろ燃える優しい火を見つめながら、
仲間と語らい、時には独りで、
飲む酒が、まずいわけがありません(笑)。

日高山脈の圧倒的なまでの大自然が、
いつまでもいつまでも続くことを願ってやみません。


では、
2005年から今年2008年にかけて撮影した、
岳人憧れの山、日高山脈の写真をご覧あれ。

冒険の始まりだ!

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 近況愚写録 

大雪山系と道央の短い夏。
(2008年12月18日)

shikotsuko

(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)

夏の写真をご覧いただこうかと。

あ、ちなみに、
「PHOTO」のページに掲載している写真、
大幅に削除しました。

理由のひとつは、
HP用のデータが増えすぎてしまって、
(1000以上になってしまった)
今のうちにきちんとしておかないと、
管理するのが面倒くさくなりそうだったこと。
(サーバーの容量的には全然問題なかったけど)

そして、やっぱり、5年以上前の写真は、
クオリティー的にもすごく落ちるので(涙)、
人さまにケツの穴をさらしているような(笑)、
そんなこっ恥ずかしさを感じていたもので……。

さて。

6月下旬から8月上旬にかけての北海道は、
ありとあらゆる場所で花が咲き乱れます。

もう、富良野や美瑛の丘に咲く栽培植物、
山の上の高山植物、原生花園の水辺の植物、などなど、
山から里から街から、花だらけ。

とにかく、花が見たければ、
観光シーズン真っただ中で、非常に人が多いけど、
この季節に来道することをオススメします。

ただ、混んでいる、と言っても、もちろん、
全道どこでも観光客であふれているわけではありません。

人嫌いな地元民(笑)は、
人のいない、それでいて絶景が待っている、
穴場、穴場を訪ね歩くわけです。

そんな場所へ行きたいって?

ふふふふ、へっへっへ、
僕は、ネイチャーガイドでもあるので、
有料で案内しまっせ、お客さん(笑)!


では、
2005年から2007年にかけて撮影した、
富良野、美瑛、大雪山系、十勝北部など、
いかにも北海道の夏らしい(笑)風景をどうぞ。

さわやかな夏の北海道へ!

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 近況愚写録 

みちのくの春と夏の初め。
(2008年12月15日)

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(撮影データ=D2X/28〜70mm/RAWからJPGに変換)


今回は、春の写真をまとめてご覧にいれよう思います。

当時は、いい!と、思っていても、
今見ると、なんだかな〜、という写真もたくさんあります(涙)。

何より、
冬とか夏(これから公開していくつもり)に比べると、
魂がこもってない、というか、
春の女神が、うっふ〜ん、と邪魔をしてくるせいもあるけど(笑)、
格段に下手なんだよなあ……(涙)。

来年も春の東北に行けるようであれば(笑)、
ぜひ、頑張って、いい写真を撮りたいと思います。

そう、そう、今年の春の東北の旅は、
いくつかの仕事がバッティングしていたうえに、
いくつかのトラブルが重なり、
目茶苦茶ぐちゃぐちゃに振り回され、
予定を相当早めて群馬へ帰るはめになったのでした。

そのうえ、滞在中でも、
きのこや粘菌ばかり探し求めてしまい、
風景や草花に対する愛は風前のともしび(笑)。

仕事的には、ケリをつけてから出発すれば問題ないのですが、
(ええ、そうです、早く原稿を書けばいいんです、はいはい)
きのこ、粘菌に走るな、というのは今更無理というか、
きのこ、粘菌の写真しか撮りたくないので(笑)、
今後、風景写真を充実させるのは難しいかもなあ……。


では、
2005年から2007年にかけて、
東北地方で撮影した、春と初夏の写真をご覧あれ。
(注=群馬、栃木で撮影した写真も何枚かあります)

緑あふれる春の東北へ!

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 近況愚写録 

Ovation Custom Legend 12-String
(2008年12月14日)

なぜか、突然、ギターのハナシ。
興味ない人は、スルーしてください(笑)。

ovation custom legend 12-string


ovation custom legend 12-string

半年振りに、12弦ギターを引っ張り出した(笑)。

12弦ギターは、
太い方の弦である6弦から4弦には、
通常のギター弦の上側に、
1オクターブ上の音を出す細い弦が足され、
細い方の1弦と2弦には同じ弦が2本ずつ張ってある。

写真のギターは、アメリカ製の

Ovation Custom Legend
(オベーション・カスタムレジェンド)

と、いう。

ギターの内部にマイクが設置されている、
エレクトリックアコースティックギター、
いわゆる、エレアコ、のハシリで、
かれこれ20年くらい前に新品で購入した。

サンバーストのボディーカラーと、
メキシコ貝の豪華なインレイが印象的だけど、
このギターの最大の特徴は、何と言っても、
丸く加工されているボディーの裏側が、
木ではなく、宇宙航空技術を駆使したという、
特殊カーボンファイバーでできていること。

ほんのちょっと低音がこもりがちだけど、
生音でも、内蔵マイクを通しても、
きらきらと輝くようなサスティーンと、
うねるようないくつもの倍音が渾然一体となった、
ツブが立ついい音、いわゆる鈴鳴り、がするし、
ボリュームもあるし、バランスもそこそこいいし、
経年による音の枯れ方も十分。

見た目も、新品のようにきれい(笑)。

ス〜バラシ〜、と思うのだけど、
弦が12本も張ってあるから、ちょっと弾きづらいのだ。
弾きづらい、ということは、疲れやすい。
そして、当たり前だけど、弦代が高い(笑)。
必然的に、出番は、半年に一度くらいになってしまう。
(だから、キズもなく、ものすごくきれいな状態なのだ)

12弦ギターの最大の魅力は、
4弦と3弦に張ったオクターブ上の弦の音。
ほかのギターにはない、異次元の高音だ。

気持ちよく弾くコツは、
4弦、3弦とそれぞれの上に張った弦を常に意識して、
通常よりもダウンストロークを多めにすること、
指で弾くときには、右手の親指にサムピックをつけるなどして、
なるべく2本の弦を同じタイミングで鳴らすこと、かな。

ちなみに、ぼくは、
12弦ギターでスリーフィンガーをやる場合、
通常どおり2本同時に弦を弾く、
2本あるうちの太い方の弦のみ弾く、
逆に細い方の弦だけを弾く、
と、3種類の弾き分けができます。
これって、ちょっと、すごいかも(笑)。

半年ぶりに新しい弦に交換して、
きっちりチューニング!

きっちりチューニング、と書いたけど、
実のところ、チューニングメーターを使っても、
なかなか音が合わないのよ、これが。

チューニングメーターで、
数値的?に完璧に合わせた!と思っても、
じゃら〜ん、と実際に弾いてみると、
なんか、微妙に狂っているように感じたりして(笑)。

ただ、その、微妙な差というか、
でたらめ感というか、ピッチの不完全性は、
ギターの欠点でもあり、大きな魅力でもあるのさ。

12弦ギターは、弦が多いだけに、
単純な、6弦プラス6弦、だけの音ではなく、
さらに、何かがプラスされているような感じがする。

あまり完璧主義者にはならずに、
ある程度まで頑張ったら、諦めるのが正しい(笑)。

そしたら、もう、細かいことは抜きにして、
ガンガン弾きまくればいいのさ(笑)。


しかし、しかし、
超貧乏暗黒学生時代(笑)に、
日常生活や学業に支障をきたすのが分かっているのに、
アルバイトをしてやっと貯めた大枚をはたいて、
なぜこんなツブシ?の利かないギターを買っちゃったのか?
いまだに、自分でも分からない(笑)。

大好きな Paul Simon が、
Simon and Garfunkel 再結成の際、
Ovationのギターを弾いていた。

同じく、大好きなギタリストの、
Al Di Meola(アル・ディ・メオラ)が、
OvationのCustom Legendを弾いていた。

当時熱中していたバンド活動で、
The BeatlesやEaglesなんかの曲をやるとき、
12弦ギターの響きが欲しかった。

他人があんまり使っていない音を求めていた。

などなど、
いくつかの複合的な理由で買った、とするのが、
自分ではいちばん納得しやすい(笑)。

でも、大大大好きな John Lennon がメインで使っていた、
Gibson J160EやGibson Les Paul juniorやEpiphone Casinoは、
何を隠そう、未だに、どれひとつも持ってない!

やっぱり、真相は、不明だ(笑)。

きっと、誰かが、夜な夜な耳元で、
「12弦ギター、12弦ギター……」
ってつぶやいていたに違いない(笑)。

ちなみに、12弦ギターの音が聞きたい、と思ったら、
まずは、Eaglesの名曲中の名曲「Hotel California」をどうぞ。
(この曲を知らない人はいないか?)


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おまけ。

1973年につくられたこのMorrisのギターは、
多分、当時、いちばん安い部類に属していたはず。
ただ、昔のギターはきちんと作られているし、
木の材質も驚くほどいいので、すごくよく鳴る。
超お気に入りの1本なのだ。

5弦にしてあるのは、弦を切ったからではなく(笑)、
かの、Keith Richards大先生ご用達の、
オープンGチューニング6弦外し、
にしてあるから。

「Street Fighting Man」

「Happy」

「Start Me Up」

「Brown Sugar」

などなどの超名曲が、
お茶の子さいさい、で弾けてしまう、
悪魔に魂を売った魔法のチューニングなのだ(笑)。


(撮影データ=3枚=GX100/JPG)

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 近況愚写録 

開設7周年記念日。
(2008年12月8日)

shibainuhanasan

(撮影データ=GX100/JPG)


お寒うございます。

ガソリン価格もかなり落ち着きを取り戻した今日この頃、
いかがお過ごしですか?

いやいや、冬ですな。

ぼくは、春と秋には敏感なんです。
「浮雲倶楽部」にも時折書いてますけど、
春と秋の場合は、
「今日から春だ」
「今日から秋だ」
というような、明確な季節の変化を感じるんです。
が、夏と冬の到来に関しては、
これだ、という決め手がありません。

散歩へ行ったついでに、季節の変化について、
柴犬のはなさんに、聞いてみました(笑)。

はなさん的には、
冬毛がすべて抜けた日が、夏の初日、
冬毛がすべてそろった日が、冬の初日、
だそうです(笑)。

ふむふむ、実に、分かりやすい。

はなさんが言うには、
季節の移り変わりは、鼻の粘膜で感じるものだとか。

植物の花粉やら、
菌類の胞子やら、
動物の体臭やらが、
ある日を境に、ぐ〜んと増える、と。
拙いニンゲンの鼻でも、何となく、香りを感じる。
その変化に気がついた日が春なんですね。

秋は、その逆。
香りの質も、ぐぐ〜んと変わるとか。
(ウイルスの匂いは急激に増えるそうです)

もちろん、はなさんは、
その優れた嗅覚で、夏の到来も、冬の始まりも、
毛の生え方だけではなく、
ぴったり嗅ぎ分けることができることは、
言うまでもありません。

何か学術的な高尚な話題を提供するつもりだったけど、
ついつい、アホな方向へ走ってしまって。
ま、いいか(笑)。

そういうことを考えると、
冬って、眠りについたり、
活動を弱めたりする生物が増えるから、
地球の香り?がより楽しめる季節なのかもしれませんな。


さて。
インターネット世界のすみっこに咲く隠花(笑)、
当「浮雲倶楽部」は、
John Lennonさまの命日、
そして、
日本が太平洋戦争を始めた日、
でもある、
本日、12月8日に、開設7周年を迎えました。

よくまあ7年も続けているよなあ……。
HPをつくるのが面倒くさいならブログにしたら?
なんてよく言われますが、ブログをやるのは、イヤなんです。
(ブログをやる?する?書く?どれが正しい使い方?)

ナゼイヤカ
気ガ進マナイカラ
ナゼ気ガ進マナイカ
イヤダカラ
(by 内田百けん=けん=は門構えに月)

偏見なんですけど、ブログは、なんか、
ビール味の発泡酒みたいに思えるんですよねえ……(笑)。


何はともあれ、
これからも、ゆるゆるやっていきたい、と思います。
よろしくお願いいたします。


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